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公開番号
2025007925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109669
出願日
2023-07-03
発明の名称
作業割当方法および作業割当プログラム
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
10/0631 20230101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数の対象者における作業量の平準化を図ること。
【解決手段】情報処理装置101は、割当対象の作業群の割当先となる複数の対象者当該割当対象の作業群以前の作業群の割当結果に基づいて、複数の対象者から作業量の調整対象となる第1の対象者を選択する。情報処理装置101は、選択した第1の対象者の有する技能を示す技能情報に基づいて、割当対象の作業群のうち、第1の対象者が担当すべき第1の作業群を特定する。情報処理装置101は、特定した第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、第1の作業群から少なくともいずれかの作業を削除することにより、第1の作業群から当該作業を削除した第2の作業群を特定する。情報処理装置101は、特定した第2の作業群の第1の対象者に対する割り当てを固定して、割当対象の作業群のうち第2の作業群以外の作業群の第1の対象者以外の残りの対象者に対する割り当てを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
割当対象の作業群の割当先となる複数の対象者に対する当該割当対象の作業群以前の作業群の割当結果に基づいて、前記複数の対象者から作業量の調整対象となる第1の対象者を選択し、
選択した前記第1の対象者の有する技能を示す技能情報に基づいて、前記割当対象の作業群のうち、前記第1の対象者が担当すべき第1の作業群を特定し、
特定した前記第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、前記第1の作業群から少なくともいずれかの作業を削除することにより、前記第1の作業群から前記いずれかの作業を削除した第2の作業群を特定し、
特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記第1の対象者以外の残りの対象者に対する割り当てを行う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする作業割当方法。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第1の作業群から削除した作業を担当可能な対象者が、前記第1の対象者以外の残りの対象者にいない場合、前記割当対象の作業群から前記削除した作業を除外することにより、前記割当対象の作業群を更新する、処理を前記コンピュータが実行し、
前記割り当てを行う処理は、
特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、更新した前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記残りの対象者に対する割り当てを行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業割当方法。
【請求項3】
前記割当対象の作業群について、前記複数の対象者に対する割当結果を出力する際に、前記削除した作業を次回以降の割り当てに回すよう促す情報を出力する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項2に記載の作業割当方法。
【請求項4】
前記特定する処理は、
前記第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、前記第1の作業群から作業時間が長い作業を優先的に削除することにより、前記第1の作業群から当該作業を削除した第2の作業群を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業割当方法。
【請求項5】
前記割当対象の作業群それぞれは、医療行為であり、
前記特定する処理は、
前記第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、前記第1の作業群から診療報酬点数が低い作業を優先的に削除することにより、前記第1の作業群から当該作業を削除した第2の作業群を特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の作業割当方法。
【請求項6】
前記割当対象の作業群以前の作業群の割当結果と、前記複数の対象者それぞれの有する技能を示す技能情報とに基づいて、前記割当対象の作業群に関して満たすべき制約条件を抽出する、
処理を前記コンピュータが実行し、
前記割り当てを行う処理は、
特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、抽出した前記制約条件を満たすように、前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記残りの対象者に対する割り当てを行う、
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の作業割当方法。
【請求項7】
抽出した前記制約条件を出力し、
出力した前記制約条件のうち、前記割当対象の作業群の割り当てに適用する制約条件の指定を受け付ける、処理を前記コンピュータが実行し、
前記割り当てを行う処理は、
特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、指定された前記制約条件を満たすように、前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記残りの対象者に対する割り当てを行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の作業割当方法。
【請求項8】
割当対象の作業群の割当先となる複数の対象者に対する当該割当対象の作業群以前の作業群の割当結果に基づいて、前記複数の対象者から作業量の調整対象となる第1の対象者を選択し、
選択した前記第1の対象者の有する技能を示す技能情報に基づいて、前記割当対象の作業群のうち、前記第1の対象者が担当すべき第1の作業群を特定し、
特定した前記第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、前記第1の作業群から少なくともいずれかの作業を削除することにより、前記第1の作業群から前記いずれかの作業を削除した第2の作業群を特定し、
特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記第1の対象者以外の残りの対象者に対する割り当てを行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする作業割当プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業割当方法および作業割当プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、病院の手術などのスケジューリング調整業務は、看護師長などの責任担当者により人手で行われることが多い。例えば、責任担当者は、手術に対して、実施する手術室、使用する器機、担当するスタッフを調整する際には、考慮すべき制約条件を頭の中で考えながら調整を行う。近年は、人手での調整作業にかかる工数を削減するために、数理最適化技術を用いた調整作業の自動化が図られている。
【0003】
先行技術としては、医療施設において予定された手術に関する条件を推定モデルに入力することにより出力される推定値と、医療施設の手術に要するリソースに関する制約条件を示す制約条件データとを、所定のスケジュール生成モデルに入力することによって、医療施設において予定された手術のスケジュールを生成するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-64350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、数理最適化技術などを用いて作業の割り当てを行うにあたり、熟練のスタッフなどに作業が偏ってしまい、働きすぎの人が出ないようなスケジューリングを行うことが難しい。
【0006】
一つの側面では、本発明は、複数の対象者における作業量の平準化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様では、割当対象の作業群の割当先となる複数の対象者に対する当該割当対象の作業群以前の作業群の割当結果に基づいて、前記複数の対象者から作業量の調整対象となる第1の対象者を選択し、選択した前記第1の対象者の有する技能を示す技能情報に基づいて、前記割当対象の作業群のうち、前記第1の対象者が担当すべき第1の作業群を特定し、特定した前記第1の作業群の合計作業量が所定の許容量を超える場合、前記第1の作業群から少なくともいずれかの作業を削除することにより、前記第1の作業群から前記いずれかの作業を削除した第2の作業群を特定し、特定した前記第2の作業群の前記第1の対象者に対する割り当てを固定して、前記割当対象の作業群のうち前記第2の作業群以外の作業群の前記第1の対象者以外の残りの対象者に対する割り当てを行う、作業割当方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、複数の対象者における作業量の平準化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる作業割当方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。
図3は、作業割当装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、割当結果格納DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。
図5は、リソースデータ格納DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。
図6は、割当対象データの具体例を示す説明図である。
図7は、作業割当装置201の機能的構成例を示すブロック図である。
図8は、過去の割当結果の具体例を示す説明図である。
図9は、割当対象の手術群の更新例を示す説明図である。
図10は、制約式の作成例を示す説明図である。
図11は、制約条件候補の出力例を示す説明図である。
図12は、割当結果の具体例を示す説明図である。
図13は、割当結果の出力例を示す説明図(その1)である。
図14は、割当結果の出力例を示す説明図(その2)である。
図15は、作業割当装置201の作業割当処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。
図16は、作業割当装置201の作業割当処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明にかかる作業割当方法および作業割当プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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