TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025021460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2024123480
出願日
2024-07-30
発明の名称
異なる駆動タイプを備えたランマ用のキット
出願人
ワッカー ノイソン プロドゥクツィオン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
,
Wacker Neuson Produktion GmbH & Co. KG
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
19/34 20060101AFI20250205BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】振動ランマの組立て時の様々な構成要素の数が増加していることに対処して、構成要素の個数を減らすこと。
【解決手段】異なる駆動タイプを備えた土壌締固めランマ用のランマキットであって、駆動装置(5)により発生した回転駆動運動を振動並進運動に変換するクランク機構(7,9)を収容するためのクランクハウジング(10)を備えており、このクランクハウジング(10)は、駆動装置カバー(20)を接続することができる接続開口を有している、ランマキットが挙げられる。駆動装置(5)は駆動装置カバー(20)に固定されており、異なる駆動タイプの駆動装置(5)用のキットの部分として、異なる駆動装置カバー(20)が設けられているのに対して、クランクハウジング(10)は、異なる駆動タイプの駆動装置(5)に対して同一である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
異なる駆動タイプを備えた土壌締固めランマ用のランマキットであって、
駆動装置(5)により発生した回転駆動運動を振動並進運動に変換するクランク機構(7,9)を収容するためのクランクハウジング(10)を備えており、
前記クランクハウジング(10)は、駆動装置カバー(20)を接続することができる接続開口を有しており、
前記駆動装置(5)は前記駆動装置カバー(20)に固定されており、
異なる駆動タイプの駆動装置(5)用のキットの部分として、異なる駆動装置カバー(20)が設けられているのに対して、前記クランクハウジング(10)は、異なる駆動タイプの駆動装置(5)に対して同一である、
ランマキット。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記ランマは、上側マス(1)と、該上側マス(1)に対して可動の下側マス(2)とを有しており、
前記下側マス(2)は、土壌締固めのための土壌接触プレート(13)を備えたランマフート(12)を有しており、
前記クランクハウジング(10)は前記上側マス(1)の一部であり、
前記クランク機構(7,9)は、前記ランマフート(12)を往復運動させるように構成されている、
請求項1記載のランマキット。
【請求項3】
前記駆動装置カバー(20)が前記クランクハウジング(10)に取り付けられる前に、該駆動装置カバー(20)に前記駆動装置(5)が完全に組み付けられているように、前記駆動装置カバー(20)は完全に事前に組み立てることができる、請求項1または2記載のランマキット。
【請求項4】
前記駆動タイプは、
内燃機関と、
伝動機構(6)を介して駆動トルクを前記クランク機構(7,9)に伝達する電動モータと、
ダイレクトドライブとして形成されていて、ロータとステータとを備えており、前記ロータはモータシャフトに形成されており、該モータシャフトは、他の伝動機構を介在させることなく、駆動トルクを前記クランク機構(7,9)に直接伝達する、電動モータと、
セグメントモータとして形成されていて、ロータ(22)と、該ロータ(22)を360°未満の角度を有する円セグメントにわたって取り囲むステータ(21,29)とを備える、電動モータと、
の群から選択される、請求項1から3までのいずれか1項記載のランマキット。
【請求項5】
前記クランクハウジング(10)の前記接続開口に接続フランジが設けられており、
前記異なる駆動装置カバー(20)は、前記クランクハウジング(10)の前記接続フランジに適合したそれぞれ1つの接続フランジ(26)を有しており、
前記異なる駆動装置カバー(20)の前記接続フランジ(26)は互いに同一である、
請求項1から4までのいずれか1項記載のランマキット。
【請求項6】
それぞれ1つの前記駆動装置カバー(20)に割り当てられた前記駆動装置(5)は、前記駆動装置カバー(20)の一方の面に直接固定されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のランマキット。
【請求項7】
前記クランク機構(7,9)は、前記駆動装置(5)により回転駆動されるクランクピン(9)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のランマキット。
【請求項8】
前記駆動装置(5)は電動式のセグメントモータを有しており、
前記セグメントモータは、ロータと、該ロータを全周にわたって取り囲むのではなく、所定の円セグメントにわたってしか取り囲まないセグメントステータ(29)とを有している、
請求項1から7までのいずれか1項記載のランマキット。
【請求項9】
前記駆動装置カバー(20)の内面に、前記ロータを回転可能に支持するための支承ピン(28)が設けられており、
前記駆動装置カバー(20)の前記内面に前記セグメントステータ(29)が保持されている、
請求項8記載のランマキット。
【請求項10】
前記駆動装置カバー(20)の内面に少なくとも2つの溝状の切欠き(32)が形成されており、
前記セグメントステータ(29)は、該セグメントステータ(29)の周方向で見て、2つの端面側の端部(30)を有しており、
前記セグメントステータ(29)の両方の前記端面側の端部(30)に、それぞれ割り当てられた前記溝状の切欠き(32)内に押込み可能であるそれぞれ1つの突起(31)が形成されており、
前記セグメントステータ(29)の前記両方の端面側の端部(30)における、突起(31)と溝状の切欠き(32)とから成る各々のペア部が、前記セグメントステータ(29)の周方向に配置されたステータ保持部を形成している、
