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公開番号
2025013358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024178684,2019218988
出願日
2024-10-11,2019-12-03
発明の名称
ネットワークに接続された駐車システム
出願人
トヨタ モーター ノース アメリカ,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】目的地の所定距離以内の駐車状況を、車両の運転手に注意喚起するための方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】本システムは、1台以上の他の車両から、目的地の所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含んでいる駐車状況データを受信するように構成されている、車両のトランシーバを含んでいる。システムはまた、トランシーバに接続されている、車両の電子制御ユニット(ECU)も含んでいる。ECUは、駐車状況データに基づいて、駐車混雑レベルを決定するように構成されている。ECUはまた、駐車混雑レベルが、閾値駐車混雑レベルを超えているかどうかを決定するようにも構成されている。ECUはまた、駐車混雑レベルが閾値駐車混雑レベルを超えているときは、出力装置に、目的地の近くの駐車混雑を、運転手に注意喚起するように指示するようにも構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
目的地の所定距離以内の駐車状況を、車両の運転手に注意喚起するためのシステムであって、
1台以上の他の車両から、前記目的地の前記所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含んでいる駐車状況データを受信するように構成されている、前記車両のトランシーバと、
前記トランシーバに接続され、
前記駐車状況データに基づいて、駐車混雑レベルを決定し、
前記駐車混雑レベルが、閾値駐車混雑レベルを超えているかどうかを決定し、
前記駐車混雑レベルが前記閾値駐車混雑レベルを超えているときは、出力装置に、前記目的地の近くの駐車混雑を、前記運転手に注意喚起するように指示するように構成されている、前記車両の電子制御ユニット(ECU)を備えている、
システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記駐車状況データは、前記目的地の前記所定距離以内の複数の車両の車両場所データを含んでおり、前記車両場所データは、前記複数の車両のそれぞれの場所センサにより検出される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記駐車状況データは、前記目的地の前記所定距離以内の複数の車両の車両速度データを含んでおり、前記車両速度データは、前記複数の車両のそれぞれの速度センサにより検出される、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記駐車状況データは、前記目的地の前記所定距離以内の駐車構造物と関連付けられている駐車構造物データを含んでおり、前記駐車構造物データは、前記駐車構造物に近接している車両のイメージセンサにより検出され、または、前記駐車構造物と関連付けられている演算装置により送信され、前記駐車構造物データは、利用可能駐車スペースの数と、前記駐車構造物における駐車のコストの少なくとも1つを含んでいる、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記利用可能駐車スペースの数は、1台以上の車両が、前記駐車構造物に車両が入ること、および前記駐車構造物から車両が出ることを検出して、前記検出された、入って行く車両と出て行く車両を、前記駐車構造物の収容能力と比較することにより決定される、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記出力装置は、前記注意喚起を前記運転手に視覚的に提供するように構成されている表示画面、前記注意喚起を前記運転手に音として提供するように構成されているスピーカ、または、前記注意喚起を前記運転手に触覚的に提供するように構成されている振動ユニットである、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
出発場所から目的地の場所へ走行する車両に対して、推奨される駐車場所を決定するためのシステムであって、
1台以上の他の車両から、前記出発場所と前記目的地の場所との間のルートに沿っての駐車状況の1つ以上の標識、および/または、前記目的地の場所の所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含んでいる駐車状況データを受信するように構成されている、前記車両のトランシーバと、
前記トランシーバに接続され、
前記駐車状況データに基づいて、複数の候補駐車場所を決定し、
前記複数の候補駐車場所における各候補駐車場所の比較に基づいて、前記複数の候補駐車場所から前記推奨される駐車場所を決定し、
前記出発場所と前記推奨される駐車場所との間の新しいルートを決定するように構成されている、前記車両の電子制御ユニット(ECU)を備えている、
システム。
【請求項8】
前記駐車状況データは、前記出発場所と前記目的地の場所との間の前記ルートに沿う、および/または、前記目的地の前記所定距離以内の複数の車両の車両場所データを含んでおり、前記車両場所データは、前記複数の車両のそれぞれの場所センサにより検出される、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記駐車状況データは、前記1台以上の他の車両のそれぞれのイメージセンサにより検出される画像データ、および/または、前記1台以上の他の車両のそれぞれの空間センサにより検出される空間データに基づいて、前記1台以上の他の車両により決定される、空いている駐車場所データを含んでいる、請求項7に記載のシステム。
【請求項10】
前記空いている駐車場所データは、
駐車スペースを出て行く車両により点灯される後退灯、
2台の他の車両の間の場所を出て行く車両、または
