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公開番号
2025020002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2024100656
出願日
2024-06-21
発明の名称
充電台
出願人
台達電子工業股ふん有限公司
,
DELTA ELECTRONICS, INC.
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250131BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】必要に応じて無線充電または有線充電を選択することができ、本発明の充電台の利便性を向上させる充電台を提供する。
【解決手段】ベース2と電力供給部3を備える充電台1において、ベースは、ベース表面21と凹部22を備え、電力供給部は、ベースに設置され、電力供給部本体32と載置部31を備え、電力供給部本体は、少なくとも一部がベースの凹部内に設置され、充電端子33、有線電力伝送モジュール34及び無線電力伝送モジュール35を備える。充電端子は、携帯端末装置の受電端子に接続され、有線電力伝送モジュールは、充電端子に電力を供給して携帯端末装置を充電し、載置部は電力供給部本体の一側に設置され、電力供給部本体は載置部とベースの凹部との間に位置し、載置部は携帯端末装置を載置するために使用され、無線電力伝送モジュールは、携帯端末装置が載置部に載置している際に、載置部を介して無線で携帯端末装置を充電する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯端末装置を充電するための充電台であって、
ベースと、電力供給部と、を備え、
前記ベースは、ベース表面と凹部を備え、前記凹部は、前記ベース表面が内側に凹んで形成され、
前記電力供給部は、前記ベースに設置され、電力供給部本体と載置部を備え、
前記電力供給部本体は、少なくとも一部が前記ベースの前記凹部内に設置され、少なくとも1つの充電端子、有線電力伝送モジュール、及び無線電力伝送モジュールを備え、前記少なくとも1つの充電端子は、携帯端末装置の受電端子に接続され、前記有線電力伝送モジュールは、前記少なくとも1つの充電端子に電力を供給して前記携帯端末装置を充電し、
前記載置部は、前記電力供給部本体の一側に設置され、前記載置部の一側は前記ベース表面に接触し、前記電力供給部本体は、前記載置部と前記ベースの前記凹部との間に位置し、前記載置部は前記携帯端末装置を載置するために使用され、前記無線電力伝送モジュールは、前記携帯端末装置が前記載置部に載置している際に、前記載置部を介して無線で前記携帯端末装置を充電する、
充電台。
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【請求項2】
前記載置部の前記ベース表面に接触する一側は回転軸を有し、前記載置部が外力を受けることにより、前記載置部は前記回転軸を中心に回転することで、前記電力供給部本体を前記ベースの前記凹部から離れる方向に回転させて前記少なくとも1つの充電端子を露出させる、または前記載置部は、前記電力供給部本体を前記ベースの前記凹部の方向に回転させて前記ベースの前記凹部に収容することで、前記少なくとも1つの充電端子を隠す、請求項1に記載の充電台。
【請求項3】
前記充電台は、デスクトップ充電台または壁面充電台である、請求項1に記載の充電台。
【請求項4】
前記少なくとも1つの充電端子は、type-C充電端子、type-A充電端子、または3穴コンセントである、請求項1に記載の充電台。
【請求項5】
前記載置部は、固定板とスライド板を備え、
前記固定板は、第1側、第2側、及び第1スライドレール構造を備え、前記固定板の前記第1側と前記第2側は対向して設置され、前記固定板の前記第1側は前記ベース表面に固定され、前記第1スライドレール構造は前記固定板の表面に設置され、前記第1スライドレール構造の延在方向は、固定板の前記第1側から前記第2側に向かう方向であり、
前記スライド板は前記固定板の前記表面に設置され、前記第1スライドレール構造とスライド移動可能に係合する第2スライドレール構造を備え、前記第2スライドレール構造が前記第1スライドレール構造に支持されることで、前記スライド板がスライド移動可能になる、請求項1に記載の充電台。
【請求項6】
前記ベースの前記ベース表面にはストッパ壁があり、前記ストッパ壁は、前記ベース表面から突出し、前記携帯端末装置が前記載置部に載置している際に、前記携帯端末装置のずれを阻止する、請求項1に記載の充電台。
【請求項7】
前記無線電力伝送モジュールは磁気吸着機能を備える、請求項1に記載の充電台。
【請求項8】
前記無線電力伝送モジュールは、外部電源から直流電圧を受信し、降圧コンバータ、直流/交流コンバータ、及び送信コイルを備え、
前記降圧コンバータは前記直流電圧を降圧し、前記直流/交流コンバータは降圧された前記直流電圧を交流電圧に変換し、
前記交流電圧により、前記送信コイルは前記携帯端末装置内の受信コイルに電流を供給することで、前記携帯端末装置を無線充電する、請求項1に記載の充電台。
【請求項9】
前記無線電力伝送モジュールは、前記直流/交流コンバータの動作を制御する第1コントローラを備え、前記第1コントローラは、前記携帯端末装置内の第2コントローラとインバンドまたはアウトオブバンド方式で通信する、請求項8に記載の充電台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電台に関し、特に無線充電を備えた充電台に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、type-Cが提供できる電力の増加により、適用可能な製品が多くなっているが、type-C充電端子を備えた従来の充電台は、電源出力ケーブルを介して充電対象のデバイスに電力を供給する必要がある。しかし、使用者が電源出力ケーブルを持参していない場合、従来の充電台を使用して充電することはできない。または、従来の充電台の充電端子が交流ソケット(AC socket)である場合、交流アダプタを使用して交流ソケットから供給される交流電圧を直流電圧に変換し、さらに充電対象のデバイスを充電するために、使用者は追加の交流アダプタ(AC adapter)を持参する必要があり、従来の充電台の利便性が低下する。
【0003】
