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公開番号
2024180444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024176636,2024033194
出願日
2024-10-08,2016-01-07
発明の名称
情報処理装置、及びプログラム
出願人
株式会社MIXI
代理人
主分類
G06F
3/0488 20220101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】タッチパネルに対する一連のタッチ操作の軌跡が描く閉図形に関連付けてエフェクトを発生させる電子ゲームにおいて、閉図形の完成点に応じて当該電子ゲームに変化を加える。
【解決手段】本発明の一態様である「情報処理装置」は、一連のタッチ操作の軌跡が閉図形(例えば、閉曲線101)を形成する場合に当該軌跡上の基準点に関連する基準要素(例えば、開始点111又は終了点112の位置)と当該閉図形の完成点に関連する比較要素(例えば、完成点120の位置)との相対的関係(例えば、離れ具合)を特定する特定手段と、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を前記特定手段により特定される相対的関係に応じて決定する決定手段と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるエフェクトを、複数のエフェクトの中から前記閉図形の領域に存在するオブジェクトの属性に応じて選択し、前記エフェクトの変更内容を前記軌跡に基づいて決定する、情報処理装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記閉図形の領域に存在する前記オブジェクトと、タッチ操作により操作可能なオブジェクトとの関係に応じて前記エフェクトを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記軌跡の始点から終点までの長さについて設定された最大長である基準要素と前記軌跡の始点から前記閉図形の完成点までの長さである比較要素とに基づいて、前記エフェクトの変更量を決定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記閉図形が形成される度に前記基準要素と前記比較要素の離れ具合を特定し、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、前記エフェクトの変更量を決定する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるエフェクトを、複数のエフェクトの中から前記閉図形の領域に存在するオブジェクトの属性に応じて選択し、前記エフェクトの変更内容を前記軌跡に基づいて決定する機能、を情報処理装置のコンピュータに実現させるプログラム。
【請求項6】
一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるエフェクトを、複数のエフェクトの中から前記閉図形の領域に存在するオブジェクトの属性に応じて選択し、前記エフェクトの変更内容を前記軌跡に基づいて決定する、情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2次元以上の表示ができるディスプレイを用いた電子ゲームに関する。特に、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作により入力される座標データを用いて進行するゲームを実装する装置及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
タッチパネルが設けられた画面に表示される第1のオブジェクトを移動させるタッチ操作の軌跡が閉図形を描く場合に当該閉図形に囲まれた第2のオブジェクトを第1のオブジェクトが攻撃する電子ゲームが知られている(例えば、特許文献1参照)。当該電子ゲームを実装するゲーム装置は、攻撃対象のオブジェクトをユーザに直感的な操作で選択させることを本来の目的としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-311966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載のゲーム装置は、操作性に対する悪印象をユーザに与えないよう、タッチ操作の軌跡を当該操作の進行方向に補完する処理と閉図形が完成したか否かを判定する処理とを順次繰り返す。そのため、タッチ操作の軌跡が閉図形を描いていなくても閉図形が完成したものとみなされる場合がある。したがって、特許文献1記載のゲーム装置は、閉図形の完成点に応じて攻撃の効果に変化を加えるような仕組みとの親和性が本質的に低い。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、タッチパネルに対する一連のタッチ操作の軌跡が描く閉図形に関連付けてエフェクトを発生させる電子ゲームにおいて、閉図形の完成点に応じて当該電子ゲームに変化を加える、という点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様である「情報処理装置」は、一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に当該軌跡上の基準点に関連する基準要素と当該閉図形の完成点に関連する比較要素との相対的関係を特定する特定手段と、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を前記特定手段により特定される相対的関係に応じて決定する決定手段と、を具備する。上記課題を解決するため、本発明の一態様である「情報処理装置の制御方法」は、一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に当該軌跡上の基準点に関連する基準要素と当該閉図形の完成点に関連する比較要素との相対的関係を特定する特定ステップと、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を前記特定ステップにおいて特定される相対的関係に応じて決定する決定ステップと、を含む。