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公開番号2025016569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024187594,2021563382
出願日2024-10-24,2020-04-27
発明の名称個人用ポップアップポッド
出願人アンダーザウェザーエルエルシー,エリック・ペスコヴィッツ
代理人個人,個人,個人
主分類A41D 13/002 20060101AFI20250128BHJP(衣類)
要約【課題】単一の使用者用に設計された新規の個人用ポップアップポッドを提供する。
【解決手段】個人用ポップアップポッドは、使用者にプライバシーを提供することができ、かつ/または、周囲の環境から使用者を防護することができる。使用者が、個人用ポップアップポッドを使用している間、ある場所から別の場所へ移動することができるように設計することができる。個人用ポップアップポッドは、使用者が、窓および他のアクセスポイントを開けることによってポップアップポッドを取り囲む環境に選択的にアクセスすることができるように設計することができる。個人用ポップアップポッドは、例えば、雨、雪、風、低温、および他のこのような気候に関連する自然環境、または感染症および他のこのような健康リスクなど、個人用ポップアップポッドを取り囲む様々な条件から使用者を防護することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
前パネル、後パネル、左側パネル、右側パネル、および頂部パネルの接続によって形成された内部チャンバと、
前記左側パネルに形成された第1のアーム穴と、
前記右側パネルに形成された第2のアーム穴と、
前記後パネルの内面に固定されたハーネスと
を備える個人用ポップアップポッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は一般に個人用ポップアップポッドに関する。より詳細には、本開示は、周囲の環境から使用者を防護しながら、使用者の可動性を保って任意の数の個人的または職業的な仕事を達成することができる単一の使用者を収容するポップアップポッドに関する。
続きを表示（約 5,200 文字）【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【０００２】
本明細書には、単一の使用者用に設計された新規の個人用ポップアップポッドが開示される。一実施形態では、個人用ポップアップポッドは、使用者にプライバシーを提供することができ、かつ/または、周囲の環境から使用者を防護することができる。個人用ポップアップポッドは、使用者の可動性を保つことを可能にするように、すなわち、使用者が、個人用ポップアップポッドを使用している間、ある場所から別の場所へ移動することができるように設計することができる。個人用ポップアップポッドは、使用者が、窓および他のアクセスポイントを開けることによってポップアップポッドを取り囲む環境に選択的にアクセスすることができるように設計することができる。個人用ポップアップポッドは、例えば、雨、雪、風、低温、および他のこのような気候に関連する自然環境、または感染症および他のこのような健康リスクなど、個人用ポップアップポッドを取り囲む様々な条件から使用者を防護することができる。
【０００３】
一実施形態では、新規の個人用ポップアップポッドは、空気を介して感染する感染症に対して防護することを含め、周囲の自然環境から使用者を防護するように単一の使用者用に設計することができる。これに加えて、個人用ポップアップポッドは、使用者によって運ばれる空気感染する病気から、使用者の近くにいる人を防護することができる。個人用ポップアップポッドは、医療患者または医療従事者によって使用されるように設計することができる。個人用ポップアップポッドは、感染症が空気を介して普通に感染する環境において、医療患者や医療従事者を防護することができる。個人用ポップアップポッドは、患者に個人用ポップアップポッドを装着して前記防護を提供することができ、一方、医療従事者が患者にアクセスして診察または医療処置を行うことができるように、あるいは防護を可能にするが、医療従事者の職務の遂行を妨げないように医療従事者に装着することができるように設計することができる。
【０００４】
