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公開番号2025014093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-29
出願番号2021207384
出願日2021-12-21
発明の名称融着接続機
出願人住友電工オプティフロンティア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 6/255 20060101AFI20250122BHJP(光学)
要約【課題】軸ずれを抑制することができる融着接続機を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る融着接続機は、光ファイバを位置決めするV溝が形成された主面を有する台と、V溝に載せられた光ファイバを押さえるクランプと、V溝に沿って延びるZ軸を中心としてクランプを回転可能とする第1回転機構と、Z軸に直交すると共に主面に沿って延在するX軸を中心としてクランプを回転可能とする第2回転機構と、を備える。
【選択図】図5



特許請求の範囲【請求項1】
光ファイバを位置決めするV溝が形成された主面を有する台と、
前記V溝に載せられた前記光ファイバを押さえるクランプと、
前記V溝に沿って延びるZ軸を中心として前記クランプを回転可能とする第1回転機構と、
前記Z軸に直交すると共に前記主面に沿って延在するX軸を中心として前記クランプを回転可能とする第2回転機構と、
を備える、
融着接続機。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記主面に直交するY軸を中心として前記クランプを回転可能とする第3回転機構を更に備える、
請求項1に記載の融着接続機。
【請求項3】
前記第1回転機構及び前記第2回転機構は、一体の球状を呈する、
請求項1又は請求項2に記載の融着接続機。
【請求項4】
前記第3回転機構を介して前記クランプを回転させる駆動部を備える、
請求項2に記載の融着接続機。
【請求項5】
前記第3回転機構を介した前記クランプの回転を、前記回転の角度が一定角度以下となるように制限するリミッタを備える、
請求項2又は請求項4に記載の融着接続機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、融着接続機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光ファイバ融着機が記載されている。光ファイバ融着機は、光ファイバを収容する複数のファイバ溝を有するベースと、ファイバ溝に収容された光ファイバを押さえるファイバクランプ部材とを備える。ファイバクランプ部材はクランプブロックを有し、クランプブロックには光ファイバを押し付けるファイバクランプがクランプ補助体を介して連結されている。クランプブロックは、ファイバクランプに対して上下方向に移動可能である。クランプブロックとクランプ補助体との間にはクランプバネが設けられている。クランプブロックの高さ位置に応じて、ファイバクランプによる光ファイバの押しつけ荷重が変化する。
【0003】
特許文献2には、一対の光ファイバを融着接続する融着接続機が記載されている。融着接続機は、光ファイバを保持するファイバホルダと、光ファイバの先端部分が載せられる溝形成基板と、溝形成基板に載せられた光ファイバを押さえるファイバクランプ部材とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-15623号公報
国際公開第2013/145474号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特に近年、フラットリボンケーブル又は間欠リボンファイバ等、種々の態様の光ファイバが融着接続されることがある。しかしながら、光ファイバの態様によっては、光ファイバを位置決めするV溝に載せられたときに個別に軸ずれが生じることがある。V溝に載せられた光ファイバには、光ファイバの被覆が除去されるときに生じる屑、又は外部から侵入した埃等が付着することがある。屑又は埃が付着して光ファイバの軸ずれが生じることがある。
【0006】
本開示は、軸ずれを抑制することができる融着接続機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る融着接続機は、光ファイバを位置決めするV溝が形成された主面を有する台と、V溝に載せられた光ファイバを押さえるクランプと、V溝に沿って延びるZ軸を中心としてクランプを回転可能とする第1回転機構と、Z軸に直交すると共に主面に沿って延在するX軸を中心としてクランプを回転可能とする第2回転機構と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、軸ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る融着接続機を示す斜視図である。
図2は、図1の融着接続機の内部構造を示す斜視図である。
図3は、図1の融着接続機の台、クランプ及び光ファイバを示す斜視図である。
図4は、光ファイバの延在方向に直交する平面によって切断された台、クランプ、及び光ファイバを示す側断面図である。
図5は、クランプ及び支持部材を示す斜視図である。
図6は、クランプ、支持部材及び取付部材を示す側断面図である。
図7は、台の主面に直交する方向に沿って見たクランプ、台、及び光ファイバを示す図である。
図8は、変形例に係る第1回転機構及び第2回転機構を模式的に示す縦断面図である。
図9は、変形例に係る融着接続機のストッパを模式的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。一実施形態に係る融着接続機は、光ファイバを位置決めするV溝が形成された主面を有する台と、V溝に載せられた光ファイバを押さえるクランプと、V溝に沿って延びるZ軸を中心としてクランプを回転可能とする第1回転機構と、Z軸に直交すると共に主面に沿って延在するX軸を中心としてクランプを回転可能とする第2回転機構と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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