請求項8または9記載のランマキット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、異なる駆動タイプを備えた土壌締固めランマ用のランマキットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
土壌締固めランマは、振動ランマまたはバイブレーションランマとも呼ばれることが多く、回転型の駆動装置、例えば内燃機関または電動モータを有している。この駆動装置は、クランク機構とばね系とを備えたばね式タンピングシステムを駆動する。通常、ランマは、主として機関および例えばクランク機構もしくは別の構成要素により形成された上側マスと、この上側マスにばね式タンピングシステムを介して連結され、上側マスに対して往復運動可能である、土壌接触プレートまたはランマフートを備える下側マスと、を有している。上側マスと下側マスとは、例えば付加的にさらにベローズによって結合されていてよい。このベローズは、構成要素相互の可動性を許容し、内部、特にクランク機構およびばね系を埃および汚物の侵入に対して防護する。
【0003】
上側マスには、使用者によってランマを操作するための操作装置、例えば操作ブラケットが取り付けられていてよい。この場合、上側マスに生じた強い振動が使用者の手や腕に直接入力されないように、上側マスと操作ハンドグリップとの間に、例えばゴム要素の形態の振動絶縁装置を設けることが可能である。
【0004】
このようなランマは、典型的には、回転型の駆動装置によってクランク機構、連接棒および複動式のばね式タンピングシステムを介して作動させられる。このために、ばね式タンピングシステムには、連接棒によって往復運動可能なピストンが設けられている。このピストンの両方の側、つまり、特に上側および下側には、それぞれ1つのばねセットが接触している。
【0005】
クランク機構は、上側マスにおいて、駆動装置も固定されたクランクハウジングによって取り囲まれる。
【0006】
このようなランマは、独国特許出願公開第102021116244号明細書に基づき公知である。
【0007】
過去、振動ランマは内燃機関、例えばディーゼルエンジン、または2サイクルもしくは4サイクルガソリンエンジンによって駆動されることが多かった。しかしながら、駆動装置はますます電動化される。特に、近年のバッテリ技術によって、振動ランマを高性能な電気駆動装置によっても駆動することが可能である。
【0008】
製造元サイドでは、各々のランマタイプまたは駆動タイプに対して、適合する機関フランジを備えた固有のクランクハウジングが設けられなければならない。このクランクハウジングの機関フランジには、それぞれ設けられた機関(駆動装置)が固定されてよい。駆動装置の選択肢と、これに基づき生じるクランクハウジングとの多様さによって、製造元サイドには、ますます大きな物流の手間が発生してしまう。つまり、多数の様々な構成要素を準備して、組付けラインに供給しなければならなくなってしまう。既知のクランクハウジングへの構成要素の組付けは時折手間を要し、非効率である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の根底にある課題は、振動ランマの組立て時の様々な構成要素の数が増加していることに対処して、構成要素の個数を減らすことである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この課題は、請求項1の特徴を有するランマキットによって解決される。有利な構成は従属請求項に記載してある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
積水樹脂株式会社
取付金具
6日前
日工株式会社
アスファルトプラント
20日前
日工株式会社
アスファルトプラント
20日前
日綜産業株式会社
簡易作業ブース
今日
株式会社 林物産発明研究所
舗装成形部材
20日前
積水化学工業株式会社
吸音構造
今日
有限会社 成東鉄筋工業
道路標識コーン
3日前
コスモケミカル株式会社
自発光式視線誘導標
6日前
株式会社サンポール
車止めポール装置
14日前
鹿島建設株式会社
鉄筋コンクリート部材の構築方法
21日前
日綜産業株式会社
養生装置、仮設足場装置及びホルダ
今日
日本道路株式会社
骨材の生成方法
27日前
戸田建設株式会社
床版取替工事の支援装置
27日前
ハム アーゲー
建設機械
1か月前
日工株式会社
アスファルトプラントおよびアスファルト混合物
6日前
株式会社タマエ
はつり装置、及びはつり方法
7日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
道路舗装機
27日前
日工株式会社
アスファルトプラントの運転方法およびアスファルトプラント
20日前
西松建設株式会社
床版の架設装置及びその方法
6日前
東鉄工業株式会社
線路扛上装置、軌陸バックホウ、及び線路扛上方法
21日前
株式会社オーイケ
橋梁の施工方法
6日前
西松建設株式会社
床版の撤去方法
14日前
ベルテクス株式会社
防護柵用支柱の構造および防護柵用支柱の組立方法
6日前
戸田建設株式会社
床版取替工事の支援方法及び床版取替工事の支援装置
27日前
三井化学産資株式会社
アスファルト舗装構造物および補強材
21日前
エクシオグループ株式会社
車道に対する埋設物設置工法
6日前
称名土木株式会社
散水式融雪装置の施工方法及び補助型枠部材
14日前
三井住友建設株式会社
ずれ止め部材の撤去方法及び床版の撤去方法
27日前
株式会社横河ブリッジ
重量物支持装置、及び重量物支持方法
14日前
オリエンタル白石株式会社
除去装置及び緊張材の接続方法
27日前
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
構造物
7日前
東京地下鉄株式会社
車輪ガード装置
21日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
回動機能を有する材料ホッパーを備えた道路建設車両
今日
株式会社大林組
UHPFRCによる鋼床版上面増厚補強構造及び鋼床版上面増厚補強工法
14日前
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
スクリードの調高フィードバック制御を備える道路舗装機
27日前
株式会社横河ブリッジ
橋桁支持方法
14日前
続きを見る
他の特許を見る