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公開番号
2024154553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068422
出願日
2023-04-19
発明の名称
開閉器駆動装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H01H
33/53 20060101AFI20241024BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】動作不良を抑制することができる開閉器駆動装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の開閉器駆動装置は、第1コイルおよび第2コイルと、リングと、第1ケースと、冷却ガス供給配管と、を持つ。リングは、第1コイルと第2コイルとの間に配置され、開閉器に接続される。第1ケースは、第1コイル、第2コイルおよびリングを覆う。冷却ガス供給配管は、第1ケースの内部に冷却ガスを供給する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コイルおよび第2コイルと、
前記第1コイルと前記第2コイルとの間に配置され、開閉器に接続されるリングと、
前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記リングを覆う第1ケースと、
前記第1ケースの内部に冷却ガスを供給する冷却ガス供給配管と、を有する、
開閉器駆動装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記冷却ガスは、圧縮空気である、
請求項1に記載の開閉器駆動装置。
【請求項3】
前記冷却ガスは、水素である、
請求項1に記載の開閉器駆動装置。
【請求項4】
前記冷却ガスは、ヘリウムである、
請求項1に記載の開閉器駆動装置。
【請求項5】
前記第1ケースを覆う第2ケースをさらに有し、
前記第1ケースおよび第2ケースのうち一方は、導電性材料で形成され、
前記第1ケースおよび第2ケースのうち他方は、前記導電性材料より熱伝導率が小さい材料で形成される、
請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉器駆動装置。
【請求項6】
前記第1コイルおよび前記第2コイルに電流を供給する駆動電源をさらに有し、
前記第1ケースは、前記第1コイル、前記第2コイルおよび前記リングに加えて、前記駆動電源を覆う、
請求項1から4のいずれか1項に記載の開閉器駆動装置。
【請求項7】
前記第1ケースは、扉を有する盤であり、前記扉を開いて前記駆動電源を露出させることが可能である、
請求項6に記載の開閉器駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、開閉器駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
遮断器や断路器等の開閉機器および変圧器や避雷器等の送配電機器などの性能検証のため、大電力試験が実施されている。大電力試験では、短絡発電機により生成される大電流が投入開閉器を介して供試器に供給される。投入開閉器の駆動装置として、電磁反発力を利用した開閉器駆動装置の利用が検討されている。開閉器駆動装置には、動作不良を抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4065692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、動作不良を抑制することができる開閉器駆動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の開閉器駆動装置は、第1コイルおよび第2コイルと、リングと、第1ケースと、冷却ガス供給配管と、を持つ。リングは、第1コイルと第2コイルとの間に配置され、開閉器に接続される。第1ケースは、第1コイル、第2コイルおよびリングを覆う。冷却ガス供給配管は、第1ケースの内部に冷却ガスを供給する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
投入開閉器の概略構成図。
第1の実施形態における開閉器駆動装置の概略構成図。
第1の実施形態の第1変形例における開閉器駆動装置の概略構成図。
第2の実施形態における開閉器駆動装置の概略構成図。
第3の実施形態における開閉器駆動装置の概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の開閉器駆動装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、投入開閉器1の概略構成図である。投入開閉器1は、開閉器本体(開閉器)2と、開閉器駆動装置10と、を有する。本願において、投入開閉器1の中心軸Cと平行な方向をW方向とする。開閉器本体2および開閉器駆動装置10は、W方向に並んで配置される。+W方向は、開閉器駆動装置10から開閉器本体2に向かう方向である。-W方向は、開閉器本体2から開閉器駆動装置10に向かう方向である。
【0008】
開閉器本体2は、固定電極(接点)4と、可動電極(接点)5と、圧力容器6と、絶縁ガスユニット8と、を有する。
固定電極4および可動電極5は、W方向に並んで配置される。可動電極5は、W方向に移動することにより、固定電極4に対して当接および離間する。固定電極4は第1外部端子4tに接続され、可動電極5は第2外部端子5tに接続される。例えば、第1外部端子4tは短絡発電機に接続され、第2外部端子5tは大電力試験の供試器に接続される。大電力試験では、短絡発電機により生成される大電流が、投入開閉器1を介して供試器に供給される。投入開閉器1は、短絡発電機と供試器との間の電路を接続および遮断する。
【0009】
圧力容器6は、固定電極4および可動電極5を覆う。
絶縁ガスユニット8は、圧力容器6の内部に絶縁ガスを充填する。例えば、絶縁ガスは圧縮空気である。絶縁ガスユニット8は、絶縁ガス供給配管および絶縁ガス排出配管を有する。絶縁ガス供給配管および絶縁ガス排出配管は、圧力容器6に接続される。絶縁ガス供給配管および絶縁ガス排出配管は開閉弁を有する。圧力容器6の内部の絶縁ガスが劣化したとき、絶縁ガス排出配管から圧力容器6の外部へ絶縁ガスが排出される。圧力容器6の内部の絶縁ガスが減少したとき、絶縁ガス供給配管から圧力容器6の内部へ絶縁ガスが供給される。
【0010】
図2は、第1の実施形態における開閉器駆動装置10の概略構成図である。開閉器駆動装置10は、駆動装置本体15と、駆動電源18(図1参照)と、冷却ガスユニット20と、を有する。
駆動装置本体15の中心軸は、投入開閉器1の中心軸Cに一致する。駆動装置本体15は、第1コイル11と、第2コイル12と、リング13と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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