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公開番号
2025006127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106724
出願日
2023-06-29
発明の名称
ステータ及び電動機
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/12 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】高回転化を可能とする。
【解決手段】ステータ23は、厚型鋼板233及び薄型鋼板234が積層されたステータコア231と、ステータコア231に設けられたステータコイル232と、を備える。厚型鋼板233の肉厚は、薄型鋼板234の肉厚より大きい。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の金属板及び第2の金属板を含む複数の金属板が積層されたステータ本体部と、
前記ステータ本体部に設けられたコイルと、を備え、
複数の前記第1の金属板は、互いに電気的につながった状態となるように、絶縁部材を介さずに互いに接する部分を含み、
複数の第2の前記金属板は、互いに電気的に絶縁された状態となるように、前記絶縁部材を介して互いに向き合う、ステータ。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
一対の前記第1の金属板は、互いに対面し合う接続面を含み、
前記接続面は、前記絶縁部材を介さずに互いに接する導通部分と、前記絶縁部材を介して互いに向き合う絶縁部分と、を含む、請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
ロータと、
請求項1又は2に記載のステータと、
前記ステータを冷却する熱媒体が流れる冷却部と、を備え、
前記熱媒体が流れる方向において、複数の前記第1の金属板は、複数の前記第2の金属板より上流側に配置される、電動機。
【請求項4】
第1の金属板及び第2の金属板を含む複数の金属板が積層されたステータ本体部と、
前記ステータ本体部に設けられたコイルと、を備え、
前記第1の金属板の肉厚は、前記第2の金属板の肉厚より大きい、ステータ。
【請求項5】
前記ステータ本体部は、第1のステータ端面と、前記第1のステータ端面とは逆側の第2のステータ端面と、を含み、
前記第1のステータ端面及び前記第2のステータ端面は、前記第2の金属板によって構成される、請求項4に記載のステータ。
【請求項6】
前記ステータ本体部は、第1のステータ端面と、前記第1のステータ端面とは逆側の第2のステータ端面と、を含み、
前記第1のステータ端面は、前記第1の金属板によって構成され、
前記第2のステータ端面は、前記第2の金属板によって構成される、請求項4に記載のステータ。
【請求項7】
第1の金属板及び第2の金属板を含む複数の金属板が積層されたステータ本体部と、
前記ステータ本体部に設けられたコイルと、を備え、
前記第1の金属板は、第1の材料から構成され、
前記第2の金属板は、前記第1の材料とは異なる第2の材料から構成され、
前記第1の材料が有する高周波の電流に対する抵抗値は、前記第2の材料が有する高周波の電流に対する抵抗値より大きい、ステータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ及び電動機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2は、センサレス駆動のモータに関する技術を開示する。特許文献1、2が開示する技術は、いずれも誘起電圧に発生するノイズに対する対策を施すものである。特許文献1では、ノイズに対する対策として、コンデンサ及び抵抗といった電気要素を回路に組み込む手法を採用する。特許文献2では、ノイズに対する対策として、信号処理を用いた手法を採用する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-126103号公報
特開2014-166097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動機は、さらなる高回転化が望まれている。高回転化にあっては、ノイズの対策が重要である。ノイズが重畳した信号は、電動機の回転制御を妨げるためである。上述したように、ノイズ対策としては、電気要素を回路に組み込む手法や、信号処理を用いる手法がある。電気要素を回路に組み込む手法は、ノイズ成分を電気的な損失に変換することによって熱として放出するものである。従って、ノイズ成分を電気的な損失に変換するための電気要素が高温となってしまう。さらに、信号処理を用いる手法では、電動機の高い回転数に信号処理が追い付かない場合が生じ得る。従って、電動機の高回転化は難しかった。
【0005】
そこで、本発明は、電動機の高回転化を可能とするステータ及び当該ステータを備えた電動機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態であるステータは、第1の金属板及び第2の金属板を含む複数の金属板が積層されたステータ本体部と、ステータ本体部に設けられたコイルと、を備え、複数の第1の金属板は、互いに電気的につながった状態となるように、絶縁部材を介さずに互いに接する部分を含み、複数の第2の金属板は、互いに電気的に絶縁された状態となるように、絶縁部材を介して互いに向き合う。
【0007】
ステータは、互いに電気的につながった状態である複数の第1の金属板を含む。この構成によれば、電気的には肉厚の金属板が形成される。電気的に肉厚の金属板によれば、高周波の電流の抵抗となる。その結果、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分が低減される。従って、このステータは、電動機を高回転化することができる。
【0008】
上記のステータにおいて、一対の第1の金属板は、互いに対面し合う接続面を含み、接続面は、絶縁部材を介さずに互いに接する導通部分と、絶縁部材を介して互いに向き合う絶縁部分と、を含んでもよい。この構成によれば、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分を低減できる。
【0009】
本発明の別の形態である電動機は、ロータと、上記のステータと、ステータを冷却する熱媒体が流れる冷却部と、を備える。熱媒体が流れる方向において、複数の第1の金属板は、複数の第2の金属板より上流側に配置される。この電動機は、上記のステータを備えているので高回転化することができる。さらに、この電動機は、電動機の回転制御に利用する信号に重畳する高周波のノイズ成分を低減できる。
【0010】
本発明の別の形態であるステータは、第1の金属板及び第2の金属板を含む複数の金属板が積層されたステータ本体部と、ステータ本体部に設けられたコイルと、を備える。第1の金属板の肉厚は、第2の金属板の肉厚より大きい。
(【0011】以降は省略されています)
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