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公開番号
2025010519
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-21
出願番号
2024108700
出願日
2024-07-05
発明の名称
車両の運動を決定するための方法及び装置
出願人
ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
,
ROBERT BOSCH GMBH
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01P
13/00 20060101AFI20250110BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両(100)の運動を決定するための方法に関する。
【解決手段】本方法は、車両(100)の第1の慣性センサ(104)に対するインタフェースを介して第1のセンサ信号(110)を、及び、車両(100)の第2の慣性センサ(106)に対するインタフェースを介して第2のセンサ信号(112)を読み込むことと、第1のセンサ信号(110)、第2のセンサ信号(112)、及び、車両(100)の活動化を表す活動化信号を使用して、第1のセンサ信号(110)のノイズレベルを表す第1のレベル信号(122)、及び、第2のセンサ信号(112)のノイズレベルを表す第2のレベル信号(124)を求めることと、第1のセンサ信号(110)、第2のセンサ信号(112)、第1のレベル信号(122)及び第2のレベル信号(124)を使用して、車両(100)の運動を表す運動信号(116)を決定することと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両(100)の運動を決定するための方法であって、
当該方法は、以下のステップ:
前記車両(100)の第1の慣性センサ(104)に対するインタフェースを介して第1のセンサ信号(110)を、及び、前記車両(100)の第2の慣性センサ(106)に対するインタフェースを介して第2のセンサ信号(112)を読み込むステップ(601)と、
前記第1のセンサ信号(110)、前記第2のセンサ信号(112)、及び、前記車両(100)の活動化を表す活動化信号(244)を使用して、前記第1のセンサ信号(110)のノイズレベルを表す第1のレベル信号(122)、及び、前記第2のセンサ信号(112)のノイズレベルを表す第2のレベル信号(124)を求めるステップ(603)と、
前記第1のセンサ信号(110)、前記第2のセンサ信号(112)、前記第1のレベル信号(122)及び前記第2のレベル信号(124)を使用して、前記車両(100)の運動を表す運動信号(116)を決定するステップ(605)と、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記センサ信号(110,112)の少なくとも1つを使用して前記活動化信号(244)を提供するステップ(607)を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記提供するステップ(607)において、少なくとも1つの前記センサ信号(110,112)がフィルタリングされ、その後、少なくとも1つの閾値との比較が実施され、前記車両(100)の活動化が、前記比較の結果に依存して識別される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記提供するステップ(607)において、前記活動化は、前記車両(100)の停止、前記車両(100)のオフロード走行、又は、前記車両(100)の高速道路走行として識別される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記求めるステップ(603)において、前記第1のセンサ信号(110)をフィルタリングするための第1のフィルタ(480)と、前記第2のセンサ信号(112)をフィルタリングするめの第2のフィルタ(482)とが、前記活動化信号(244)を使用して設定され、前記第1のセンサ信号(110)は、第1のフィルタリングされたセンサ信号(252)を得るために前記第1のフィルタ(480)を使用してフィルタリングされ、前記第2のセンサ信号(112)は、第2のフィルタリングされたセンサ信号(254)を得るために前記第2のフィルタ(482)を使用してフィルタリングされ、前記第1のレベル信号(122)は、前記第1のフィルタリングされたセンサ信号(252)を使用して求められ、前記第2のレベル信号(124)は、前記第2のフィルタリングされたセンサ信号(254)を使用して求められる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記求めるステップ(603)において、前記第1のフィルタリングされたセンサ信号(252)は、第1の量子化値(258)を得るために量子化され、前記第2のフィルタリングされたセンサ信号(254)は、第2の量子化値(260)を得るために量子化され、前記第1のレベル信号(122)は、前記第1の量子化値(258)を表し、前記第2のレベル信号(124)は、前記第2の量子化値(260)を表す、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記決定するステップ(605)において、前記第1のレベル信号(122)は、前記第1のセンサ信号(110)の品質を表す第1の品質値を作成するために前記活動化信号(244)を使用して定義された第1の閾値と比較され、前記第2のレベル信号(124)は、前記第2のセンサ信号(112)の品質を表す第2の品質値を作成するために前記活動化信号(244)を使用して定義された第2の閾値と比較され、前記運動信号(116)は、前記第1のセンサ信号(110)、前記第2のセンサ信号(112)、前記第1の品質値及び前記第2の品質値を使用して決定される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記決定するステップ(605)において、前記第1のレベル信号(122)及び前記第2のレベル信号(124)を使用して基準値が決定され、第1のノイズ指標値が、前記第1のレベル信号(122)と前記基準値との