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公開番号
2025020497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023123944
出願日
2023-07-31
発明の名称
超音波センサ及び超音波流量計
出願人
アズビル株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
G01F
1/667 20220101AFI20250205BHJP(測定;試験)
要約
【課題】超音波信号のゲインを従来よりも向上させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】超音波センサ5は、超音波を送受信する圧電素子51と、圧電素子51が取付固定される固定部材52と、を含んで構成され、固定部材52は、圧電素子51が取り付けられる取付面52a内における当該圧電素子51の取付角度を調整するための調整部52Gを備えた。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
超音波を送受信する圧電素子と、
前記圧電素子が取付固定される固定部材と、を含んで構成され、
前記固定部材は、
前記圧電素子が取り付けられる取付面内における当該圧電素子の取付角度を調整するための調整部を備える
ことを特徴とする超音波センサ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記圧電素子は直方体状を呈し、
前記調整部は、
前記取付面に連続する前記固定部材の面であって、当該取付面に取り付けられる前記圧電素子の端面と平行な面であることを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
【請求項3】
前記圧電素子は直方体状を呈し、
前記調整部は、
前記取付面に形成された線であって、当該取付面に取り付けられる前記圧電素子の被取付面のいずれかの辺に平行な線であることを特徴とする請求項1記載の超音波センサ。
【請求項4】
超音波の送受信を行う一対の超音波センサにより流体の流量を測定する超音波流量計であって、
前記一対の超音波センサのそれぞれは、
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の超音波センサであることを特徴とする超音波流量計。
【請求項5】
前記一対の超音波センサは、
前記調整部を用いて、
前記各圧電素子が取り付けられる前記固定部材の取付面内における当該各圧電素子の取付角度が揃うように調整可能であるとともに、当該各圧電素子を素子間方向からみたときの当該各圧電素子の位置が揃うように調整可能であることを特徴とする請求項4記載の超音波流量計。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波センサ及び超音波流量計に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、超音波流量計では、計測対象である流体(気体)試料に対し、送信側の振動子(以下、「超音波センサ」ともいう。)を用いて超音波を照射し、その超音波が計測対象の流体を通過し、受信側の振動子(超音波センサ)に到着するまでの時間を計測することにより、流体の流速を算出する。また、その算出結果と、流体が流れる配管の断面積との関係から流量を算出する。
【0003】
このとき、送信側及び受信側の超音波センサは、例えば圧電素子と、音響整合層と、固定部材とを含んで構成される。圧電素子は、電気信号である超音波信号と超音波とを相互に変換する素子である。音響整合層は、超音波の送受信の効率を向上させるために設けられる。固定部材は、圧電素子及び音響整合層を取付固定するための部材である。なお、固定部材に圧電素子を固定する場合は、圧電素子の電極表面に接着材を塗布し、この面を固定部材に接着させて固定する方法が一般的である。
【0004】
超音波流量計では、一対のセンサである送信側及び受信側の超音波センサが対向して配置される。このとき、超音波流量計では、超音波の伝播時間を精度よく計測する観点から、例えば2つの超音波センサの素子間方向をZ軸方向としたとき、このZ軸方向に対して2つの超音波センサの圧電素子がなす角度が傾かない(垂直となる)ことが望ましい。この点に関して、例えば特許文献1には、Z軸方向に対して2つの超音波センサの圧電素子がなす角度が傾かないように各超音波センサを固定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-253585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1記載の技術(以下、「従来技術」ともいう。)によれば、Z軸方向に対して2つの超音波センサの圧電素子がなす角度が傾かないように各超音波センサを固定することにより、超音波の伝播時間を精度よく計測することができる。一方で、超音波流量計では、超音波信号のゲインを向上させることが求められている。
【0007】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、超音波信号のゲインを従来よりも向上させることが可能な技術を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る超音波センサは、超音波を送受信する圧電素子と、圧電素子が取付固定される固定部材と、を含んで構成され、固定部材は、圧電素子が取り付けられる取付面内における当該圧電素子の取付角度を調整するための調整部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、上記のように構成したので、超音波信号のゲインを従来よりも向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る超音波センサを備えた超音波流量計の流れ方向断面図である。
実施の形態1に係る超音波センサの構成例を示す斜視図である。
実施の形態1に係る超音波センサの構成例を示す正面図である。
図4Aは、従来技術における超音波流量計の流れ方向断面図であり、図4Bは、図4Aにおける超音波センサをZ軸方向からみたときの超音波センサの概略構成図である。
図5Aは、従来技術における一対の圧電素子間での取付面内における取付角度のずれを説明するための図であり、図5Bは、従来技術における一対の圧電素子を素子間方向からみたときの各圧電素子の位置ずれを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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