別の実施形態では、個人用ポップアップポッドは、患者を周囲の環境から隔離するために患者の周りに装着された連続したエンクロージャから構成される。連続したエンクロージャの側面の少なくとも1つは、1つまたは複数のスロットを含むことができ、これによって、医療従事者は自分の腕をスロットに通して挿入して、患者にアクセスして診察または医療処置を行うことができる。スロットは、医療従事者が自分の腕をスロットに通して挿入すると、スロットは医療従事者の腕と係合して前記腕の周りでスロットを密閉し、個人用ポップアップポッドの内部から外部への空気の流れを制限する、または妨げるように構成することができる。個人用ポップアップポッドは、任意選択的に、エンクロージャの側面の1つに、個人用ポップアップポッドの内部から空気を選択的に排出するために真空ポンプまたは他の負圧装置に接続することができる流体口を含むことができる。このような真空ポンプまたは負圧装置は、個人用ポップアップポッドの内部から空気を排出して、病原体の近くにいる人に感染症を感染させ得る空気感染する病原体を含むことがある空気を除去することができる。真空ポンプまたは負圧装置は、このような病原体を捕捉することができるフィルタを含んで、感染症の感染の可能性を実質的に抑制することができる。
【０００５】
添付の図面には、以下に提供される詳細な説明とともに、開示されるシステム、方法、および装置の例示的な実施形態を説明する構造が示される。適切な場合には、類似の要素は、同じまたは類似の参照番号で識別される。単一の構成部品として示される要素は、複数の構成部品に置き換えることができる。複数の構成部品として示される要素は、単一の構成部品に置き換えることができる。図面は原寸に比例したものではない場合がある。特定の要素の大きさは、説明のために誇張されている場合がある。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
図1の個人用ポップアップポッドの別の概略斜視図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略前面図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略後面図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略左側面図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略右側面図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略頂面図である。
図1の個人用ポップアップポッドの概略底面図である。
個人用ポップアップポッドの概略底面図である。
個人用ポップアップポッドの概略頂面図である。
個人用ポップアップポッドの概略後面図である。
個人用ポップアップポッドの概略側面図である。
個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
個人用ポップアップポッドの概略前面図である。
個人用ポップアップポッドのアーム穴の概略図である。
使用者によって運ばれているときの個人用ポップアップポッドの概略前面図である。
使用者によって運ばれているときの別の個人用ポップアップポッドの概略前面図である。
使用者によって運ばれているときの個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
使用者によって運ばれているときの個人用ポップアップポッドの概略側面図である。
使用者によって運ばれているときの個人用ポップアップポッドの概略後面図である。
使用者によって運ばれているときの別の個人用ポップアップポッドの概略後面図である。
1人の使用者を収容する個人用ポップアップポッドの例示的な概略前面斜視図である。
使用者が別の人の隣に座っているところの、図22の個人用ポップアップポッドの例示的な概略前面斜視図である。
図22の個人用ポップアップポッドの例示的な概略斜視図である。
1人の使用者を収容する別の個人用ポップアップポッドの例示的な概略前面斜視図である。
図25の個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
図27の個人用ポップアップポッドの概略前面図である。
使用者が図27の個人用ポップアップポッドを使用しているところの概略図である。
個人用ポップアップポッドの概略斜視図である。
図30の個人用ポップアップポッドの概略後面図である。
図30の個人用ポップアップポッドに組み込まれたアクセススロットの概略図である。
図30の個人用ポップアップポッドが患者に装着され、医療従事者がアクセススロットを通して内部にアクセスしているところの概略側面斜視図である。
図30の個人用ポップアップポッドが患者に装着され、医療従事者がアクセス窓を通して内部にアクセスしているところの概略前面斜視図である。
個人用ポップアップポッドの寸法およびアクセススロットの配置を示す概略図である。
図35の個人用ポップアップポッドの寸法を示す概略図である。
個人用ポップアップポッドの寸法およびアクセススロットの配置を示す概略図である。
図37の個人用ポップアップポッドの寸法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