間の差分として決定され、第2のノイズ指標値が、前記第2のレベル信号(124)と前記基準値との間の差分として決定され、前記運動信号(116)は、前記第1のセンサ信号(110)、前記第2のセンサ信号(112)、前記第1のノイズ指標値及び前記第2のノイズ指標値を使用して決定される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記決定するステップ(605)において、前記第1のレベル信号(122)を使用して前記第1の慣性センサ(104)のエラー状態を示す第1のエラー信号(132)が決定され、前記第2のレベル信号(124)を使用して前記第2の慣性センサ(106)のエラー状態を示す第2のエラー信号(134)が決定される、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記読み込むステップ(601)において、前記車両(100)のさらなる慣性センサ(108)に対するインタフェースを介してさらなるセンサ信号(114)が読み込まれ、前記求めるステップ(603)において、前記さらなるセンサ信号(114)及び前記活動化信号(244)を使用して、前記さらなるセンサ信号(114)のノイズレベルを表すさらなるレベル信号(126)が求められる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立請求項の上位概念による装置又は方法を起点とする。本発明の対象は、コンピュータプログラムでもある。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、自律走行機能などの車両分野における多くの用途においては、信頼性の高いセンサ信号の使用が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の開示
このような背景から、ここに提示するアプローチでは、車両の運動を決定するための方法、さらにこの方法を使用する装置、及び、最後に、独立請求項による対応するコンピュータプログラムが想定される。従属請求項によって挙げられる手段は、独立請求項に示された装置の好適な発展形態及び改善形態を可能にする。
【0004】
車両のセンサからのセンサ信号は、好適には、車両の活動化を考慮して監視することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
車両の運動を決定するための方法は、以下のステップ:
車両の第1の慣性センサに対するインタフェースを介して第1のセンサ信号を読み込み、車両の第2の慣性センサに対するインタフェースを介して第2のセンサ信号を読み込むステップと、
第1のセンサ信号、第2のセンサ信号、及び、車両の活動化を表す活動化信号を使用して、第1のセンサ信号のノイズレベルを表す第1のレベル信号、及び、第2のセンサ信号のノイズレベルを表す第2のレベル信号を求めるステップと、
第1のセンサ信号、第2のセンサ信号、第1のレベル信号及び第2のレベル信号を使用して、車両の運動を表す運動信号を決定するステップと、
を含む。
【0006】
車両とは、自動車、例えば、自動化された車両又は手動制御される車両であり得る。慣性センサは、例えば、加速度センサ又は角速度センサとして実施されるものとしてよい。慣性センサは、同一のタイプであるものとしても異なるタイプであるものとしてもよい。車両の運動とは、例えば、車両全体の加速度や車両軸線周りの車両の回転を意味するものと理解できる。レベル信号を使用することで、例えば、運動の決定のためにセンサ信号のどれを使用し、場合によっては、どの重み付けでセンサ信号を使用するかを確定することができる。例えば、強いノイズのセンサ信号は運動の決定から除外したり、弱いノイズのセンサ信号と比較して少ない重み付けで考慮したりすることができる。車両の活動化状態は、センサ信号の少なくとも1つに対する予め定められた影響を有する車両の状態を示すことができる。例えば、活動化状態は、車両の運動がないことや、滑らかな路面上又は未舗装の路面上の走行を示すことができる。
【0007】
本方法は、センサ信号の少なくとも1つを使用して、活動化信号を提供するステップを含み得る。この目的のために、センサ信号の適当な評価を実施することができ、例えば、車両の現在の活動化を識別し、活動化信号を介して表示するために、センサ信号の時間的経過を異なる活動化に割り当てられた基準経過と比較したり、センサ信号のレベルを異なる活動化に割り当てられた閾値と比較したりすることができる。付加的又は代替的に、1つ又は複数の他の信号源を、活動化信号の提供のために使用することもできる。
【0008】
例えば、提供するステップにおいて、少なくとも1つのセンサ信号がフィルタリングされ、続いて、少なくとも1つの閾値との比較が実施される。ここでは、車両の活動化が、比較の結果に依存して識別され得る。これにより、活動化が迅速にかつ多大な計算労力なしで確実に識別可能になる。
【0009】
例えば、活動化は、車両の停止、車両のオフロード走行、又は、車両の高速道路走行として識別することができる。したがって、慣性センサの異なる信号経過に基づいて一義的に区別できる活動化は、本明細書において説明するアプローチのために使用することができる。
【0010】
求めるステップにおいて、活動化信号を使用して、第1のセンサ信号をフィルタリングするための第1のフィルタと、第2のセンサ信号をフィルタリングするための第2のフィルタとが設定可能である。第1のセンサ信号は、第1のフィルタリングされたセンサ信号を得るために第1のフィルタを使用してフィルタリングすることができる。第2のセンサ信号は、第2のフィルタリングされたセンサ信号を得るために第2のフィルタを使用してフィルタリングすることができる。第1のレベル信号は、第1のフィルタリングされたセンサ信号を使用して求めることができ、第2のレベル信号は、第2のフィルタリングされたセンサ信号を使用して求めることができる。フィルタリングにより、特に強いノイズを有するセンサ信号の周波数領域を選択することができる。好適には、フィルタのフィルタ領域は、活動化を使用して設定することができ、そのため状況に適合化されたフィルタリングを実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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