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公開番号2025013634
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024196242,2020011080
出願日2024-11-08,2020-01-27
発明の名称冷却装置、冷却システム、および冷却システムの制御方法
出願人現代自動車株式会社,HYUNDAI MOTOR COMPANY,起亞株式会社,KIA CORPORATION
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F28F 9/02 20060101AFI20250117BHJP(熱交換一般)
要約【課題】小型電気自動車などのショートオーバーハング車体構造を持ちながらも、既存の内燃機関車両に搭載された冷却装置のコンデンサとラジエータの構造を変更して1列並列に配置することにより、サイズ縮小および効率の向上を極大化することができるようにした冷却装置、冷却システム、および冷却システムの制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の冷却装置は、第1冷却流体と第2冷却流体が内部に流動し、並列に配列された複数の冷却管と、複数の冷却管に第1冷却流体または第2冷却流体が流動するように複数の冷却管に連通しているタンクと、タンク内に位置して第1冷却流体が流動する第1空間と第2冷却流体が流動する第2空間に分離し、タンクに複数の冷却管が配列された方向に直線移動可能に結合された隔膜と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1冷却流体と第2冷却流体が内部に流動し、並列に配列された複数の冷却管と、
前記複数の冷却管に前記第1冷却流体または前記第2冷却流体が流動するように前記複数の冷却管に連通しているタンクと、
前記タンク内に位置して前記第1冷却流体が流動する第1空間と前記第2冷却流体が流動する第2空間に分離し、前記タンクに前記複数の冷却管が配列された方向に直線移動可能に結合された隔膜と、を含む、冷却装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記複数の冷却管が配列された方向に延び、前記隔膜に螺合されたガイド、および
前記ガイドを回転させることにより前記隔膜を直線移動させるアクチュエータをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記隔膜の外側面と前記タンクの内側面との間に隔膜Oリングが締結され、
前記隔膜と前記ガイドとの間にガイドOリングおよびワッシャが締結されることを特徴とする、請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記隔膜および前記ガイドには、四角ねじまたは鋸歯ねじ形状のねじ山が形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の冷却装置。
【請求項5】
請求項1に記載の冷却装置を含む冷却システムであって、
前記第1冷却流体は冷媒であり、前記第1冷却流体が内部に流動するように第1空間と連結され、室内空調用冷却コアが備えられた冷房回路と、
前記第2冷却流体は冷却水であり、前記第2冷却流体が内部に流動するように第2空間と連結され、前記第2冷却流体が電装部品と熱交換できるように連結された冷却回路と、をさらに含む、冷却システム。
【請求項6】
前記冷房回路には、前記タンクから排出された流体から気体を分離する第1気液分離器が備えられ、
第1気液分離器で分離された気体は、前記タンクの前記第1空間へ再び流入することを特徴とする、請求項5に記載の冷却システム。
【請求項7】
前記冷房回路には、前記タンクから排出された流体から前記冷却水を比重差を利用して分離する冷却水分離器が備えられ、
前記冷却水分離器は、分離した前記冷却水が前記冷却回路へ回送されるように前記冷却回路に連結されたことを特徴とする、請求項5に記載の冷却システム。
【請求項8】
前記冷媒は、液体状態で前記冷却水よりも比重が大きく、
前記冷却水分離器には、前記冷却回路に連結されて前記冷却水の吐出される第1冷却水吐出口が前記冷媒の吐出される第1冷媒吐出口よりも重力方向に上方に位置し、
前記第1冷却水吐出口に設けられて前記冷却水の流動を許可または遮断する第1バルブが備えられたことを特徴とする、請求項7に記載の冷却システム。
【請求項9】
前記冷媒は、液体状態で前記冷却水よりも比重が大きく、
前記冷却水分離器には、前記冷却回路に連結されて前記冷却水の吐出される第1冷却水吐出口が前記冷媒の吐出される第1冷媒吐出口よりも重力方向に上方に位置し、
前記冷却水分離器の内部で平面方向に延び、上下方向に移動可能に位置し、液体状態の前記冷媒よりも比重が小さく、前記冷却水よりも比重が大きく、上部と下部間の流体移動が可能な貫通孔を有する冷却水分離板が備えられたことを特徴とする、請求項7に記載の冷却システム。
【請求項10】
前記冷却水分離板は、前記冷却水分離器の内部で最大に上昇した状態で前記第1冷却水吐出口を遮断することを特徴とする、請求項9に記載の冷却システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器の可変、および冷媒または冷却水の混入防止のための構造と制御方法に関し、より詳細には、小型電気自動車などに使用できる冷房装置に関する技術である。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車は、従来の内燃機関搭載車両のエンジンルームに相当する車体前方部分にエンジンが搭載されないことにより、オーバーハング(OVERHANG)が相対的に短くなる傾向がある。
【0003】
したがって、前記短くなったオーバーハングに駆動モータ、減速機および冷却装置などを搭載するためには、厚みを低減させるための新しい冷却装置の構造が必要である。
【0004】
特に、冷却系の面で商用車に適用される内燃機関は、摂氏110度レベルの冷却水温を維持して冷却させるが、これに対し、モータの構成部品は、摂氏65度レベルの冷却水温が要求されるので、前記内燃機関で使用される冷却装置に比べて相対的にサイズが小さく、冷却系の性能を円滑に実現することができる。
【0005】
前述した背景技術として説明された事項は、本発明の背景に対する理解を増進させるためのものに過ぎず、当該技術分野における通常の知識を有する者に既に知られた従来技術に該当することを認めるものと受け入れられてはならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国特許公開第10-2019-0104739号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、小型電気自動車などのショートオーバーハング(SHORT OVERHANG)車体構造を持ちながらも、既存の内燃機関車両に搭載された冷却装置のコンデンサとラジエータの構造を変更して1列並列に配置することにより、サイズ縮小および効率の向上を極大化することができるようにした冷却装置、冷却システム、および冷却システムの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明のある観点によれば、第1冷却流体と第2冷却流体が内部に流動し、並列に配列された複数の冷却管と、前記複数の冷却管に前記第1冷却流体または前記第2冷却流体が流動するように前記複数の冷却管に連通しているタンクと、前記タンク内に位置して前記第1冷却流体が流動する第1空間と前記第2冷却流体が流動する第2空間に分離し、前記タンクに前記複数の冷却管が配列された方向に直線移動可能に結合された隔膜と、を含む、冷却装置を提供する。
【0009】
前記複数の冷却管が配列された方向に延び、隔膜に螺合されたガイド、および前記ガイドを回転させることにより前記隔膜を直線移動させるアクチュエータをさらに含んでもよい。
【0010】
前記隔膜の外側面とタンクの内側面との間に隔膜Oリングが締結され、前記隔膜と前記ガイドとの間にガイドOリングおよびワッシャが締結されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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