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公開番号
2025005435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2024103050
出願日
2024-06-26
発明の名称
道路建設機械のエネルギー供給源の電気的残存利用容量を決定するユニット及び方法
出願人
ヨゼフ フェゲーレ アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20250108BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】道路建設機械のエネルギー供給源の電気的残存利用容量を決定するユニット及び方法。
【解決手段】道路建設機械1上で使用される少なくとも1つの電気消費部16に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源17の残存利用容量18を決定するユニット15若しくは方法、又は残存利用容量18を決定する少なくとも1つのユニット15を有する道路建設機械1に関する。ユニット15は、エネルギー供給源17の現在の充電状態19に基づいて決定された残存利用容量18を、少なくとも1つの消費部16の残存利用時間18a、残存利用距離18b、及び/又は残存利用面積18cとして示すように適合されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
道路建設機械(1)上で使用される少なくとも1つの電気消費部(16)に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源(17)の残存利用容量(18)を決定するユニット(15)であって、
前記ユニット(15)は、前記エネルギー供給源(17)の現在の充電状態(19)に基づいて決定された前記残存利用容量(18)を、前記少なくとも1つの消費部(16)の残存利用時間(18a)、残存利用距離(18b)、及び/又は残存利用面積(18c)として示すように適合されていることを特徴とするユニット。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ユニット(15)は、目標利用時間(21a)、目標利用距離(21b)及び/又は目標利用面積(21c)として、計画された作業措置(20)に必要とされる目標利用容量(21)を前記消費部(16)によって示すように適合されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット。
【請求項3】
前記残存利用容量(18)の前記決定は、前記電気消費部(16)の現在の動作条件、特に前記電気消費部(16)の現在の及び/又は平均されたエネルギー需要に基づくことを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット。
【請求項4】
前記残存利用容量(18)の前記決定は、前記エネルギー供給源(17)の現在の作動条件、特に前記エネルギー供給源(17)の現在の作動温度及び/又は均一な若しくは変動する負荷に基づくことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のユニット。
【請求項5】
前記残存利用容量(18)の前記決定は、前記電気消費部(16)の前記現在の動作条件と前記電気消費部(16)の目標動作条件との比較、及び/又は前記エネルギー供給源(17)の前記現在の作動条件と前記エネルギー供給源(17)の前記目標作動条件との比較に基づくことを特徴とする請求項3及び4に記載のユニット。
【請求項6】
前記ユニット(15)は、前記比較の前記結果に基づいて、前記決定された残存利用容量(18)を補正して、補正された残存利用容量(118)を決定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のユニット。
【請求項7】
前記ユニット(15)は、少なくとも1つの調整可能な表示フィールド(22)を有し、前記表示フィールド(22)によって、前記残存利用容量(18)又は前記補正された残存利用容量(118)を表示することができ、及び/又は、前記ユニット(15)は、特に前記残存利用容量(18)又は前記補正された残存利用容量(118)が前記目標利用容量(21)の所定のパーセンテージ未満である場合に、信号を出力するように構成されることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のユニット。
【請求項8】
道路建設機械(1)であって、請求項1~7のいずれか一項に記載の少なくとも1つのユニット(15)を有する道路建設機械。
【請求項9】
前記ユニット(15)は、残存利用容量(18)又は補正された残存利用容量(118)を少なくとも1つの遠隔受信機(23)に送信するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の道路建設機械。
【請求項10】
