TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025000373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100192
出願日
2023-06-19
発明の名称
水素発生装置
出願人
カナデビア株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C25B
9/75 20210101AFI20241224BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約
【課題】積層された電解セルの部分的な交換を可能にする。
【解決手段】水素発生装置(1)は、電解セル(21)が複数直列に接続されたサブスタック(2)と、該サブスタック(2)を加圧する加圧板(3)とが、交互に積層された積層構造体(4)と、サブスタック(2)を挟んで隣り合う2つの加圧板(3)毎に加圧板(3)を締め付ける締付具(5)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電解セルが複数直列に接続されたサブスタックと、該サブスタックを加圧する加圧板とが、交互に積層された積層構造体と、
前記サブスタックを挟んで隣り合う2つの加圧板毎に該加圧板を締め付ける締付具と、を含む、水素発生装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
複数の前記締付具は、前記積層構造体の積層方向に沿って千鳥配置される、請求項1に記載の水素発生装置。
【請求項3】
前記加圧板は、前記締付具を通す溝部が外周面に複数設けられた第1加圧板と、第2加圧板とを含み、
前記第1加圧板と前記第2加圧板とは、前記積層構造体の積層方向へ交互に配置される、請求項1または2に記載の水素発生装置。
【請求項4】
複数の前記締付具は、
前記第1加圧板と、該第1加圧板に対して前記積層方向の一方側に隣り合う前記第2加圧板とを接続する第1締付具と、
前記第1締付具が取り付けられた前記第1加圧板と、該第1加圧板に対して前記積層方向の他方側に隣り合う前記第2加圧板とを接続する第2締付具とを含み、
前記第1締付具と前記第2締付具とは、前記外周面の周方向に交互に配置される、請求項3に記載の水素発生装置。
【請求項5】
前記締付具は、軸部と、前記軸部に設けられた該軸部よりも大径の大径部とを含み、
前記大径部は、前記第1加圧板に掛止され、
前記軸部は、その先端部が前記第2加圧板に設けられたネジ穴に螺合する、請求項3に記載の水素発生装置。
【請求項6】
前記加圧板は、前記サブスタックへ供給する水が導入される導入口と、前記サブスタックで発生した水素を排出する排出口とを有する、請求項1または2に記載の水素発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水を電気分解して水素を発生させる水素発生装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば水を電気分解して水素を発生させる水素発生装置が知られている。この種の技術に関し、特許文献1及び2には、電解セルが複数積層された積層構造体を備えた水素発生装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-313689号公報
特開2004-84006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような従来技術は、全ての電解セルを共通の締付ボルトで締め付ける構造になっている。このため、電解セルの一部に不具合が生じた場合であっても、電解セルを取り外す際には共通の締付ボルトを緩める必要性があり、全ての積層セルが再使用できなくなる可能性があった。
【0005】
本発明の一態様は、上述した従来の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、積層された電解セルの部分的な交換が可能な水素発生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る水素発生装置は、電解セルが複数直列に接続されたサブスタックと、該サブスタックを加圧する加圧板とが、交互に積層された積層構造体と、前記サブスタックを挟んで隣り合う2つの加圧板毎に該加圧板を締め付ける締付具と、含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、積層された電解セルの部分的な交換が可能な水素発生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る水素発生装置の構成例を示す側面図である。
図1に示した水素発生装置を示す斜視図である。
前記水素発生装置が備えるサブスタックの構成例を示す分解図である
前記水素発生装置が備える締付具の一例を示す側面図である。
前記水素発生装置が備える第1加圧板の構成例を示す平面図である。
前記水素発生装置が備える第2加圧板の構成例を示す平面図である。
前記水素発生装置が備える積層構造体の締付構造の一例を示す斜視図である。
図7に示した締付構造の一部を示す側面図である。
図7に示した積層構造体の締付構造の変形例を示す側面図である。
図7に示した積層構造体の締付構造の別の変形例を示す側面図である。
図7に示した積層構造体の締付構造のさらに別の変形例を示す側面図である。
図11に示した積層構造体が備える加圧板を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図1~図8に基づいて説明する。ただし、以下の説明は本発明に係る水素発生装置の一例であり、本発明の技術的範囲は図示例に限定されるものではない。
【0010】
〔水素発生装置1の概要〕
先ず、本発明の一実施形態に係る水素発生装置1の概要について、図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る水素発生装置1の構成例を示す側面図である。図2は、図1に示した水素発生装置1を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
セーレン株式会社
導電フィルム及びその製造方法
21日前
トヨタ自動車株式会社
水電解スタック
10日前
日本碍子株式会社
電解セル
13日前
日本碍子株式会社
電解セル
13日前
株式会社ノーリツ
水電解装置及び水電解装置の組み立て構造
21日前
東ソー株式会社
電極
23日前
川崎重工業株式会社
メタン製造システム
13日前
株式会社KRI
アセチレン含有ガス製造用カソード電極および製造装置
13日前
富士電機株式会社
水質アルカリ化装置
13日前
地方独立行政法人山口県産業技術センター
水電解用電極とその製造方法
15日前
株式会社日立製作所
電気化学反応システム
6日前
三菱重工業株式会社
メッキ装置
10日前
東芝エネルギーシステムズ株式会社
電解システム
6日前
株式会社日立製作所
二酸化炭素資源化システム
13日前
株式会社アサカ理研
リチウム膜電解後の淡塩水の処理方法
13日前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
酸素発生用電極触媒の探索方法および酸素発生用電極触媒
13日前
個人
電極複合構造体及び水道水中の遊離残留塩素を除去できる水道水の浄水器
10日前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
酸素発生用電極触媒、アノード電極、および酸素発生用装置
13日前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
酸素発生用電極触媒、アノード電極、および酸素発生用装置
13日前
株式会社東電工舎
滑り抑制部材、及び滑り抑制部材と相手材との組み合わせ
14日前
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ
溶融塩電解時の副生気体吸引方法および溶融塩電解槽
10日前
株式会社日立製作所
水電解システム、及び、水電解システムの運用方法
6日前
仲山貴金属鍍金株式会社
貴金属めっき膜及びその製造方法、並びに被膜部材及びその製造方法
22日前
株式会社ノーリツ
水電解装置の制御方法、ならびに、水電解システム、および、給湯システム
13日前
カナデビア株式会社
水素発生装置
23日前
学校法人同志社
エネルギ利用システム、および、炭素含有物の製造方法
21日前
トヨタ自動車株式会社
乾燥水電解水素ガス製造装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
乾燥水電解水素ガス製造装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
乾燥水電解水素ガス製造装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
乾燥水電解水素ガス製造装置
13日前
インフィニューム インターナショナル リミテッド
電気塩素化に使用するための触媒アノード及び方法
21日前
インフィニューム インターナショナル リミテッド
電気塩素化に使用するための触媒アノード及び方法
2日前
インフィニューム インターナショナル リミテッド
電気塩素化に使用するための触媒アノード及び方法
7日前
京セラ株式会社
水電解アノード用触媒および水電解用アノード
6日前
旭化成株式会社
二酸化炭素の電解方法、一酸化炭素又はエチレンの製造方法、二酸化炭素還元電解槽、二酸化炭素還元電解装置
10日前
学校法人関東学院
最外層がフッ素樹脂である複合めっき皮膜の形成方法及びこの形成方法で形成した最外層がフッ素樹脂である複合めっき皮膜付き基板材
6日前
続きを見る
他の特許を見る