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公開番号2025015405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024053949,2023118257
出願日2024-03-28,2023-07-20
発明の名称フェイスマスク収容体
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人弁理士法人小澤知的財産事務所
主分類A45D 44/22 20060101AFI20250123BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクを構成する複数のシート部のそれぞれを円滑に取り出すことができるフェイスマスク収容体を提供する。
【解決手段】フェイスマスク収容体(100)は、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスク(1)と、フェイスマスクを収容した収容本体(30)と、を有する。フェイスマスクは、第1シート部(11)と、第1シート部と切断部(15)を介して分離可能に構成された第2シート部(12)と、を有する。フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されている。折り畳み状態のフェイスマスクには、第1シート部が第2シート部と厚さ方向に重ならない第1非重畳領域(21)と、第2シート部が第1シート部と厚さ方向に重ならない第2非重畳領域(22)と、が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有するフェイスマスク収容体であって、
前記フェイスマスクは、第3シート部と、前記第3シート部と別体の第4シート部と、を有し、
前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されており、
前記折り畳み状態の前記フェイスマスクの前記折り目は、前記第3シート部と前記第4シート部を共に折り畳む折り目を備えてない、フェイスマスク収容体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有するフェイスマスク収容体であって、
前記フェイスマスクは、第3シート部と、前記第3シート部と別体の第4シート部と、を有し、
前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されており、
前記フェイスマスクには、前記第3シート部のうち、前記折り畳み状態において前記第4シート部と厚さ方向に重ならない領域である第3非重畳領域と、前記第4シート部のうち、前記折り畳み状態において前記第3シート部と厚さ方向に重ならない領域である第4非重畳領域と、の少なくとも一方が設けられており、
前記収容本体は、前記折り畳み状態の前記フェイスマスクを出し入れする開口が形成される開口領域を有し、
前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第3シート部と前記第4シート部が厚さ方向に重なった積層領域が設けられており、
前記第3非重畳領域及び前記第4非重畳領域の少なくとも一方は、前記積層領域よりも前記開口領域側に位置する、フェイスマスク収容体。
【請求項3】
前記第3非重畳領域と前記第4非重畳領域の一方は、前記積層領域よりも前記開口領域側に配置され、
前記第3非重畳領域と前記第4非重畳領域の他方は、前記積層領域よりも前記開口領域と反対側に配置されている、請求項2に記載のフェイスマスク収容体。
【請求項4】
前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第3シート部と前記第4シート部が厚さ方向に重なった積層領域が設けられており、
前記積層領域において、前記第3シート部と前記第4シート部が厚さ方向に隣接する境界が設けられており、
前記境界に対する厚さ方向の一方側には、前記第3シート部のみが配置され、
前記境界に対する厚さ方向の他方側には、前記第4シート部のみが配置されている、請求項1又は請求項2に記載のフェイスマスク収容体。
【請求項5】
前記収容本体は、前記折り畳み状態の前記フェイスマスクを出し入れする開口が形成される開口領域を有し、
前記折り畳み状態の前記フェイスマスクを前記出し入れする方向において3等分した領域のうち、前記開口領域側に位置する開口側領域の最大厚さは、他の領域の最大厚さよりも薄い、請求項1又は請求項2に記載のフェイスマスク収容体。
【請求項6】
前記折り畳み状態において、前記第3シート部と前記第4シート部の一方を前記収容本体から取り出し可能である、請求項1又は請求項2に記載のフェイスマスク収容体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スキンケア剤とフェイスマスクを収容したフェイスマスク収容体に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【0002】
特許文献1には、スキンケアに用いられるフェイスマスクが開示されている。フェイスマスクは、不織布又は織布で形成されたフェイスマスクと、フェイスマスクに塗布されたスキンケア剤と、を備える。フェイスマスクは、顔へのフィット性を高めるために、複数の部材(例えば、顔の上側の領域を覆う部材と下側の領域を覆う部材)に、分離可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-101861号公報
【発明の概要】
【0004】
