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公開番号
2024179705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098755
出願日
2023-06-15
発明の名称
表示装置及び当該装置を搭載した乗り物
出願人
マクセル株式会社
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20241219BHJP(光学)
要約
【課題】
映像光線の光路を遮ることなく、太陽光による視認性の低下の抑制を図ること。本発明によれば、持続可能な開発目標の「3すべての人に健康と福祉を」に貢献する。
【解決手段】
車両のウィンドシールドに映像光を出射可能な表示パネルと、表示パネルへ光を出射する光源と、を備え、表示パネルは、車両の運転者側に向けられており、水平面に対して、表示パネルが傾いて配置されている、ことを特徴とする表示装置。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のウィンドシールドに映像光を出射可能な表示パネルと、
前記表示パネルへ光を出射する光源と、を備え、
前記表示パネルは、前記車両の運転者側に向けられており、
水平面に対して、前記表示パネルが傾いて配置されている
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示パネルと水平面がなす角度が30°以上である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示パネルの垂線より車両前方側に向かって映像光が表示パネルから出射するときの表示パネルからの映像光の出射角度を、正の数値で表す場合、
前記表示パネルからの映像光の出射角度は、-5°以上50°以下である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示パネルの垂線より車両前方側に向かって映像光が表示パネルから出射するときの表示パネルからの映像光の出射角度を、正の数値で表す場合、
前記表示パネルからの映像光の出射角度は、-5°以上40°以下である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項3に記載の表示装置であって、
前記ウィンドシールドの水平面に対する角度は、25°以上50°以下である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項6】
請求項4に記載の表示装置であって、
前記ウィンドシールドの水平面に対する角度は、25°以上50°以下である、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示パネルは、運転者の視界から遮蔽されるように、前記車両に配置される、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記表示パネルの垂線が、前記車両の屋根と交わるように配置される、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一項に記載の表示装置が搭載された乗り物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、虚像表示装置及び当該表示装置を搭載した乗り物に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車のフロントガラス等に映像光を投写して虚像を形成し、例えば、ルート情報や渋滞情報などの交通情報、燃料残量や冷却水温度等の自動車情報を表示する虚像表示装置またはヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-169752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示装置の映像表示部は、例えば、車両のダッシュボード上または内側に配置される。このとき、太陽光などの外光が映像表示部で反射し、アイボックス(EyeBox)に入射することで、不要な迷光となり視認性を悪化させることがある。そこで、太陽光が入りにくいよう、例えば、表示装置の周りにカバーなどを設けることが考えられるが、映像光線の光路をカバーなどで遮ると虚像が見えなくなってしまい、完全な対策は容易ではないと考えられる。
【0005】
そのため、映像光線の光路を遮ることなく、太陽光による視認性の低下の抑制を図ることに課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、下記の表示装置が提供される。表示装置は、車両のウィンドシールドに映像光を投射可能な表示パネルと、表示パネルへ光を出射する光源と、を備える。この表示パネルは、車両の運転者側に向けられており、水平面に対して、表示パネルが傾いて配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表示パネルが傾くことで、映像光線の光路を遮ることなく、太陽光による視認性の低下の抑制を図ることができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
表示装置を搭載した車両の一例を示す図。
車両情報の取得に用いる装置の一例を示す図である。
表示装置の一例を示すブロック図である。
表示装置の一例を示すブロック図である。
太陽光対策の一例を説明するための図である。
表示装置の構造の一例を示す図である。
表示装置の導光部の光反射部を示す拡大図。
表示装置の構造の一例を示す図である。
表示装置の構造の一例を示す図である。
表示装置の構造の一例を示す図である。
角度θ1、θ2、θ3を説明するための図である。
角度θ2をより具体的に説明するための図である。
表示パネルの傾きが小さい場合の使用状況の一例を示す図である。
表示パネルの傾きが大きい場合の使用状況の一例を示す図である。
角度θ1、θ2、θ3の関係について説明するための図である。
角度θ1と太陽光受光長さ割合いの関係について説明するための図である。
角度θ2と虚像サイズ減少割合いの関係について説明するための図である。
角度θ1とθ3が所定の関係にある場合の使用状況について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
【0010】
先ず、図1を参照しながら、システム構成の一例について説明する。図1は、表示装置または虚像表示装置1を搭載した車両2の構成例を示す概略図である。車両2および運転者に対して、水平方向Xは、左右方向、車両の横方向または車両の幅方向であり、鉛直方向Zは、車両の上下方向、縦方向であり、車両の横方向に対し直交する水平方向Yは、車両の前後方向または車両の進行方向である。表示装置1は、虚像表示装置と称してもよい。以下は、表示装置という名称を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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