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公開番号
2025007837
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109490
出願日
2023-07-03
発明の名称
給電装置、給電システム、およびプログラム
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H02J
50/20 20160101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 給電に必要な情報を受電装置から受信することなく、受電装置に給電できる給電装置を実現する。
【解決手段】 実施形態によれば、給電装置は、受信部と、送電部とを備える。前記受信部は、複数の受電装置の内の第1受電装置を指定する第1情報を含む第1制御信号を、制御装置から受信する。前記送電部は、前記第1情報に基づいて、電力供給のための無線送電信号を前記第1受電装置に送信する。前記第1制御信号は、前記第1受電装置に対して、特定の動作を行わせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の受電装置の内の第1受電装置を指定する第1情報を含む第1制御信号を、制御装置から受信する受信部と、
前記第1情報に基づいて、電力供給のための無線送電信号を前記第1受電装置に送信する送電部と、を備え、
前記第1制御信号は、前記第1受電装置に対して、特定の動作を行わせる信号である、
給電装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1情報は、前記第1受電装置を識別可能な識別符号を含む、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項3】
前記送電部は、前記給電装置と前記第1受電装置の位置関係に基づいて、複数のアンテナを用いたビームフォーミング、または1つのアンテナの角度の機械的な制御を行うことにより、前記無線送電信号の指向性を制御する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項4】
前記送電部は、
前記第1情報に基づいて、前記給電装置と前記第1受電装置の相対的な位置関係に関する位置情報を取得し、
前記位置情報に基づいて、前記複数のアンテナを用いたビームフォーミング、または前記1つのアンテナの角度の機械的な制御を行うことにより、前記無線送電信号の指向性を制御する、
請求項3に記載の給電装置。
【請求項5】
前記制御装置を内蔵する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項6】
複数の給電エリアのそれぞれに複数の受電装置が設置される場合、前記複数の給電エリアのそれぞれに対して前記給電装置が設けられる、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項7】
前記第1制御信号を再送するタイミングを制御するための信号を前記制御装置に送信する送信部をさらに具備する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項8】
前記無線送電信号の送信を開始した後に、前記第1制御信号を前記第1受電装置に送信する送信部をさらに具備する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項9】
前記受信部は、前記第1制御信号を受信した後に、前記複数の受電装置の内の第2受電装置を指定する第2情報を含む第2制御信号を、前記制御装置から受信し、
前記送電部は、前記受信された第2制御信号に基づいて、前記無線送電信号の送信を終了する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項10】
前記第1制御信号は、前記第1受電装置に対して、前記特定の動作を行わせた後に、前記特定の動作に関する第2情報を含む通信信号を送信させる信号であり、
前記受信部は、前記第1受電装置から前記通信信号を受信し、
前記送電部は、前記受信された通信信号に基づいて、前記無線送電信号の送信を終了する、
請求項1に記載の給電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、給電装置、給電システム、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電磁波(例えば、マイクロ波)を用いて無線で電力を供給する給電装置の開発が進められている。
【0003】
給電装置は、例えば、給電対象の受電装置から、その受電装置の位置を示す情報(位置情報)を取得する。給電装置は、取得された位置情報に基づいて、給電対象の受電装置への指向性を有する電磁波を放射することにより、その受電装置に電力を供給できる。
【0004】
このような場合、受電装置には、位置情報を発信するための通信部が設けられることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6691805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、給電に必要な情報を受電装置から受信することなく、受電装置に給電できる給電装置、給電システム、およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、給電装置は、受信部と、送電部とを備える。前記受信部は、複数の受電装置の内の第1受電装置を指定する第1情報を含む第1制御信号を、制御装置から受信する。前記送電部は、前記第1情報に基づいて、電力供給のための無線送電信号を前記第1受電装置に送信する。前記第1制御信号は、前記第1受電装置に対して、特定の動作を行わせる信号である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る給電装置を含む給電システムの構成例を示すブロック図。
第1実施形態の給電装置において用いられる給電情報テーブルの一構成例を示す図。
第1実施形態の給電装置を含む給電システムにおける制御動作の第1の例を示すシーケンス図。
第1実施形態の給電装置を含む給電システムにおける制御動作の第2の例を示すシーケンス図。
第1実施形態の給電装置を含む給電システムにおける制御動作の第3の例を示すシーケンス図。
第1実施形態の給電装置の構成の第1の例を示すブロック図。
第1実施形態の給電装置の構成の第2の例を示すブロック図。
第1実施形態の給電装置によって給電される受電装置の構成の第1の例を示すブロック図。
第1実施形態の給電装置によって給電される受電装置の構成の第2の例を示すブロック図。
第2実施形態に係る給電装置を含む給電システムの構成例を示すブロック図。
第3実施形態に係る給電装置を含む給電システムの構成例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
(第1実施形態)
まず図1を参照して、第1実施形態に係る給電装置を含む給電システムの構成を説明する。給電システム1Aは、例えば、設置場所が固定された機器に無線で電力を供給し、特定の動作を行わせるためのシステムである。設置場所が固定された機器は、例えば、センシング装置、電子棚札、またはピックアップ表示機である。
(【0011】以降は省略されています)
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