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公開番号2025018293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121878
出願日2023-07-26
発明の名称車両制御装置を備えた車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60W 50/08 20200101AFI20250130BHJP(車両一般)
要約【課題】運転支援機能の作動が要求されたときに安全支援機能を作動させても、車両の操作者い煩わしさを感じさせることを抑制することができる車両制御装置を備えた車両を提供する。
【解決手段】車両100は、車両の安全を支援する安全支援機能と、安全支援機能の実行中に車両に対する運転操作を支援する運転支援機能と、を備えた車両制御装置19を備えている。安全支援機能は、第1センサ41により検出される第1情報に基づいて車両の安全を支援する第1モードと、第1センサとは異なる第2センサ42により検出される第2情報と第1情報とに基づいて車両の安全を支援する第2モードとを備えている。車両制御装置は、運転支援機能の作動が車両の操作者により要求されたときに第1センサが非作動状態にある場合、安全支援機能を第2モードで作動させるとともに運転支援機能を作動させる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の安全を支援する安全支援機能と、該安全支援機能の実行中に前記車両に対する運転操作を支援する運転支援機能と、を備えた車両制御装置を備えた車両であって、
前記安全支援機能は、第1センサにより検出される第1情報に基づいて前記車両の安全を支援する第1モードと、前記第1センサとは異なる第2センサにより検出される第2情報と前記第1情報とに基づいて前記車両の安全を支援する第2モードとを備えている、
車両において、
前記車両制御装置は、前記運転支援機能の作動が前記車両の操作者により要求されたときに前記第1センサが非作動状態にある場合、前記安全支援機能を前記第2モードで作動させるとともに前記運転支援機能を作動させるように構成されている、
車両。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両において、
前記第1センサ及び前記第2センサは、前記安全支援機能が前記第2モードで作動している場合、作動状態にある、
車両。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車両において、
前記第1センサは、前記安全支援機能が非作動状態にあるときには、非作動状態となっている、
車両。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の車両において、
前記運転支援機能は、前記車両に対する運転操作の少なくとも一部を自動で行う機能であり、
前記安全支援機能は、前記車両が物標に接触又は衝突することを防止する機能であり、
前記第1センサは、音波センサであり、
前記第2センサは、電波センサ及び画像センサの少なくとも1つである、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置を備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
運転者の視界を改善させるための視界改善機能と車両に対する運転操作を支援する運転支援機能との2つの機能を備えた車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車両において、視界改善機能は、例えば、デフロスターを作動させる機能であり、運転支援機能は、例えば、車両が車線中央を走行するように車両の操舵を支援する機能である。
【0003】
そして、上記車両においては、視界改善機能を作動させる操作が運転者により行われたときに運転支援機能が作動状態にない場合、運転支援機能が作動される。これによれば、視界改善機能を作動させる操作が行われたときのように車両に対する運転操作を支援することが好ましい場面において、運転支援機能を自動で作動させることにより、車両の走行の安全性を高めるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-94970号公報
【発明の概要】
【0005】
ところで、車両に対する運転操作を支援する運転支援機能と、車両の安全を支援する安全支援機能とを備えた車両において、運転支援機能が安全支援機能が作動していることを条件として作動されるものである場合、運転支援機能の作動が要求されたときに運転支援機能を作動させるためには、安全支援機能を作動させる必要がある。一方、安全支援機能が或るセンサを使用している場合いおいて、そのセンサの検出精度が低いと、安全支援機能が誤作動を起こすことがあり、そのため、車両の操作者が煩わしさを感じて安全支援機能を非作動状態としていることがある。こうした事情に鑑みると、運転支援機能の作動が要求されたときに安全支援機能を作動させた場合、車両の操作者に煩わしさを感じさせてしまう可能性がある。
【0006】
本発明の目的は、運転支援機能の作動が要求されたときに安全支援機能を作動させても、車両の操作者い煩わしさを感じさせることを抑制することができる車両制御装置を備えた車両を提供することにある。
【0007】
本発明に係る車両は、車両の安全を支援する安全支援機能と、該安全支援機能の実行中に前記車両に対する運転操作を支援する運転支援機能と、を備えた車両制御装置を備えている。前記安全支援機能は、第1センサにより検出される第1情報に基づいて前記車両の安全を支援する第1モードと、前記第1センサとは異なる第2センサにより検出される第2情報と前記第1情報とに基づいて前記車両の安全を支援する第2モードとを備えている。前記車両制御装置は、前記運転支援機能の作動が前記車両の操作者により要求されたときに前記第1センサが非作動状態にある場合、前記安全支援機能を前記第2モードで作動させるとともに前記運転支援機能を作動させるように構成されている。
【0008】
運転支援機能が安全支援機能が作動していることを条件として作動されるものである場合、運転支援機能の作動が要求されたときに運転支援機能を作動させるためには、安全支援機能を作動させる必要がある。一方、安全支援機能が第1センサのみを使用している場合において、第1センサの検出精度が低いと、安全支援機能が誤作動を起こすことがあり、そのため、車両の操作者が煩わしさを感じて安全支援機能を非作動状態としていることがある。こうした事情に鑑みると、運転支援機能の作動が要求されたときに安全支援機能を作動させた場合、車両の操作者に煩わしさを感じさせてしまう可能性がある。
【0009】
本発明に係る車両によれば、運転支援機能の作動が車両の操作者により要求されたときに第1センサが非作動状態にあり、安全支援機能が車両の操作者により非作動状態とされているものと推察される場合、第1センサに加えて第2センサを使用する第2モードで安全支援機能を作動させて運転支援機能を作動させる。即ち、安全支援機能を作動させることにより、運転支援機能を作動させることができるようになる。しかも、第1センサに加えて第2センサを使用する第2モードで安全支援機能を作動させるので、第1センサの検出精度の低さが第2センサにより補償される。このため、安全支援機能を作動させても、車両の操作者に煩わしさを感じさせることを抑制することができる。
【0010】
尚、本発明の態様の1つにおいて、前記第1センサ及び前記第2センサは、前記安全支援機能が前記第2モードで作動している場合、作動状態にある。
(【0011】以降は省略されています)

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