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公開番号2025021556
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125338
出願日2023-08-01
発明の名称着脱可能な水素タンクへの水素充填装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 13/00 20060101AFI20250206BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】意図しない水素の放出を防ぐことができる、着脱可能な水素タンク(水素カートリッジ)のための水素充填装置を提供する。
【解決手段】着脱可能な水素カートリッジに水素を充填する装置であって、水素カートリッジと接続して、水素カートリッジに水素を充填する接続部と、水素カートリッジを装置から離脱することを規制するロック機構と、を備え、ロック機構は、水素カートリッジに水素を充填する際に、水素の圧力を用いて水素カートリッジに接続されて、水素カートリッジをロックする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
着脱可能な水素カートリッジに水素を充填する装置であって、
前記水素カートリッジと接続して、前記水素カートリッジに水素を充填する接続部と、
前記水素カートリッジを前記装置から離脱することを規制するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、前記水素カートリッジに水素を充填する際に、前記水素の圧力を用いて前記水素カートリッジに接続されて、前記水素カートリッジをロックする、
水素充填装置。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、シリンダ及びピンを有し、
前記シリンダには前記水素が流れる配管から分岐した水素が流入し、前記流入した水素の圧力により前記ピンが押圧されて移動し、前記押圧された前記ピンが前記水素カートリッジに係合して前記ロック状態となる、
請求項1に記載の水素充填装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水素を利用する装置への着脱可能な水素タンクに水素を充填する装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両内の水素タンクに水素を充填するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-021651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池が装備された装置(水素消費装置)に対して発電のための水素を供給する水素タンクであり、当該水素消費装置に対して着脱可能な水素タンク(ポータブル水素カートリッジ、以下単に「水素カートリッジ」と記載することがある。)に水素を充填する場合に、水素カートリッジに水素を充填する装置(以下、「水素充填装置」と記載することがある。)を用いることが考えられる。すなわち、水素消費装置で水素を消費した水素カートリッジを水素充填装置に装着して水素カートリッジに水素を充填し、水素が充填された水素カートリッジを水素充填装置から離脱して再び水素消費装置に装着する。
【0005】
このような水素充填装置による水素カートリッジへの水素の充填では、水素の充填中に水素充填装置から水素カートリッジが外れたり、誤って水素カートリッジを離脱してしまったりして、水素が放出されてしまうことを防ぐことが望まれる。
【0006】
そこで、本開示では意図しない水素の放出を防ぐことができる、着脱可能な水素タンク(水素カートリッジ)のための水素充填装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は、着脱可能な水素カートリッジに水素を充填する装置であって、水素カートリッジと接続して、水素カートリッジに水素を充填する接続部と、水素カートリッジを装置から離脱することを規制するロック機構と、を備え、ロック機構は、水素カートリッジに水素を充填する際に、水素の圧力を用いて水素カートリッジに接続されて、水素カートリッジをロックする、水素充填装置を開示する。
【0008】
ロック機構は、シリンダ及びピンを有し、シリンダには水素が流れる配管から分岐した水素が流入し、流入した水素の圧力によりピンが押圧されて移動し、押圧されたピンが水素カートリッジに係合してロック状態となるように構成してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の水素充填装置によれば、水素が水素カートリッジに充填される際に、ロック機構によって水素充填装置と水素カートリッジとが着脱不可能とされ、水素充填中は、当該着脱不可能の状態が維持されて、水素充填中に水素カートリッジが水素充填装置から外れないので、意図しない水素の放出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は水素カートリッジ10を説明する図である。
図2は水素充填装置50の外観である。
図3は水素充填装置50の内部構成を説明する図である。
図4は1つの収納部51に注目し、水素カートリッジ10が装着された場面を示す断面図である。
図5はロック機構57を説明する図である。
図6は他の形態例のロック機構57の配置を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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