上記課題を解決するため、本発明の一態様である「制御プログラム」は、一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に当該軌跡上の基準点に関連する基準要素と当該閉図形の完成点に関連する比較要素との相対的関係を特定する特定機能と、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を前記特定機能により特定される相対的関係に応じて決定する決定機能と、を情報処理装置のコンピュータに実現させる。上記課題を解決するため、本発明の一態様である「コンピュータ読取り可能な記録媒体」は、一連のタッチ操作の軌跡が閉図形を形成する場合に当該軌跡上の基準点に関連する基準要素と当該閉図形の完成点に関連する比較要素との相対的関係を特定する特定機能と、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を前記特定機能により特定される相対的関係に応じて決定する決定機能と、を情報処理装置のコンピュータに実現させるプログラムを記録する。
【0007】
本発明の一態様に係る「情報処理装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、本発明の一態様に係る「制御方法」及び「制御プログラム」に加えてもよい。例えば、前記決定手段が、前記形成された閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトを定義するパラメータの変更量を決定する、という技術的限定を加えてもよい。上記技術的限定を加えた「情報処理装置」には、下記の技術的限定をさらに加えてもよい。また、同様の技術的限定を、技術的限定を加えた「制御方法」及び「制御プログラム」にさらに加えてもよい。例えば、前記基準要素は、前記軌跡の端点の位置に関連する要素であり、前記比較要素は、前記閉図形の完成点の位置に関連する要素であり、前記特定手段が、前記基準要素と前記比較要素の離れ具合を前記相対的関係として特定する、という技術的限定をさらに加えてもよい。ここで、前記基準要素が前記一連のタッチ操作の開始位置である場合、前記決定手段が、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、前記パラメータの変更量を決定するのが好適である。一方、前記基準要素が前記一連のタッチ操作の終了位置である場合、前記決定手段が、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、前記パラメータの変更量を決定するのがこうてきである。また、例えば、前記基準要素は、前記軌跡の端点の入力時期に関連する要素であり、前記比較要素は、前記閉図形の完成時期に関連する要素であり、前記特定手段が、前記基準要素と前記比較要素の離れ具合を前記相対的関係として特定する、という技術的限定をさらに加えてもよい。ここで、前記基準要素が前記一連のタッチ操作の開始時期である場合、前記決定手段が、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、前記パラメータの変更量を決定するのが好適である。一方、前記基準要素が前記一連のタッチ操作の終了時期である場合、前記決定手段が、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、前記パラメータの変更量を決定するのが好適である。本発明の一態様に係る「情報処理装置」には、下記の技術的限定を加えてもよい。また、同様の技術的限定を、本発明の一態様に係る「制御方法」及び「制御プログラム」に加えてもよい。例えば、前記基準要素は、前記軌跡の始点から終点までの長さについて設定された最大長であり、前記比較要素は、前記軌跡の始点から前記閉図形の完成点までの長さであり、前記決定手段が、前記最大長を延長させるエフェクトを定義するパラメータの変更量を決定する、という技術的限定をさらに加えてもよい。このとき、前記特定手段が、前記閉図形が形成される度に前記基準要素と前記比較要素の離れ具合を前記相対的関係として特定し、前記決定手段が、前記離れ具合が小さいほど前記変更量が大きくなるように、又は、前記離れ具合が大きいほど前記変更量が大きくなるように、前記パラメータの変更量を決定するのが好適である。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、一連のタッチ操作の軌跡上の基準点に関連する基準要素と当該軌跡が形成する閉図形の完成点に関連する比較要素との相対的関係に応じて、当該閉図形に関連付けて発生させるべきエフェクトの変更内容を決定する。よって、本発明によって決定される変更内容に応じてエフェクトの内容が変更されれば、タッチパネルに対する一連のタッチ操作の軌跡が描く閉図形に関連付けてエフェクトを発生させる電子ゲームにおいて、閉図形の完成点に応じて当該電子ゲームに変化が加わる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
概要の説明図である。(実施形態及び実施例)
実施例のシステムのネットワーク構成例の説明図である。(実施例)
ユーザ装置のハードウェア構成例の説明図である。(実施例)
サーバ装置のハードウェア構成例の説明図である。(実施例)
ユーザ端末の機能構成例の説明図である。(実施例)
各種パラメータの項目例の説明図である。(実施例)
パラメータ変更手順の説明図である。(実施例)
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.実施形態]
[1-1.概要]本実施形態は、タッチパネルに対する一連のタッチ操作(例えば、スライド操作)の軌跡が閉図形(例えば、閉曲線101)を描く場合に(図1(a))、当該閉図形の内部の領域(例えば、閉領域102)を少なくとも包含する範囲に関連付けてエフェクトを発生させる電子ゲームに関する(図1(b))。
(【0011】以降は省略されています)
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