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公開番号2024180001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099399
出願日2023-06-16
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/0241 20230101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約【課題】電子機器の配置された場所の周辺環境を考慮して、電子機器を操作すること。
【解決手段】情報処理装置は、施設内で撮影した映像を取得する。情報処理装置は、取得をした映像を分析することで、施設内での人物の軌跡を追跡する。情報処理装置は、追跡をした人物の軌跡に基づいて、施設内での人物の軌跡に関するヒートマップを生成する。情報処理装置は、生成されたヒートマップおよび施設内に配置された電子機器の位置情報に基づいて、施設内の環境設定に関する情報を生成する。情報処理装置は、環境設定に関する情報に基づいて、電子機器に、環境設定に関する処理を実行させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
施設内で撮影した映像を取得し、
取得をした前記映像を分析することで、前記施設内での人物の軌跡を追跡し、
追跡をした前記人物の軌跡に基づいて、前記施設内での前記人物の軌跡に関するヒートマップを生成し、
生成された前記ヒートマップおよび前記施設内に配置された電子機器の位置情報に基づいて、前記施設内の環境設定に関する情報を生成し、
前記環境設定に関する情報に基づいて、前記電子機器に、前記環境設定に関する処理を実行させる
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記環境設定に関する情報は、前記電子機器に表示させるコンテンツの種類、前記施設内に配置された照明機器の照度、前記電子機器が前記施設内に流す音楽の種類、前記電子機器が前記施設内に散布する香水の種類、の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記分析する処理は、取得をした前記映像に含まれる、第一の期間での前記人物の第一の移動軌跡を特定し、特定した前記第一の移動軌跡に基づいて、前記第一の期間後の第二の期間での前記人物の第二の移動軌跡を予測し、取得した前記映像を分析することで、前記第二の期間の人物の実際の移動軌跡を示す第三の移動軌跡を特定し、
前記ヒートマップを生成する処理は、前記第二の移動軌跡と前記第三の移動軌跡との誤差を領域毎に示す前記ヒートマップを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記ヒートマップを基にして、誤差が所定の条件を満たす第一の注目領域と、前記第一の注目領域における人物を抽出し、
抽出した前記第一の注目領域における人物の骨格情報に基づいて、前記人物の第一の行動を特定し、
特定した前記人物の第一の行動が所定の行動である場合に、前記第一の注目領域に位置する前記電子機器に、前記所定の行動と対応付けられた環境設定に関する処理を実行させる処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
人物の行動と環境設定に関する情報とをペアとする複数の訓練データを基にして訓練した機械学習モデルに、前記第一の注目領域における前記人物の第一の行動を入力することで、前記施設内での環境設定に関する情報を生成し、
前記電子機器によって、前記環境設定に関する処理が実施された後に、前記第一の注目領域における前記人物を含む映像を分析することで、前記人物の第二の行動を特定し、
特定された前記人物の第二の行動が所定の行動でない場合に、前記複数の訓練データから、前記第一の行動と前記環境設定に関する情報とのペアに対応する訓練データを除外した残りの訓練データを基にして、前記機械学習モデルを再訓練する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
施設内で撮影した映像を取得し、
取得をした前記映像を分析することで、前記施設内での人物の軌跡を追跡し、
追跡をした前記人物の軌跡に基づいて、前記施設内での前記人物の軌跡に関するヒートマップを生成し、
生成された前記ヒートマップおよび前記施設内に配置された電子機器の位置情報に基づいて、前記施設内の環境設定に関する情報を生成し、
前記環境設定に関する情報に基づいて、前記電子機器に、前記環境設定に関する処理を実行させる
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
施設内で撮影した映像を取得し、
取得をした前記映像を分析することで、前記施設内での人物の軌跡を追跡し、
追跡をした前記人物の軌跡に基づいて、前記施設内での前記人物の軌跡に関するヒートマップを生成し、
生成された前記ヒートマップおよび前記施設内に配置された電子機器の位置情報に基づいて、前記施設内の環境設定に関する情報を生成し、
前記環境設定に関する情報に基づいて、前記電子機器に、前記環境設定に関する処理を実行させる
処理を実行する制御部を有する情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム等に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、屋外、店頭、公共の空間、交通機関等の多様な場所において、ネットワークに接続された電子機器のディスプレイ等を用いて情報を発信する、デジタルサイネージと称されるメディアが普及しつつある。また、公共の空間に限らず、例えば、企業等のオフィスにおいても、従業員に対する情報共有の支援や、企業の情報統制等を目的として、デジタルサイネージの活用が注目されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-165483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、電子機器は、ネットワークを通じて、サーバー装置が配信したコンテンツを受信するとともに、受信したコンテンツを出力する。しかしながら、電子機器の配置された場所の周辺環境に合ったコンテンツを配信することができないという問題がある。このとき、電子機器は、自装置の配置された場所の周辺環境を識別するために、電子機器の配置された周辺環境をセンシングすることが考えられる。しかしながら、周辺環境をセンシングするためには、電子機器に専用のセンサーを搭載する必要がある。したがって、電子機器にセンサーが搭載されていない場合は、電子機器は周辺環境をセンシングすることができない。
【0005】
1つの側面では、電子機器の配置された場所の周辺環境を考慮して、電子機器を操作することができる情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の案では、コンピュータに次の処理を実行させる。コンピュータは、施設内で撮影した映像を取得する。コンピュータは、取得をした映像を分析することで、施設内での人物の軌跡を追跡する。コンピュータは、追跡をした人物の軌跡に基づいて、施設内での人物の軌跡に関するヒートマップを生成する。コンピュータは、生成されたヒートマップおよび施設内に配置された電子機器の位置情報に基づいて、施設内の環境設定に関する情報を生成する。コンピュータは、環境設定に関する情報に基づいて、電子機器に、環境設定に関する処理を実行させる。
【発明の効果】
【0007】
電子機器の配置された場所の周辺環境を考慮して、電子機器を操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施例1に係るシステムの一例を示す図である。
図2は、本実施例1に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。
図3は、ヒートマップの一例を示す図である。
図4は、生成ポリシーテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図5は、本実施例1に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図6は、カメラパラメータテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図7は、映像バッファのデータ構造の一例を示す図である。
図8は、第一の機械学習モデルの一例を示す図である。
図9は、移動軌跡テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図10は、誤差データベースのデータ構造の一例を示す図である。
図11は、電子機器位置情報のデータ構造の一例を示す図である。
図12は、商品情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図13は、本実施例1に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
図14は、本実施例2に係る情報処理装置の処理の一例を説明するための図である。
図15は、人体の骨格モデルの一例を示す図である。
図16は、関節名の一例を示す図である。
図17は、ルールテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図18は、訓練データテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図19は、本実施例2に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図20は、本実施例2に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャート(1)である。
図21は、本実施例2に係る情報処理装置の処理手順を示すフローチャート(2)である。
図22は、実施例の情報処理装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示する情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0010】
図1は、本実施例1に係るシステムの一例を示す図である。図1に示すように、本実施例1に係るシステムは、カメラ10a,10b,10cと、情報処理装置100とを有する。また、本実施例1に係るシステムは、表示装置15a,15b,15cと、照明機器16a,16b,16cと、スピーカ17a,17b,17cとを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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