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公開番号2025013952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024187167,2020148690
出願日2024-10-24,2020-09-04
発明の名称回転機器
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類F04D 29/28 20060101AFI20250121BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】インペラの重量調整が容易となり、大型化やコストアップを抑制することができる回転機器を提供する。
【解決手段】第1凹部のベース21側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第1の凹部を形成し、第2凹部のベース21側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第2の凹部を形成する。連結部は、回転軸方向において、第2方向に凸上に形成されている。カバーにおけるベース21側に対して反対側の面は、第1凹部のベース21側に対して反対側の面から、第2凹部のベース21側に対して反対側の面にかけて、インペラ20に向けて凹んでいる。天面部23の内周端は、回転軸方向に延在しており、天面部23の外周端は、回転軸方向に延在している。天面部の内周端は、第1の凹部に収容され、天面部の外周端は、第2の凹部に収容されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸と、
ベースと、前記ベースに設けられた複数の羽根と、前記ベースと対向する天面部と、を有するインペラと、
モータと、
前記インペラを覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、第1凹部及び第2凹部と、当該第1凹部と第2凹部を連結する連結部と、を備え、
前記第1凹部の前記ベース側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第1の凹部を形成し、
前記第2凹部の前記ベース側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第2の凹部を形成し、
前記連結部は、回転軸方向において、第2方向に凸状に形成され、
前記カバーにおける前記ベース側に対して反対側の面は、前記第1凹部の前記ベース側に対して反対側の面から、前記第2凹部の前記ベース側に対して反対側の面にかけて、前記インペラに向けて凹んでおり、
前記天面部の内周端は、回転軸方向に延在しており、
前記天面部の外周端は、回転軸方向に延在しており、
径方向において、前記天面部の内周端と前記天面部の外周端との間には、前記連結部があり、
前記天面部の内周端は、前記第1の凹部に収容され、
前記天面部の外周端は、前記第2の凹部に収容されている、
回転機器。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記インペラは、金属部材又は樹脂部材で形成されている、請求項1に記載の回転機器。
【請求項3】
前記インペラ及び前記モータを収容するハウジングを備え、
前記ハウジングは、前記カバーと、前記モータを覆う筒部とを備える、請求項1又は2に記載の回転機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、掃除機等には、遠心ファン(インペラ)を用いた回転機器を搭載するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-154797号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様に係る回転機器は、回転軸と、インペラと、モータと、前記インペラを覆うカバーと、を備える。前記インペラは、ベースと、前記ベースに設けられた複数の羽根と、前記ベースと対向する天面部と、を有する。前記カバーは、第1凹部及び第2凹部と、当該第1凹部と第2凹部を連結する連結部と、を備える。前記第1凹部の前記ベース側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第1の凹部を形成し、前記第2凹部の前記ベース側の面は、回転軸方向において、第1方向に凹んだ第2の凹部を形成する。前記連結部は、回転軸方向において、第2方向に凸状に形成される。前記カバーにおける前記ベース側に対して反対側の面は、前記第1凹部の前記ベース側に対して反対側の面から、前記第2凹部の前記ベース側に対して反対側の面にかけて、前記インペラに向けて凹んでいる。前記天面部の内周端は、回転軸方向に延在しており、前記天面部の外周端は、回転軸方向に延在している。径方向において、前記天面部の内周端と前記天面部の外周端との間には、前記連結部がある。前記天面部の内周端は、前記第1の凹部に収容され、前記天面部の外周端は、前記第2の凹部に収容されている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、実施形態に係る回転機器の外観斜視図である。
図2は、図1に示す回転機器の部分分解斜視図である。
図3は、図2に示すインペラの構成を示す斜視図である。
図4は、図2に示すインペラの構成を示す側面図である。
図5は、実施形態に係る回転機器の内部構造を示す断面図である。
図6は、図5に示す回転機器の主要部の内部構造を示す部分拡大断面図である。
図7は、図1に示す筒部の構成を示す斜視図である。
図8は、図1に示す回転機器の内部に収容されるモータの構成を示す斜視図である。
図9は、実施形態の変形例に係る回転機器の外観を示す部分斜視図である。
図10は、図9に示す回転機器の内部構造を示す部分断面図である。
図11は、図9に示す回転機器の主要部の内部構造を示す部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、実施形態に係る回転機器について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
【0007】
(実施形態)
図1は、実施形態に係る回転機器の外観斜視図である。図2は、図1に示す回転機器の部分分解斜視図である。図3は、図2に示すインペラの構成を示す斜視図である。図4は、図2に示すインペラの構成を示す側面図である。図5は、実施形態に係る回転機器の内部構造を示す断面図である。図6は、図5に示す回転機器の主要部の内部構造を示す部分拡大断面図である。図7は、図1に示す筒部の構成を示す斜視図である。図8は、図1に示す回転機器の内部に収容されるモータの構成を示す斜視図である。なお、図2は、図1に示す回転機器からカバーを取り外した状態を示す。図6は、図5におけるA部の拡大図である。
【0008】
なお、図示のZ方向は、本実施形態における回転機器の回転軸方向とする。回転軸方向のうち、Z1方向を第1方向とし、Z2方向を第2方向とする。また、本実施形態における回転機器の回転軸方向と直交する径方向とする。径方向のうち、軸線Xから遠ざかる方向を径方向外側、軸線Xに向かう方向を径方向内側とする。図示の軸線Xは、回転軸方向と同一方向に延在する。
【0009】
図1に示す回転機器1は、例えば掃除機、吸引機等に組み込まれるものである。回転機器1は、図5に示すように、ハウジング10と、インペラ20と、シャフト30と、モータ40と、基板50とを備える。
【0010】
ハウジング10は、少なくとも、インペラ20、シャフト30、及びモータ40を内部に収容し、一部が基板50で構成される。ハウジング10は、円筒状に形成され、内部に2つの空間部2,3を有し、内側に通気路5が形成されている。この通気路5の一部が、2つの空間部2,3で形成されている。空間部2は、少なくともインペラ20が収容されるハウジング10の内部空間である。空間部3は、空間部2と連通し、少なくともモータ40が収容されるハウジング10の内部空間である。空間部3は、筒部12に基板50が組み付けられた状態で、開口部120aを介して外部空間と連通する。言い換えると、通気路5は、開口部120aを介して、ハウジング10の外部と連通する。ハウジング10は、カバー11と、筒部12とを備える。ハウジング10は、回転軸方向において、2つの端部を備える。このハウジング10の2つの端部のうち、第1方向における一方の端部を第1端部と呼称し、第2方向における他方の端部を第2端部と呼称する。
(【0011】以降は省略されています)

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