2台の車両の間の、車両サイズ閾値を超えるスペースの少なくとも1つを検出することにより決定される、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車情報を集めて車両に提供するためのシステムおよび方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーションシステムは、所与のエリアにおける特定の駐車状況についての情報を提供できない。多くの例においては、運転手は、目的地に着いて、駐車できない、または利用可能駐車スペースがないことを発見し得る。運転手は、利用可能な路上駐車または駐車ロットを探して、目的地の場所の周りのエリアをあちこち行き来するかもしれない。これは、運転手に、相当な努力を強いる可能性がある。駐車場所を探す間、運転手は、目的地の場所に対する方向感覚を失い、所望する場所よりも、目的地の場所からだいぶ遠くの場所に駐車するという結果になり得る。幾つかの状況においては、運転手は駐車ロットに入ってから、利用可能駐車場所が残っていないことを発見するという結果になり得る。車両を駐車させる作業は、大変な作業になり得ることがある。従って、改善された駐車システムおよび方法に対する必要性がある。
【発明の概要】
【0003】
記述されるのは、目的地の場所の所定距離以内の駐車状況を、車両の運転手に注意喚起するためのシステムである。システムは、1台以上の他の車両から、目的地の場所の所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含む駐車状況データを受信するように構成されている、車両のトランシーバを含んでいる。システムはまた、トランシーバに接続されている、車両の電子制御ユニット(ECU)も含んでいる。ECUは、駐車状況データに基づいて、駐車混雑レベルを決定するように構成されている。ECUはまた、駐車混雑レベルが、閾値駐車混雑レベルを超えているかどうかを決定するようにも構成されている。ECUはまた、駐車混雑レベルが閾値駐車混雑レベルを超えているときは、出力装置に、目的地の場所の近くの駐車混雑を、運転手に注意喚起するように指示するようにも構成されている。
【0004】
出発場所から目的地の場所へ走行する車両に対して、推奨される駐車場所を決定するためのシステムもまた記述される。システムは、1台以上の他の車両から、出発場所と目的地の場所との間のルートに沿っての駐車状況の1つ以上の標識、および/または、目的地の場所の所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含む駐車状況データを受信するように構成されている、車両のトランシーバを含んでいる。システムはまた、トランシーバに接続されている、車両の電子制御ユニット(ECU)も含んでいる。ECUは、駐車状況データに基づいて、複数の候補駐車場所を決定するように構成されている。ECUはまた、複数の候補駐車場所における各候補駐車場所の比較に基づいて、複数の候補駐車場所から推奨される駐車場所を決定するようにも構成されている。ECUはまた、出発場所と推奨される駐車場所との間の新しいルートを決定するようにも構成されている。
【0005】
出発場所から目的地の場所へ走行する車両に対して、推奨される駐車場所を決定するための方法もまた記述される。方法は、車両のトランシーバにより、1台以上の他の車両から、出発場所と目的地の場所との間のルートに沿っての駐車状況の1つ以上の標識、および/または、目的地の場所の所定距離以内の駐車状況の1つ以上の標識を含む駐車状況データを受信することを含んでいる。方法は、車両の電子制御ユニット(ECU)により、駐車状況データに基づいて、複数の候補駐車場所を決定することを含んでいる。方法は、ECUにより、複数の候補駐車場所における各候補駐車場所の比較に基づいて、複数の候補駐車場所から推奨される駐車場所を決定することを含んでいる。方法はまた、ECUにより、出発場所と推奨される駐車場所との間の新しいルートを決定することも含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の他のシステム、方法、特徴、および利点は、下記の図および詳細な記述を精読することにより、当業者には明白になるであろう。図面において示されている構成要素は必ずしも寸法通りではなく、本発明の重要な特徴をより良好に例示するために誇張され得る。
【0007】
発明の種々の実施形態に係る、車両場所データを含んでいる交通状況データを例示している。
発明の種々の実施形態に係る、車両速度データおよび推奨される代わりの駐車場所を含んでいる交通状況データ例示している。
発明の種々の実施形態に係る、空いている駐車場所データ、駐車規則データ、および駐車構造物データを含んでいる交通状況データを例示している。
発明の種々の実施形態に係る、空いている駐車スペースを、車両間で通信により知らせることを例示している。
発明の種々の実施形態に係る、システムの構成要素を例示している。
発明の種々の実施形態に係る、駐車混雑を、運転手に注意喚起するためのプロセスのフロー図を例示している。
発明の種々の実施形態に係る、代りの駐車場所を提供するためのプロセスのフロー図を例示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
駐車情報を集めて車両に配信するためのシステム、車両、および方法がここにおいて開示される。従来のナビゲーションシステムは、車両の運転手に、目的地の場所における、およびその周りの駐車利用可能性に関する情報を提供しない。ここにおいて使用されているように、「運転手」とは、車両が非自律車両であるときは、その車両を運転している人間を指し示すことができ、および/または、「運転手」とはまた、自律的に、または半自律的に車両を運転するために使用される1つ以上のコンピュータプロセッサを指し示すこともできる。
【0009】
ここにおいて記述されるシステムおよび方法は、駐車データを集めるために、他の車両、および/または駐車エリアまたは構造物のセンサを使用し、集められた駐車データは、リアルタイムな駐車状況の表示を車両に提供するために使用される。駐車データを収集するこの分散された方法は、システムの演算負荷を全体的に分散し、正確な情報を車両に提供する。ここにおいて記述されるシステムおよび方法は、所与の場所の現在の駐車状況についての見識を、現場にいる必要なく得ることを可能にする。この駐車情報を、目的地の場所に到着する前に有することにより、車両は効率よく駐車場所を見つけることができ、それにより、目的地の場所における交通混雑の一因となることを回避する。このようにして、ここにおいて記述されるシステムおよび方法は、交通混雑を削減し、交通衝突を削減し、目的地の場所の近くの車両の全体的な安全性を向上する。
【0010】
図1は、エリア100と車両102を例示している。車両102は、駐車中の車両であっても、走行中の車両であってもよい。所与のエリアにおける車両102の場所を知ることにより、そのエリアの駐車状況を決定できる。各車両102は、車両の場所を決定するために、GPSユニットのような場所センサを使用できる。幾つかの実施形態においては、車両102は、車両の場所を1台以上の他の車両または演算装置に通信で知らせる車上演算装置を含んでいる。幾つかの実施形態においては、車両102は、スマートフォンのような可動演算装置と関連付けられており、可動演算装置は、車両の場所を1台以上の他の車両または演算装置に通信で知らせる。
(【0011】以降は省略されています)
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