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公開番号2025008072
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023109929
出願日2023-07-04
発明の名称メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/70 20140101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約【課題】効率の良い圧縮を行うこと。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200は、アトラスビットストリームを復号して第1制御情報を生成して出力するアトラスデータ復号部207と、基本メッシュビットストリームを復号して第2制御情報及び基本メッシュを生成して出力する基本メッシュ復号部202と、第1制御情報と第2制御情報と基本メッシュとを復号して細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力する細分割部203と、第1制御情報と変位量と細分割メッシュと細分割頂点法線を入力として復号メッシュを生成するメッシュ復号部204とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
アトラスビットストリームを復号して第1制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、
基本メッシュビットストリームを復号して第2制御情報及び基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、
前記第1制御情報と前記第2制御情報と前記基本メッシュとを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、
前記第1制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線を入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部とを備えることを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとの処理を定義するかどうかを表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに細分割を行うかどうかを表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
前記細分割部は、前記制御信号に基づきサブメッシュごとに細分割を行うかどうかを判定することを特徴とする請求項3に記載のメッシュ装置。
【請求項5】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに変位量を定義する座標系を設定するかどうかを表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項6】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに定義される変位量の座標系を表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項7】
前記メッシュ復号部は、前記制御信号に基づき、変位量の座標系を設定して、設定した座標系の変位量を細分割頂点に加算することで、復号メッシュを計算して出力するように構成されている請求項6に記載のメッシュ復号装置。
【請求項8】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに変位量の符号化手法を設定するかどうかを表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項9】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに変位量の符号化パラメータを設定するかどうかを表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項10】
前記アトラスデータ復号部は、前記第1制御情報として、サブメッシュごとに細分割手法を表す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1では、メッシュを大まかな情報を表す基本メッシュと詳細な情報を表す変位量に分けて復号しており、変位量は映像コーデックによって復号している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis Tourapis, Dimitri Podborski, Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m59281, April 2022.
Google Draco、2022年5月26日アクセス[Online]、https://google.github.io/draco
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1では、メッシュの一部に対して、別々に復号する機能や品質を制御する方法が実装されておらず、メッシュ全体に対して同一の処理を行うため、メッシュデータの局所的な特徴に応じた符号化を行うことができないという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、効率の良い圧縮を行うことができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、アトラスビットストリームを復号して第1制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、基本メッシュビットストリームを復号して第2制御情報及び基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、前記第1制御情報と前記第2制御情報と前記基本メッシュとを入力として細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、前記第1制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線を入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部とを備えることを要旨とする。
【0006】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、アトラスビットストリームを復号して第1制御情報を生成して出力する工程と、基本メッシュビットストリームを復号して第2制御情報及び基本メッシュを生成して出力する工程と、前記第1制御情報と前記第2制御情報と前記基本メッシュとを復号して細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力する工程と、前記第1制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線を入力として復号メッシュを生成する工程とを有することを要旨とする。
【0007】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、アトラスビットストリームを復号して第1制御情報を生成して出力するように構成されているアトラスデータ復号部と、基本メッシュビットストリームを復号して第2制御情報及び基本メッシュを生成して出力するように構成されている基本メッシュ復号部と、前記第1制御情報と前記第2制御情報と前記基本メッシュとを復号して細分割メッシュ及び細分割頂点法線を出力するように構成されている細分割部と、前記第1制御情報と変位量と前記細分割メッシュと前記細分割頂点法線を入力として復号メッシュを生成するように構成されているメッシュ復号部とを備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率の良い圧縮を行うことができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、アトラスビットストリームのシンタックス構成の一例を示す図である。
図4Aは、PDUのシンタックス構成の一例を示す図である。
図4Bは、SDUのシンタックス構成の一例を示す図である。
図4Cは、vdmc_lifting_transform_parametersのシンタックス構成の一例を示す図である。
図5Aは、基本メッシュの一例を示す図である。
図5Bは、細分割メッシュの一例を示す図である。
図6は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の機能ブロックの一例について示す図である。
図7は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の細分割部203の基本メッシュ細分割部203Aの処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部205の機能ブロックの一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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