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公開番号2025006293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106998
出願日2023-06-29
発明の名称電動機システム
出願人株式会社IHI
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 6/182 20160101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】高回転化を可能とする。
【解決手段】回転機械システム100は、モータ2と、モータ2が要求する電力をモータ2に提供するインバータ9と、インバータ9とモータ2とを電気的に接続する電力線8U、8V、8Wと、を備える。電力線8U、8V、8Wの一方の端部は、モータ2に接続される。電力線8U、8V、8Wの他方の端部は、インバータ9に接続される。電力線8U、8V、8Wは、磁性材料により構成された部分を含むバスバ81を有する。
【選択図】図9



特許請求の範囲【請求項1】
電動機と、
前記電動機が要求する電力を前記電動機に提供する電力変換装置と、
前記電力変換装置と前記電動機とを電気的に接続する電力線と、を備え、
前記電力線の一方の端部は、前記電動機に接続され、
前記電力線の他方の端部は、前記電力変換装置に接続され、
前記電力線は、磁性材料により構成された部分を含むバスバを有する、電動機システム。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記バスバの一端は、前記電力変換装置に接続され、
前記バスバの他端は、前記電動機に接続される、請求項1に記載の電動機システム。
【請求項3】
前記バスバは、前記磁性材料により構成された部分のみからなる、請求項1に記載の電動機システム。
【請求項4】
前記バスバは、前記磁性材料により構成された部分である第1の領域と、前記磁性材料とは異なる導電性を有する材料により構成された部分である第2の領域と、を含み、
前記第1の領域は、前記バスバの表面を形成する、請求項1に記載の電動機システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1、2は、センサレス駆動のモータに関する技術を開示する。特許文献1、2が開示する技術は、いずれも誘起電圧に発生するノイズに対する対策を施すものである。特許文献1では、ノイズに対する対策として、コンデンサ及び抵抗といった電気要素を回路に組み込む手法を採用する。特許文献2では、ノイズに対する対策として、信号処理を用いた手法を採用する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-126103号公報
特開2014-166097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動機は、さらなる高回転化が望まれている。高回転化にあっては、ノイズの対策が重要である。ノイズが重畳した信号は、電動機の回転制御を妨げるためである。上述したように、ノイズ対策としては、電気要素を回路に組み込む手法や、信号処理を用いる手法がある。電気要素を回路に組み込む手法は、ノイズ成分を電気的な損失に変換することによって熱として放出するものである。従って、ノイズ成分を電気的な損失に変換するための電気要素が高温となってしまう。さらに、信号処理を用いる手法では、電動機の高い回転数に信号処理が追い付かない場合が生じ得る。従って、電動機の高回転化は難しかった。
【0005】
そこで、本発明は、高回転化が可能な電動機システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態である電動機システムは、電動機と、電動機が要求する電力を電動機に提供する電力変換装置と、電力変換装置と電動機とを電気的に接続する電力線と、を備え、電力線の一方の端部は、電動機に接続され、電力線の他方の端部は、電力変換部に接続され、電力線は、磁性材料により構成された部分を含むバスバを有する。
【0007】
この電動機システムは、電動機と電力変換装置とを繋ぐバスバを有する。バスバは、ノイズの発生に寄与する電流の高周波成分に対して高い抵抗値を有する抵抗成分として機能する。従って、電動機を高回転化することができる。
【0008】
上記の電動機システムにおいて、バスバの一端は、電力変換装置に接続され、バスバの他端は、電動機に接続される。この構成によっても、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分を低減できる。
【0009】
上記の電動機システムにおいて、バスバは、磁性材料により構成された部分のみからなってもよい。この構成によっても、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分を低減できる。
【0010】
上記の電動機システムにおいて、バスバは、磁性材料により構成された部分である第1の領域と、磁性材料とは異なる導電性を有する材料により構成された部分である第2の領域と、を含み、第1の領域は、バスバの表面を形成してもよい。この構成によっても、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分を低減できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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