そこで、上記の欠点を克服する充電台をどのように開発するかは、現在急務となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、必要に応じて無線充電または有線充電を選択することができ、本発明の充電台の利便性を向上させる充電台を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、携帯端末装置を充電するための充電台である。充電台は、ベースと電力供給部を備える。ベースは、ベース表面と凹部を備え、凹部は、ベース表面が内側に凹んで形成される。電力供給部は、ベースに設置され、電力供給部本体と載置部を備える。電力供給部本体は、少なくとも一部がベースの凹部内に設置され、少なくとも1つの充電端子、有線電力伝送モジュール、及び無線電力伝送モジュールを備え、少なくとも1つの充電端子は、携帯端末装置の受電端子に接続され、有線電力伝送モジュールは、少なくとも1つの充電端子に電力を供給して携帯端末装置を充電する。載置部は電力供給部本体の一側に設置され、載置部の一側はベース表面に接触し、電力供給部本体は、載置部とベースの凹部との間に位置し、載置部は携帯端末装置を載置するために使用され、無線電力伝送モジュールは、携帯端末装置が載置部に載置している際に、載置部を介して無線で携帯端末装置を充電する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
電力供給部が開状態にあるときの、本発明の第1の実施形態にかかる充電台の概略構造図である。
図1に示す充電台の別の視点からの概略構造図である。
電力供給部が閉状態にあるときの、本発明の第1の実施形態にかかる充電台の概略構造図である。
図1に示す充電台に挿設された有線装置の受電端子の概略構造図である。
図2に示す充電台に設置された無線装置の概略構造図である。
本発明の第2の実施形態の充電台の概略構造図である。
図6に示す充電台の別の視点からの概略構造図である。
本発明の充電台の無線電力伝送モジュールと無線装置の等価回路構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の特徴と利点を示すいくつかの典型的な実施形態について、後述の説明において詳細に記述する。本発明は異なる態様において様々な変化を有することができ、いずれも本発明の範囲から逸脱することなく、かつその説明及び図面は本質的に例示するために用いられものであり、本発明を限定する意図はないことを理解されたい。
【0008】
図1~図5を参照する。図1は、電力供給部が開状態にあるときの、本発明の第1の実施形態にかかる充電台の概略構造図であり、図2は、図1に示す充電台の別の視点からの概略構造図であり、図3は、電力供給部が閉状態にあるときの、本発明の第1の実施形態にかかる充電台の概略構造図であり、図4は、図1に示す充電台に挿設された有線装置の受電端子の概略構造図であり、図5は、図2に示す充電台に設置された無線装置の概略構造図である。図に示するように、本発明の充電台1は、デスクトップ充電台または壁面充電台であり、机上や壁面などの表面を有する固定位置に設置され、携帯端末装置を充電するために使用され、例えば、無線装置6及び/または有線装置の受電端子7を充電する。充電台1は、ベース2と電力供給部3を備える。ベース2は、机上や壁面に設置され、ベース表面21と凹部22を備え、凹部22は、ベース表面21が内側に凹んで形成される。電力供給部3は、ベース2に設置され、電力供給部本体32と載置部31を備える。
【0009】
電力供給部本体32は、少なくとも一部がベース2の凹部22内に設置され、2つの充電端子33、有線電力伝送モジュール34、及び無線電力伝送モジュール35を備える。図1には、有線電力伝送モジュール34及び無線電力伝送モジュール35が示されており、図示を簡略化するために、図2~図5では、有線電力伝送モジュール34及び無線電力伝送モジュール35を省略している。図1及び図4に示すように、各充電端子33は、有線装置の受電端子7に接続されるtype-C充電端子である。有線電力伝送モジュール34は、2つの充電端子33に電力を供給することで、充電端子33を介して有線装置を充電する。図2及び図5に示すように、載置部31は、電力供給部本体32のベース2の凹部22から離れる一側に設置され、載置部31の一側はベース表面21に接触し、載置部31は、載置部表面311と載置部底面312を備え、載置部31の載置部表面311は、図5に示すように、無線装置6を載置するために使用される。図1に示すように、無線電力伝送モジュール35は、載置部31の載置部底面312に隣接しており、無線装置6が載置部31の載置部表面311に載置している際に、載置部31を介して無線で無線装置6を充電する(図5に示すように)。
【0010】
載置部31のベース表面21に接触する一側は回転軸を有し、載置部31の載置部表面311が外力を受けると、載置部31は回転軸を中心に回転することができる。例えば、載置部31が、回転軸に従ってベース2の凹部22から離れる方向に回転し、載置部31とベース2のベース表面21との間に夾角を形成させる。図1及び図2に示すように、載置部31は、載置部31に接続される電力供給部本体32をベース2の凹部22から離れる方向に回転させて、2つの充電端子33を露出させ、電力供給部3は開状態となる。この構成では、充電台1は、無線電力伝送モジュール35を介して載置部31の載置部表面311に載置された無線装置6を充電することができる(図5に示すように)とともに、有線電力伝送モジュール34を介して充電端子34に挿設された有線装置を充電することができる(図4に示すように)。載置部31が回転軸に従ってベース2の凹部22の方向に回転すると、載置部31とベース2のベース表面21とが同一面上となり、図3に示すように、載置部31は、載置部31に接続される電力供給部本体32をベース2の凹部22の方向に回転させて、電力供給部本体32をベース2の凹部22内に収容し、2つの充電端子33を隠し、電力供給部3は閉状態となる。この構成では、充電台1は、無線電力伝送モジュール35を介して載置部31の載置部表面311に載置された無線装置6を充電することができる。一実施形態では、図3に示すように、載置部31が回転軸に従ってベース2の凹部22の方向に回転すると、載置部31はベース2の凹部22内に収容され、載置部31の表面とベース2のベース表面21とは同一平面上に位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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