特許文献1のフェイスマスクのように、スキンケア剤がフェイスマスクに含浸されたフェイスマスクは、一般的に、使用前に、袋等の収容本体内にスキンケア剤とフェイスマスクが収容されている。装着者は、使用時に、スキンケア剤が含浸されたフェイスマスクを収容本体から取り出して、フェイスマスクを顔に装着する。このとき、フェイスマスクにスキンケア剤が含浸しているため、フェイスマスクが重なり合う面の表面張力によってフェイスマスクが剥がれにくく、各フェイスマスクをそれぞれ装着しにくいことがあった。フェイスマスクを剥がす工程に手間取ると、スキンケア剤が周囲に零れてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクを構成する複数のシート部のそれぞれを円滑に取り出すことができるフェイスマスク収容体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1構成に係るフェイスマスク収容体は、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有する。前記フェイスマスクは、第1シート部と、前記第1シート部と切断部を介して分離可能に構成された第2シート部と、を有する。前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されている。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第1シート部が前記第2シート部と厚さ方向に重ならない第1非重畳領域と、前記第2シート部が前記第1シート部と厚さ方向に重ならない第2非重畳領域と、が設けられている。
【0007】
第2構成に係るフェイスマスク収容体は、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有する。前記フェイスマスクは、第1シート部と、前記第1シート部と切断部を介して分離可能に構成された第2シート部と、を有する。前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されている。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第1シート部が前記第2シート部と厚さ方向に重ならない第1非重畳領域と、前記第2シート部が前記第1シート部と厚さ方向に重ならない第2非重畳領域と、の少なくとも一方が設けられている。前記折り畳み状態で、前記切断部が前記第1シート部及び前記第2シート部のいずれとも厚さ方向に重ならない切断非重畳領域が設けられている。
【0008】
第3構成に係るフェイスマスク収容体は、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有する。前記フェイスマスクは、第3シート部と、前記第3シート部と別体の第4シート部と、を有する。前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されている。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクの前記折り目は、前記第3シート部と前記第4シート部を共に折り畳む折り目を備えてない。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第3シート部と前記第4シート部とが厚さ方向に重なった積層領域が設けられている。
【0009】
第4構成に係るフェイスマスク収容体は、スキンケア剤が含浸されるフェイスマスクと、当該フェイスマスクを収容した収容本体と、を有する。前記フェイスマスクは、第3シート部と、前記第3シート部と別体の第4シート部と、を有する。前記フェイスマスクは、折り目を基点に折り畳まれた折り畳み状態で収容本体に収容されている。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第3シート部が前記第4シート部と厚さ方向に重ならない第3非重畳領域と、前記第4シート部が前記第3シート部と厚さ方向に重ならない第4非重畳領域と、の少なくとも一方が設けられている。前記収容本体は、前記折り畳み状態の前記フェイスマスクを出し入れする開口が形成される開口領域を有する。前記折り畳み状態の前記フェイスマスクには、前記第3シート部と前記第4シート部が厚さ方向に重なった積層領域が設けられている。前記第3非重畳領域及び前記第4非重畳領域の少なくとも一方は、前記積層領域よりも前記開口領域側に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るフェイスマスク収容体を模式的に示した図である。
図2は、第1実施形態に係るフェイスマスクの展開状態の平面図である。
図3は、第1実施形態に係るフェイスマスクの折り畳み態様の一例を説明するための図である。
図4は、第1実施形態に係るフェイスマスクの取り出し態様を説明するための図である。
図5は、折り畳み状態のフェイスマスクの模式断面図である。
図6は、第1実施形態に係るフェイスマスクの変形例に係る折り畳み態様を説明するための図である。
図7は、第1実施形態に係るフェイスマスクの変形例に係る折り畳み態様を説明するための図である。
図8は、第2実施形態に係るフェイスマスク収容体を模式的に示した図である。
図9は、第2実施形態に係るフェイスマスクの展開状態の平面図である。
図10は、第2実施形態に係るフェイスマスクの折り畳み態様の一例を説明するための図である。
図11は、第2実施形態に係るフェイスマスクの変形例に係る折り畳み態様を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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