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公開番号2024180024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099431
出願日2023-06-16
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラム
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20241219BHJP(信号)
要約【課題】最短経路検索や自動運転時の経路選択において、経路上や周辺の信号機の各ランプの切り替え割合の情報を利用できれば、より高精度な最適経路設定が期待できる。しかしながら、従来の信号機の切り替えに関する情報を収集するシステムでは、各信号機に対して可視カメラ装置を設置することが要求されるため、当該システムを実現させることはコスト的に容易でない。
【解決手段】情報処理装置は、可視カメラ装置によって撮像された第1の画像から信号機を特定し、信号機の第1の画像における位置に基づいて、赤外線カメラ装置によって撮像された第2の画像から信号機を特定し、信号機の第2の画像における輝度に基づいて、所定期間における信号機の各ランプの点灯時間を算出する処理を実行する制御部を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
可視カメラ装置によって撮像された第1の画像から信号機を特定し、
前記信号機の前記第1の画像における位置に基づいて、赤外線カメラ装置によって撮像された第2の画像から前記信号機を特定し、
前記信号機の前記第2の画像における輝度に基づいて、所定期間における前記信号機の各ランプの点灯時間を算出する
処理を実行する制御部を備えたことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記点灯時間に基づいて、前記所定期間における前記信号機の各ランプの点灯割合を算出する処理を前記制御部が実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記輝度に基づいて、前記点灯時間を算出する処理は、
前記輝度に基づいて、前記各ランプの温度を計測し、
前記温度に基づいて、前記所定期間における前記各ランプの前記点灯時間を算出する
処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記温度に基づいて、前記点灯時間を算出する処理は、
前記各ランプの温度差に基づいて、前記点灯時間を算出する
処理を含むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
地図情報と、前記信号機の前記第1の画像における位置とに基づいて、前記信号機の地図上の位置を特定し、
前記地図上の位置、および前記点灯時間または前記点灯割合を、他の情報処理装置に送信する
処理を前記制御部が実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の画像から前記信号機の型式を特定する
処理を前記制御部が実行し、
前記輝度に基づいて、前記点灯時間を算出する処理は、
前記型式および前記輝度に基づいて、前記点灯時間を算出する
処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
可視カメラ装置によって撮像された第1の画像から信号機を特定し、
前記信号機の前記第1の画像における位置に基づいて、赤外線カメラ装置によって撮像された第2の画像から前記信号機を特定し、
前記信号機の前記第2の画像における輝度に基づいて、所定期間における前記信号機の各ランプの点灯時間を算出し、
前記信号機の地図上の位置、および前記点灯時間または前記所定期間における前記信号機の各ランプの点灯割合を、他の情報処理装置に送信する
処理を実行する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置から送信された前記信号機の地図上の位置、および前記点灯時間または前記所定期間を受信する
処理を実行する第2の情報処理装置と
を備えたことを特徴とする情報処理システム。
【請求項8】
可視カメラ装置によって撮像された第1の画像から信号機を特定し、
前記信号機の前記第1の画像における位置に基づいて、赤外線カメラ装置によって撮像された第2の画像から前記信号機を特定し、
前記信号機の前記第2の画像における輝度に基づいて、所定期間における前記信号機の各ランプの点灯時間を算出する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号機の点灯時間や点灯割合を計測する情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
地図データベースの整備や、GPS(Global Positioning System)などを利用した車両位置の把握技術の普及に伴い、カーナビゲーションでの最短経路検索などが一般的に利用されるようになっている。また、AI(Artificial Intelligence)を利用した画像認識の応用などにより、自動運転技術の普及が期待されている。
【0003】
このような最短経路検索や自動運転時の経路選択において、経路上や周辺の信号機の各ランプの切り替え割合の情報を利用できれば、より高精度な最適経路設定が期待できる。ここで、信号機の各ランプの切り替え割合の情報とは、例えば、10分間など、所定期間における信号機の赤、青、黄、右折などの各点灯時間の割合の情報である。
【0004】
また、幹線道路などでは渋滞対策などの目的で信号機の切り替え割合は動的に管理され始めているが、道路上を走行する車両にその情報を提供する枠組みの整備は遅れており、信号機の切り替え割合を実測することが要求される。
【0005】
そのため、信号機の切り替えに関する情報を実測する方法として、例えば、信号機を観測する可視カメラ装置を設置し、当該可視カメラ装置によって撮像された画像から当該情報を収集するシステムがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-186507号公報
特開2022-062263号公報
米国特許出願公開第2012/0146811号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、当該システムでは、各信号機に対して可視カメラ装置を設置することが要求されるため、当該システムを実現させることはコスト的に容易でない。
【0008】
1つの側面では、信号機の点灯情報をより容易に計測できる情報処理装置、情報処理システム、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの態様において、情報処理装置は、可視カメラ装置によって撮像された第1の画像から信号機を特定し、信号機の第1の画像における位置に基づいて、赤外線カメラ装置によって撮像された第2の画像から信号機を特定し、信号機の第2の画像における輝度に基づいて、所定期間における信号機の各ランプの点灯時間を算出する処理を実行する制御部を備える。
【発明の効果】
【0010】
1つの側面では、信号機の点灯情報をより容易に計測できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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