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公開番号
2025019021
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024119358
出願日
2024-07-25
発明の名称
積層体、及び、被覆構造体
出願人
鹿島建設株式会社
,
エスケー化研株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
B32B
5/18 20060101AFI20250130BHJP(積層体)
要約
【課題】本発明は、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウムにより形成される吸熱層、並びに、熱発泡層を含む積層体を用いることにより、厚みを薄く、かつ、軽量化でき、作業性、安全性、及び、耐火性に優れる積層体、並びに、有機質基材が前記積層体により被覆された被覆構造体を提供することにある。
【解決手段】本発明は、吸熱層、及び、熱発泡層を含む積層体であって、前記吸熱層が、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウムにより形成される積層体に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
吸熱層、及び、熱発泡層を含む積層体であって、
前記吸熱層が、結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウムにより形成される積層体。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記結合剤が、有機結合剤であり、
前記4ホウ酸ナトリウムが、4ホウ酸ナトリウム10水和物を含む請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記有機結合剤が、ポリオール、及び、イソシアネートにより得られる請求項2に記載の積層体。
【請求項4】
前記有機結合剤が、不飽和ポリエステル、及び、不飽和モノマーにより得られる請求項2に記載の積層体。
【請求項5】
前記吸熱層が、少なくとも、有機結合剤、及び、4ホウ酸ナトリウムにより形成される吸熱層、並びに、無機結合剤により形成される吸熱層を含む請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
前記吸熱層の密度が、0.05g/cm
3
以上1.5g/cm
3
未満である請求項1に記載の積層体。
【請求項7】
前記積層体の厚みが、60mm以下である請求項1に記載の積層体。
【請求項8】
前記積層体の単位面積当たりの質量が、40kg/m
2
以下である請求項1に記載の積層体。
【請求項9】
有機質基材が、請求項1~8のいずれか1項に記載の積層体によって被覆された被覆構造体。
【請求項10】
前記有機質基材が、木質基材、及び/又は、プラスチック基材である請求項9に記載の被覆構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸熱層及び熱発泡層を含む積層体、及び、有機質基材が前記積層体により被覆されている被覆構造体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の構造躯体(柱、梁、床、基礎)、及び、トンネル、橋梁などの土木構造物には、コンクリートが幅広く利用されている。
【0003】
このようなコンクリート構造物は、一般的に耐用年数は50年程度といわれているが、地震などの災害により、早く損傷・劣化してしまう場合がある。また、コンクリートはそれ自体の質量が大きいため、災害時における人的被害の要因になることが懸念されている。
【0004】
コンクリートの代替品として、木質基材、プラスチック基材等の有機質基材が、各種構造物に利用されている。特に、CLT(Cross Laminated Timber)等の木質基材や、繊維強化プラスチック基材等は、優れた比強度を有することから各種構造部への利用が注目されている。
【0005】
但し、有機質基材は、高温に晒されると、燃焼、変形、強度低下等が生じやすい性質を有する。そのため、災害時などに発生する火災に対して、耐火性が求められる。
【0006】
例えば、建築物の構造躯体に有機質基材が使用されていると、火災が発生した際にその熱により、有機質基材が燃焼または変形し、強度が著しく低下し、建築物が崩壊するおそれがある。
【0007】
特許文献1では、木質材料に、石膏ボード、パネル断熱材(フェノールフォーム等)、及び、不燃材(ケイ酸カルシウム板等)の積層体を使用することによって、木質材料の耐火性向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-150389
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1において、具体的に開示されている積層体は、全体の厚みが厚く、厚みの大半を占める石膏ボードやケイ酸カルシウム板等の無機質不燃材は、比重が大きいため、前記積層体は、単位面積当たりの質量が重く、運搬・施工時における作業性・施工性に劣り、事故を誘発する恐れがあり、使用する基材間の負荷も大きく、問題を有している。また、積層体の厚みが厚いことにより、柱や壁に使用した場合、室容積を圧迫する恐れがある。さらに、床板に使用した場合、より階高を狭めることに繋がり、設備計画を妨げる恐れがある。
【0010】
従って、本発明が解決しようとする課題は、特定の原料を用いた吸熱層、及び、熱発泡層を含む積層体を用いることにより、厚みを薄く、かつ、軽量化でき、作業性、安全性、及び、耐火性に優れる積層体、及び、有機質基材が前記積層体により被覆された被覆構造体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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