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公開番号2025017870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121177
出願日2023-07-26
発明の名称宿泊施設における便益提供装置
出願人株式会社ケイティーエス
代理人個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約【課題】顔認証に基づいて、宿泊施設における様々な便益をより効率的に利用・清算できる宿泊施設における便益提供装置を、提供する。
【解決手段】本発明の便益提供装置は、宿泊客の顔画像と宿泊客を識別する識別子とを関連付けた顔認証情報を記憶する記憶部と、前記宿泊客の顔画像を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された前記顔画像と前記顔認証情報との一致・不一致を判定する判定部と、前記判定部により、宿泊客を特定できた場合に、前記宿泊客に宿泊施設での利用許可識別子を発行する許可発行部と、前記利用許可識別子に基づいて、宿泊施設に関する設備の利用を許可する利用許可部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
宿泊客の顔画像と宿泊客を識別する識別子とを関連付けた顔認証情報を記憶する記憶部と、
前記宿泊客の顔画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像された前記顔画像と前記顔認証情報との一致・不一致を判定する判定部と、
前記判定部により、宿泊客を特定できた場合に、前記宿泊客に宿泊施設での利用許可識別子を発行する許可発行部と、
前記利用許可識別子に基づいて、宿泊施設に関する設備の利用を許可する利用許可部と、を備える宿泊施設における便益提供装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記撮像部は、前記宿泊施設の居室入口、宿泊施設入り口、レセプション、エレベーター、駐車場および敷地入り口の少なくとも一か所に備わる、請求項1記載の宿泊施設における宿泊施設における便益提供装置。
【請求項3】
前記撮像部は、宿泊客が撮像範囲内に入った場合には、前記宿泊客の顔画像を自動撮像する、請求項2記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項4】
前記撮像部が宿泊客の顔画像を自動撮像した場合において、
前記判定部は、判定結果を宿泊施設の係員に通知し、
前記係員は、前記判定結果に基づいて、前記宿泊客を認識して対応を行う、請求項3記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項5】
前記係員は、前記判定結果を受信する受信機を所持する、請求項4記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項6】
前記受信機は、メガネ形態を有する、請求項5記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項7】
前記利用許可識別子は、一次元バーコードもしくは二次元バーコードであり、前記宿泊客の携帯端末に表示される、請求項1記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項8】
前記設備は、前記宿泊施設の居室であり、
前記利用許可識別子は、前記居室の開錠・施錠を制御する、請求項1記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項9】
前記設備は、前記宿泊施設の館内設備であり、
前記利用許可識別子は、前記館内設備の利用許可を制御する、請求項1記載の宿泊施設における便益提供装置。
【請求項10】
前記利用許可識別子は、前記宿泊客の携帯端末に表示され、
前記利用許可識別子を通じて、前記館内設備の混雑状況を、前記携帯端末に表示する表示制御部を更に備える、請求項9記載の宿泊施設における便益提供装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔認証の記録に基づいて、顧客に種々の便益を提供できる便益提供装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ホテルなどの宿泊施設では、予約している宿泊客がレセプションでチェックインを行い、居室に入室して、その後宿泊施設内部施設やその周辺施設を利用する。現在の宿泊施設においては、レセプションや内部施設などにおいては、スタッフが人力で作業して、宿泊者の利用を可能とする。勿論、チェックインも同様である。
【0003】
例えば、まず予約客はレセプションで受付スタッフとの作業によりチェックインを行う。チェックインにより鍵を受け取り、宿泊客は居室に入ることが可能となる。入手する鍵やカードなどを用いて、宿泊施設内部の館内施設や周辺施設を利用することができるようになる。
【0004】
館内施設などを利用する際には、宿泊客がその場で利用手続きや支払いなどを行う。支払いなどにおいては、宿泊客が自ら、何らかの手段で支払う。あるいは、鍵による部屋番号を示すことで、宿泊施設において最終清算することもある。
【0005】
あるいは、有料ではない無料の館内施設を利用する場合には、鍵やカギに変わる証明書などを見せる必要などがある。
【0006】
また、宿泊施設によっては、宿泊施設の周辺店舗などを利用することができる場合もある。このような場合にも、宿泊客は鍵や宿泊証明書(宿泊者と宿泊している居室を紐づけるためのデバイス)を用いて、利用や清算を行う。
【0007】
また、当然であるが宿泊客が予約している居室に入るには、チェックインを済ませて鍵を受け取ってからの必要がある。鍵(あるいはこれに変わる証明書など)を用いることで、宿泊客は居室を自由に使用できるようになる。
【0008】
このように、宿泊施設における宿泊客は、居室あるいは管内施設などを利用する(あるいは清算する)のに鍵などを必要とする。また、この鍵はチェックインの手続きにより入手できる。現状においての多くの宿泊施設においては、このような手順が行われている。
【0009】
しかしながら、現在の宿泊施設におけるこのような手続きや利用での手順は、宿泊施設にとっても宿泊客にとっても、コストや手間が大きい問題がある。
【0010】
宿泊施設にとっては、多くの宿泊客のチェックインを処理しなければならない。また、宿泊客の全てに鍵を渡したりチェックアウトの手続きを行なったりすることの人手や人力作業が必要である。また、館内施設や周辺施設を宿泊客が利用する場合に、そのチェックや清算を鍵などで行う手間も生じる。それぞれの場所に長時間のスタッフを配置する必要があり、人件費などのコストが高くなってしまう問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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