前記道路建設機械(1)は、道路舗装機(2)、道路舗装機(2)用のフィーダ(24)、ローラ車両(35)、又は切削車両(36)であることを特徴とする請求項8又は9に記載の道路建設機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路建設機械上で使用される少なくとも1つの電気消費部に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源の残存利用容量を決定するユニット又は方法、残存利用容量を決定する少なくとも1つのユニットを有する道路建設機械、又は舗装車に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電気消費部にエネルギーを供給するエネルギー供給源の充電状態を決定する方法又はデバイスが、従来技術から知られている。充電状態は、通常、充電率(SOC:state of charge)として決定され、パーセンテージとして受信機に出力される。従来技術の欠点は、電気消費部がエネルギー供給源の充電状態で所定の作業プロジェクトを完全に実行することができるかどうかを受信機が十分な精度で認識することができないことである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
既知の従来技術に基づいて、解決すべき技術的課題は、残存利用容量を簡単かつ効率的に決定し、示すことを可能にする、道路建設機械上で使用される少なくとも1つの電気消費部に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源の残存利用容量を決定するユニット若しくは方法、残存利用容量を決定する少なくとも1つのユニットを有する道路建設機械又は舗装車を特定することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載の道路建設機械上で使用される少なくとも1つの電気消費部に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源の残存利用容量を決定するユニット、請求項8に記載の残存利用容量を決定する少なくとも1つのユニットを有する道路建設機械、請求項13に記載の舗装車、又は請求項14に記載の道路建設機械上で使用される少なくとも1つの電気消費部に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源の残存利用容量を決定する方法によって解決される。
【0005】
本発明の有利な更なる実施の形態は、従属請求項に含まれる。
【0006】
本発明の1つの態様は、道路建設機械上で使用される少なくとも1つの電気消費部に接続された少なくとも1つのエネルギー供給源の残存利用容量を決定するユニットに関する。ユニットは、エネルギー供給源の現在の充電状態に基づいて決定された残存利用容量を、少なくとも1つの消費部の残存利用時間、残存利用距離、及び/又は残存利用面積として示すように適合されている。これにより、エネルギー供給源の残存利用容量を簡単かつ効率的に決定し、示すことができる。任意選択的に、残存利用容量のユーザフレンドリーな表示を達成することができる。好ましくは、ユニットのオペレータによるユニットの受け入れを高めることができる。
【0007】
道路建設機械は、例えば、道路舗装機、道路舗装機用のフィーダ、ローラ車両、又は切削車両とすることができる。エネルギー供給源は、例えば、バッテリ、好ましくは充電式バッテリとすることができる。
【0008】
原則として、消費部は、道路建設機械の使用に必要な任意の消費部とすることができる。道路舗装機では、例えば、消費部は、道路舗装機の電動式の加熱デバイス、電動式の電気油圧ユニット、電動式の縦送りコンベヤデバイス、電動式の横送りコンベヤデバイス、及び/又は電動式の車台駆動部とすることができる。フィーダにおいて、消費部は、例えば、フィーダの舗装材料用の電動式のコンベヤデバイス、電動式の加熱デバイス、及び/又は電動式の車台駆動部とすることができる。例えば、ローラ車両では、消費部は、ローラ車両の電動式のローラ駆動部及び/又は電動式の車台駆動部とすることができる。切削車両では、消費部は、例えば、切削車両の電動式の縦送りコンベヤデバイス、電動式の切削駆動部、及び/又は電動式の車台駆動部とすることができる。
【0009】
エネルギー供給源は、エネルギー供給のために1つ以上の消費部のみに接続することができる。任意選択的に、消費部は、エネルギー供給のために1つ以上のエネルギー供給源のみに接続することができる。ユニットは、残存利用容量に加えて、エネルギー供給源の現在の充電状態を示すように適合され得る。エネルギー供給源の充電状態は、例えば、パーセンテージとして、例えば充電率(SOC)として、又は棒グラフとして示すことができる。残存利用時間は、時間及び/又は分及び/又は秒の単位で決定し、示すことができる。残存利用距離は、キロメートル及び/又はメートル及び/又はセンチメートルの単位で決定し、示すことができる。残存利用面積は、平方メートルの単位で決定し、示すことができる。残存利用面積を決定するとき、例えば、製造又は除去される舗装層の目標作業幅を考慮することができる。
【0010】
決定された残存利用面積は、特にそれが道路舗装機上に示される場合、エネルギー供給源の充電状態に応じて依然として生成され得る舗装面積を指すことが考えられる。決定された残存利用面積がローラ車両上に示され得る一実施の形態では、特にローラオペレータは、このようにして、ローラ車両に設置されたエネルギー供給源の充電状態に基づいて依然として締固められ得る、舗装方向においてローラオペレータの前に敷かれた新しい舗装層の舗装面積を示すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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