これらの図を参照して、本書に開示される装置、システム、構成、および方法を単なる例として詳細に説明する。開示および説明される例、構成、形態、構成部品、要素、装置、方法、材料などに対して修正を行うことができ、それらの修正は、特定の用途に対して望まれることがあることは認識されよう。この開示では、特定の技術、構成、方法などのいかなる特定も、提示される特定の例に関係するか、または単にそのような技術、構成、方法などの一般的な説明であるか、のいずれかである。特定の詳細または例の特定は、特に指定のない限り必須または限定としてみなされるように意図されているものではなく、また、そのようにみなされるべきではない。以下に、個人用ポップアップポッドを使用するための装置、構成、および方法の選択された例が開示され、図1～図38を参照して詳細に説明される。
【０００８】
本明細書には、単一の使用者用に設計された新規の個人用ポップアップポッドが開示され、このポップアップポッドは、使用者の可動性を保つことを可能にしながら、すなわち、使用者が、ウォーキング、ジョギング、または任意の他の一般的な移動方法によって場所から場所へ移動することを可能にしながら、また、使用者が多くの手作業を行うことを可能にしながら、周囲の自然環境から使用者を防護することができる。加えて、このポップアップポッドは、使用者を防護するために、以降に説明される安全機能を含むことができる。要約すると、本明細書に開示される個人用ポップアップポッドは様々な目的のために設計されている。例えば、この個人用ポップアップポッドは、横断歩道監視員、警備員、肉体労働者、ドライブスルー窓口で購入された食事を運ぶファーストフード店員、医療従事者、患者などの自然環境の屋外、および多くの他の環境で働く必要のある作業者によって使用することができる。この個人用ポップアップポッドはまた、悪天候や病気に対して使用者を防護するために、実用、医療用、またはレクリエーション用にも使用することができる。例えば、ウォーキングまたはジョギングを楽しむ使用者は、悪天候の中でこの個人用ポップアップポッドを使用してこのレクリエーションの娯楽を楽しむことができる。春には、庭いじりに熱心な人は、個人用ポップアップポッドを使用してこの活動をより一貫して楽しむことができる場合がある。学校に学生を輸送するバスを待つ必要のある学生は、バスを待つ間、個人用ポップアップポッドを使用することができる。患者または医療従事者は、医療施設において病気に対して防護するために個人用ポップアップポッドを使用することができる。これらは、本明細書に開示される個人用ポップアップポッドに対する無数の用途の単なる例であることは理解されよう。
【０００９】
図1～図8に概略的に示されるように、個人用ポップアップポッド100は、4つの側面(例えば、前側、後側、左側、および右側)、頂部、ならびに底部を有して設計することができる。4つの側面、頂部、および底部は、透明な材料と不透明な材料との組合せにすることができる。左側および右側など、側面の2つは、個人用ポップアップポッド100が個人用ポップアップポッド100の使用者によって運ばれるときに、使用者に自分の腕を個人用ポップアップポッド100の外側に伸ばす機会を提供するアーム穴102および104を含むことができる。複数の側面(前側、左側、および右側など)は、ジッパー106、108、および110を含むことができ、これらのジッパーを開けたり閉めたりして、材料のフラップを動かして、個人用ポップアップポッド100の内部を周囲の環境から露出または密閉することができる。ジッパー106、108、および110の1つまたは複数は、使用者および個人用ポップアップポッドを取り囲む環境へのアクセスに対する使用者の必要性に合うように個人用ポップアップポッド100を構成するために使用者の裁量でジッパーを開けることができることは理解されよう。
【００１０】
個人用ポップアップポッド100は、個人用ポップアップポッド100の使用者の周りにいる人に使用者の存在を視覚的に警告する反射テープ112などの一連の安全機能を含むことができる。警察官が交通整理をするとき、駐車場の係員が駐車場を監視するとき、またはジョガーが車道に沿ってジョギングをするときなど、個人用ポップアップポッド100が潜在的に危険な仕事のために使用される場合、反射テープ112が接近する乗物のヘッドライトを反射し、運転者が使用者を見る機会を大幅に増やし、したがって、使用者が事故に巻き込まれる機会を大幅に減らすことは理解されよう。側面パネル、頂部パネル、および底部パネルに使用される材料が明るい色の材料から構成されて、個人用ポップアップポッドの使用にさらなる安全性を付け加えることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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