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公開番号2025000082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099727
出願日2023-06-19
発明の名称押釦装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G06F 3/02 20060101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約【課題】キーを視認する角度に応じて必要な情報だけを視認できる押釦装置を提供する。
【解決手段】電子レジスタ100は、第1面111a及び当該第1面111aよりも自装置100の手前側に配置された第2面111bを有するキー110(キートップ111)を備え、キー110は、第2面111bが第1面111aと比較して高い位置となるように設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面及び当該第1面よりも自装置の手前側に配置された第2面を有する釦部を備え、
前記釦部は、
前記第2面が前記第1面と比較して高い位置となるように設けられている、
ことを特徴とする押釦装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記釦部は、
前記第2面の自装置の奥側の端部から前記第1面に対して延びる仮想の線分であって、且つ、前記第2面の自装置の奥側の端部から前記第2面に対して鉛直方向に延びる前記仮想の線分が、前記第1面の情報が記載された部分よりも奥側の領域で交わるように設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
【請求項3】
前記釦部は、
前記第2面の自装置の奥側の端部から前記第1面に対して延びる仮想の線分であって、且つ、前記第2面の自装置の奥側の端部から前記第2面に対して鉛直方向に延びる前記仮想の線分と、前記第1面と、が交わらないように設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
【請求項4】
前記第1面と略並行である第1カバー面と、前記第2面を覆い、且つ、前記第1カバー面に連続する面である第2カバー面と、を備えるキャップを更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
【請求項5】
前記釦部は、前記第2面が自装置の手前側に向けて下り傾斜するように設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の押釦装置。
【請求項6】
第1面と当該第1面の手前側端部から手前側に下り傾斜するように形成された第2面とを有する釦部と、
前記釦部を覆うキャップと、
を備え、
前記キャップは、前記第2面の前面を覆うカバー面を有する、
ことを特徴とする押釦装置。
【請求項7】
前記キャップは、
前記カバー面の自装置の奥側の端部から前記第1面に対して延びる仮想の線分であって、且つ、前記カバー面の自装置の奥側の端部から前記カバー面に対して鉛直方向に延びる仮想の線分が、前記第1面の情報が記載された部分よりも奥側の領域で交わるように設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載の押釦装置。
【請求項8】
前記キャップは、
前記カバー面の自装置の奥側の端部から前記第1面に対して延びる仮想の線分であって、且つ、前記カバー面の自装置の奥側の端部から前記カバー面に対して鉛直方向に延びる仮想の線分と、前記第1面と、が交わらないように設けられている、
ことを特徴とする請求項6に記載の押釦装置。
【請求項9】
前記キャップは、前記カバー面に所定の印刷が施されている、又は、前記カバー面に所定の印刷物が貼付されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の押釦装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、押釦装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種のキーを備えるキャッシュレジスタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-63281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているキャッシュレジスタ等では、通常、各キーに割り当てられた文字や機能を示す情報などが当該キーの上面に記されている。このキャッシュレジスタに関して、例えば、キーの上面に外国語を併記した場合や、1つのキーに割り当てられた複数の機能に対応する文字が当該キーに記載されている場合に、情報量が多くなるため、ユーザを混乱させてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、キーを視認する角度に応じて必要な情報だけを視認できる押釦装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る一の押釦装置は、
第1面及び当該第1面よりも自装置の手前側に配置された第2面を有する釦部を備え、
前記釦部は、
前記第2面が前記第1面と比較して高い位置となるように設けられている、
ことを特徴とする。
【0007】
また、上記課題を解決するため、本発明に係る他の押釦装置は、
第1面と当該第1面の手前側端部から手前側に下り傾斜するように形成された第2面とを有する釦部と、
前記釦部を覆うキャップと、
を備え、
前記キャップは、前記第2面の前面を覆うカバー面を有する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、キーを視認する角度に応じて必要な情報だけを視認できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子レジスタの外観を示す図である。
電子レジスタを側方から見たときのキーの部分を示す拡大図である。
(a)はユーザが仰俯角-60°(俯角60°)でキーボード部を見ながら操作しているときのイメージ図、(b)はユーザが仰俯角-90°(俯角90°)でキーボード部を見ながら操作しているときのイメージ図である。
(a)は仰俯角-60°(俯角60°)でキーを視認したときの当該キーを示す図、(b)は仰俯角-90°(俯角90°)でキーを視認したときの当該キーを示す図である。
変形例のキーを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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