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公開番号2025000254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100014
出願日2023-06-19
発明の名称耳式体温計
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G01K 13/20 20210101AFI20241224BHJP(測定;試験)
要約【課題】より正確に体温を測定することが可能な耳式体温計を提供する。
【解決手段】耳式体温計は、所定の向きで耳に装着された装着状態で用いられる耳式体温計であって、装着状態において少なくとも一部が外耳道に挿入される外耳道挿入部と、外耳道挿入部のうち、外耳道への挿入方向から見て外耳道挿入部の中心よりも頭部側に設けられた温度センサと、を備える。これにより、外耳道のうちより深部体温に近い部分の温度を温度センサにより検出することができる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
所定の向きで耳に装着された装着状態で用いられる耳式体温計であって、
前記装着状態において少なくとも一部が外耳道に挿入される外耳道挿入部と、
前記外耳道挿入部のうち、前記外耳道への挿入方向から見て前記外耳道挿入部の中心よりも頭部前方側に設けられた温度センサと、
を備える耳式体温計。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記温度センサは、前記外耳道挿入部のうち、前記挿入方向から見て、前記中心の回りで頭部前方向から±45°の角度範囲内に設けられている、
請求項1に記載の耳式体温計。
【請求項3】
前記外耳道挿入部の内部には、前記挿入方向に延びる孔部が設けられており、
前記温度センサは、前記孔部の内壁面に設けられている、
請求項1に記載の耳式体温計。
【請求項4】
前記外耳道挿入部に繋がり、前記装着状態において少なくとも一部が外部に露出する本体部を備え、
前記外耳道挿入部のうち少なくとも前記温度センサが設けられている部分の熱伝導率が、前記本体部のうち外部に露出する部分の熱伝導率よりも高い、
請求項1に記載の耳式体温計。
【請求項5】
前記温度センサは、第1の温度センサと、前記挿入方向について前記第1の温度センサよりも奥側に設けられた第2の温度センサと、を有し、
前記第2の温度センサにより検出された温度を、前記第1の温度センサにより検出された温度に基づいて補正する処理部を備える、
請求項1に記載の耳式体温計。
【請求項6】
前記外耳道挿入部の少なくとも一部を覆い、前記装着状態において前記外耳道に接触して当該外耳道から前記外耳道挿入部に熱を伝えるイヤーピースを備える、
請求項1に記載の耳式体温計。
【請求項7】
前記外耳道挿入部に繋がり、前記装着状態において少なくとも一部が外部に露出する本体部を備え、
前記イヤーピースの熱伝導率が、前記本体部のうち外部に露出する部分の熱伝導率よりも高い、
請求項6に記載の耳式体温計。
【請求項8】
前記イヤーピースは、前記外耳道挿入部に対して着脱可能である、
請求項6に記載の耳式体温計。
【請求項9】
前記イヤーピースは、前記外耳道挿入部の回りで回転しない構造を有する、
請求項6に記載の耳式体温計。
【請求項10】
前記イヤーピースは、前記外耳道挿入部の外周面に設けられた凹部に嵌合する凸部を有する、
請求項6又は9に記載の耳式体温計。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耳式体温計に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一部が外耳道に挿入された状態で外耳道内の温度を体温として測定することができる耳式体温計が知られている。特許文献1には、温度センサとしてのサーミスタが設けられた基板を、熱伝導率の高い保持樹脂で覆った構成を有し、保持樹脂が外耳道に接する状態で用いる耳式体温計が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-276590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術のように保持樹脂の中心部に温度センサを設けた構成では、外耳道から温度センサに熱が伝わりにくいので、測定される体温に誤差が生じやすいという課題がある。
【0005】
本発明は、より正確に体温を測定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る耳式体温計は、
所定の向きで耳に装着された装着状態で用いられる耳式体温計であって、
前記装着状態において少なくとも一部が外耳道に挿入される外耳道挿入部と、
前記外耳道挿入部のうち、前記外耳道への挿入方向から見て前記外耳道挿入部の中心よりも頭部前方側に設けられた温度センサと、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より正確に体温を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
耳式体温計の構成を示す図である。
イヤーピース及びジャケットを取り外した状態の耳式体温計を示す図である。
装着状態の耳式体温計を示す図である。
図3における各方向を説明する図である。
図3における各方向を説明する図である。
外耳道挿入部の一部を硬質高熱伝導性素材とした耳式体温計を示す図である。
外耳道挿入部及びイヤーピースの上下方向に垂直な断面を示す図である。
外耳道挿入部の挿入方向に垂直な断面を示す図である。
温度分布測定器を、上方向から見た図である。
温度分布測定器を、下方向から見た図である。
温度分布測定器を、前方向から見た図である。
温度分布測定器を、後方向から見た図である。
温度分布測定器による外耳道内部の温度分布の測定結果を示すグラフである。
耳式体温計の機能構成を示すブロック図である。
変形例1に係る耳式体温計の前後方向に垂直な断面を示す図である。
変形例1に係る耳式体温計の挿入方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2に係る外耳道挿入部及びイヤーピースの上下方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2に係る外耳道挿入部を前方向及び下方向から見た図である。
変形例2Aに係るイヤーピースの挿入方向に垂直な断面、及び上下方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2Bに係るイヤーピースの挿入方向に垂直な断面、及び上下方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2Cに係るイヤーピースの挿入方向に垂直な断面、及び上下方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2Dに係るイヤーピースの挿入方向に垂直な断面、及び上下方向に垂直な断面を示す図である。
変形例2Eに係るイヤーピースの挿入方向に垂直な断面、及び上下方向に垂直な断面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
(耳式体温計の構成)
図1は、本実施形態の耳式体温計1の構成を示す図である。
耳式体温計1は、本体部10と、外耳道挿入部20と、イヤーピース40と、を備える。耳式体温計1は、所定の向きで耳に装着された状態(以下「装着状態」と記す)で用いられる。装着状態においては、外耳道挿入部20の少なくとも一部が外耳道に挿入される。イヤーピース40は、外耳道挿入部20に対して着脱可能であり、外耳道挿入部20に装着された状態において外耳道挿入部20の少なくとも一部を覆う。本体部10は、外耳道挿入部20に繋がり、装着状態において少なくとも一部が外部に露出する。本体部10は、筐体11及びジャケット12を有する。ジャケット12は、本体部10に対して着脱可能に設けられている。ジャケット12は、例えばシリコン等の柔軟性を有する素材からなり、筐体11の保護、及び装着状態における装着感の調整等のために設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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