TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024179186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097833
出願日2023-06-14
発明の名称空間浮遊映像表示装置および空間浮遊映像表示システム
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G02B 30/56 20200101AFI20241219BHJP(光学)
要約【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空間浮遊映像表示装置は、映像処理部と、映像処理部が映像処理を行った映像を表示する表示部と、表示部が表示する映像に基づいて空間浮遊映像を生成する光学システムと、を備え、空間浮遊映像の少なくとも一部が、液体貯留槽に貯留されている液体中に形成される。
【選択図】図18A
特許請求の範囲【請求項1】
空間浮遊映像表示装置であって、
映像処理部と、
前記映像処理部が映像処理を行った映像を表示する表示部と、
前記表示部が表示する映像に基づいて空間浮遊映像を生成する光学システムと、
を備え、
前記空間浮遊映像の少なくとも一部が、液体貯留槽に貯留されている液体中に形成される、
空間浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記空間浮遊映像は、前記液体中に形成される液中浮遊映像と、前記液体よりも上方の空中に形成される空中浮遊映像と、を含み、
前記液中浮遊映像と前記空中浮遊映像とが、互いに独立する映像である、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記空間浮遊映像は、前記液体中に形成される液中浮遊映像と、前記液体よりも上方の空中に形成される空中浮遊映像と、を含み、
前記液中浮遊映像が形成される液中形成領域と、前記空中浮遊映像が形成される空中形成領域との間に、前記空間浮遊映像が形成されない非形成領域が設けられている、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記空間浮遊映像は、前記液体中に形成される液中浮遊映像と、前記液体よりも上方の空中に形成される空中浮遊映像と、を含み、
前記液体貯留槽に貯留されている液体の水位によって前記液中浮遊映像および前記空中浮遊映像の表示位置または表示範囲を調整する、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記光学システムは偏光分離部材を有し、
前記偏光分離部材は、前記液体貯留槽に貯留される前記液体中に配置されている、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記光学システムは偏光分離部材を有し、
前記偏光分離部材は、前記液体貯留槽の外側の空中に配置されている、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記光学システムは再帰反射板を有し、
前記再帰反射板は、前記液体貯留槽に貯留される前記液体中に配置されている、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
前記光学システムは再帰反射板を有し、
前記再帰反射板は、前記液体貯留槽の外側の空中に配置されている、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の空間浮遊映像表示装置において、
制御部を備え、
前記制御部が、
予め設定された判定条件を満たすか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理の判定結果に基づいて、前記空間浮遊映像の表示モードを選択するモード選択処理と、を実行する、
空間浮遊映像表示装置。
【請求項10】
請求項9に記載の空間浮遊映像表示装置において、
人物を検知する人感センサを備え、
前記制御部は、
前記判定処理として、前記人感センサの検知結果に基づいて前記液体貯留槽の近傍における人物の有無を判定する、
空間浮遊映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空間浮遊映像表示装置および空間浮遊映像表示システムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
空間浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開示では、空間浮遊映像の実用的な明るさや品位を得るための構成や、ユーザが空間浮遊映像をより楽しく視認するための構成などについての考慮は十分ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、より好適な空間浮遊映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、空間浮遊映像表示装置は、映像処理部と、映像処理部が映像処理を行った映像を表示する表示部と、表示部が表示する映像に基づいて空間浮遊映像を生成する光学システムと、を備え、空間浮遊映像の少なくとも一部が、液体貯留槽に貯留されている液体中に形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空間浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理が解決する課題の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
水槽の内部に空間浮遊映像が表示された状態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示システムの一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
判定項目および判定条件を例示する図である。
第2モードの設定内容を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

マクセル株式会社
ヘッドアップディスプレイ及び乗り物
3日前
マクセル株式会社
表示装置及び当該装置を搭載した乗り物
3日前
マクセル株式会社
空間浮遊映像表示装置および空間浮遊映像表示システム
3日前
マクセル株式会社
自動映像演出装置、自動映像演出方法、及び、それに用いる映像記録媒体
3日前
個人
姿勢矯正メガネ
17日前
株式会社ハセガワ
眼鏡
12日前
シャープ株式会社
表示装置
12日前
住友電気工業株式会社
光フィルタ
3日前
HOYA株式会社
光インテグレータ
24日前
個人
化粧用補助部材
24日前
白金科技股分有限公司
フィルター
3日前
新光電気工業株式会社
光導波路装置
12日前
株式会社ニコン
光学系及び光学機器
17日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
5日前
東レエンジニアリング株式会社
レーザ強度調節方法
17日前
三菱電機株式会社
高出力レーザ用反射ミラー
10日前
日本放送協会
磁壁移動型空間光変調器
18日前
日東電工株式会社
偏光板
18日前
株式会社NTTドコモ
表示装置
25日前
マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
10日前
株式会社三栄コンサルタント
底樋内部観察装置
18日前
矢崎総業株式会社
光コネクタ用固定部材
10日前
怡利電子工業股ふん有限公司
拡大表示装置
10日前
日亜化学工業株式会社
光学部材、光源モジュール
17日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
3日前
キヤノン株式会社
光学系および画像表示装置
25日前
株式会社クラレ
逆波長分散性光学フィルムとその製造方法
17日前
株式会社トクヤマ
光学積層シート、光学物品、レンズ、及び眼鏡
11日前
富士フイルム株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
17日前
白金科技股分有限公司
複合感光構造及びその製造方法
3日前
セーレンKST株式会社
光合波器
4日前
キヤノン株式会社
情報処理装置および撮像装置
24日前
東芝テック株式会社
光源モジュール
24日前
株式会社コシナ
光学レンズ系
25日前
キヤノン株式会社
非線形光学顕微鏡
1か月前
続きを見る