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公開番号
2025014727
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117512
出願日
2023-07-19
発明の名称
固体電池及び固体電池の製造方法
出願人
FDK株式会社
代理人
弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類
H01M
10/0585 20100101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外部電極の密着性が高く耐湿性に優れた固体電池を実現する。
【解決手段】固体電池1は、固体電解質層13の面13a側及び面13b側にそれぞれ設けられる正極層11及び負極層12と、固体電解質層13の端13c側及び端13d側にそれぞれ設けられる外部電極20及び外部電極30とを含む。固体電池1は更に、固体電解質層13の面13a側及び面13b側であって、正極層11と外部電極30との間及び負極層12と外部電極20との間にそれぞれ設けられる埋め込み層14を含む。例えば、このような固体電池1において、外部電極20から固体電解質層13と埋め込み層14との間には、外部電極20の成分を含む外部電極成分侵入部40が延びる。外部電極30から固体電解質層13と埋め込み層14との間には、外部電極30の成分を含む外部電極成分侵入部50が延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固体電解質層と、
前記固体電解質層の第1面側に設けられる電極層と、
前記固体電解質層の第1端側に設けられる外部電極と、
前記固体電解質層の前記第1面側の、前記電極層と前記外部電極との間に設けられる埋め込み層と、
前記外部電極から前記固体電解質層と前記埋め込み層との間に延び、前記外部電極の成分を含む外部電極成分侵入部と、
を含む、固体電池。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記外部電極成分侵入部は、前記固体電解質層と前記埋め込み層との間に、前記第1端から12μm以上の侵入深さで延びる、請求項1に記載の固体電池。
【請求項3】
前記外部電極は、金属及びガラスを含み、
前記外部電極成分侵入部は、前記金属及び前記ガラスの成分を含む、請求項1に記載の固体電池。
【請求項4】
固体電解質層と、
前記固体電解質層の第1面側に設けられる電極層と、
前記固体電解質層の第1端側に設けられる外部電極と、
前記固体電解質層の前記第1面側の、前記電極層と前記外部電極との間に設けられる埋め込み層と、
を含む固体電池の製造方法であって、
前記第1面側に前記電極層と前記埋め込み層とが設けられた前記固体電解質層の前記第1端側に、熱処理を行って前記外部電極を形成する工程を含み、
前記外部電極を形成する工程は、
前記外部電極から前記固体電解質層と前記埋め込み層との間に延び、前記外部電極の成分を含む外部電極成分侵入部を形成する工程を含む、固体電池の製造方法。
【請求項5】
前記外部電極成分侵入部を形成する工程は、前記熱処理の条件によって前記外部電極成分侵入部の前記第1端からの侵入深さを変える工程を含む、請求項4に記載の固体電池の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、固体電池及び固体電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、固体電池として、正極層、電解質層及び負極層の積層体と、その正極層及び負極層とそれぞれ接続される一対の端子電極とを含む全固体リチウムイオン二次電池が知られている(特許文献1)。このような固体電池に関し、負極層と接続される端子電極と正極層との間、及び、正極層と接続される端子電極と負極層との間に、それぞれ電極分離部を設ける技術が知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-182945号公報
特開2023-22219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
固体電池は、発電要素として正極層及び負極層(これらを「電極層」とも言う)とそれらの間に介在される固体電解質層とを含む積層体と、その積層体の両端面に設けられて正極層及び負極層とそれぞれ接続される外部電極とを備える。積層体には、外部電極と正極層及び負極層の各々との間に電極分離部として設けられる、固体電解質やガラスの層(「埋め込み層」とも言う)が含まれる。
【0005】
これまでの固体電池では、発電要素である積層体とその両端面に設けられる外部電極との間の密着性が十分でないために、高い耐湿性が得られず、積層体への水分の侵入によって電池性能が劣化してしまうことがあった。
【0006】
1つの側面では、本発明は、外部電極の密着性が高く耐湿性に優れた固体電池を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、固体電解質層と、前記固体電解質層の第1面側に設けられる電極層と、前記固体電解質層の第1端側に設けられる外部電極と、前記固体電解質層の前記第1面側の、前記電極層と前記外部電極との間に設けられる埋め込み層と、前記外部電極から前記固体電解質層と前記埋め込み層との間に延び、前記外部電極の成分を含む外部電極成分侵入部と、を含む、固体電池が提供される。
【0008】
また、別の態様では、上記のような固体電池の製造方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
1つの側面では、外部電極の密着性が高く耐湿性に優れた固体電池を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
固体電池の一例について説明する図である。
固体電池の製造方法の一例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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