TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024179312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098057
出願日
2023-06-14
発明の名称
機械学習プログラム、判定プログラム、及び機械学習装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対象の追加又は変更時の機械学習モデルの再訓練に要する作業コストを低減する。
【解決手段】情報処理装置の機械学習部は、画像に含まれる対象の第1の特徴と対象の第2の特徴と変換パラメータとに基づいてベクトル情報を生成し、第1の特徴を識別する第1の機械学習モデル部分と第2の特徴を識別する第2の機械学習モデル部分とを含む機械学習モデルに、画像とベクトル情報とを入力して、機械学習モデルの訓練と変換パラメータの更新とを実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
画像に含まれる対象の第1の特徴と前記対象の第2の特徴と変換パラメータとに基づいてベクトル情報を生成し、
前記第1の特徴を識別する第1の機械学習モデル部分と前記第2の特徴を識別する第2の機械学習モデル部分とを含む機械学習モデルに、前記画像と前記ベクトル情報とを入力して、前記機械学習モデルの訓練と前記変換パラメータの更新とを実行する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする機械学習プログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ベクトル情報を生成することは、前記第1の特徴を示す第1のベクトル及び前記第2の特徴を示す第2のベクトルの各々を生成することを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の機械学習プログラム。
【請求項3】
前記ベクトル情報を生成することは、前記第1の特徴と前記第2の特徴との関係に基づいて修正された前記第1のベクトル及び前記第2のベクトルを生成することを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の機械学習プログラム。
【請求項4】
前記機械学習モデルに前記ベクトル情報を入力することは、前記第1のベクトルを前記第1の機械学習モデル部分に入力し、前記第2のベクトルを前記第2の機械学習モデル部分に入力することを含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の機械学習プログラム。
【請求項5】
前記機械学習モデルは、前記第1の機械学習モデル部分の出力と、前記第2のベクトルとが前記第2の機械学習モデル部分へ入力されるように構成される、
ことを特徴とする請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の機械学習プログラム。
【請求項6】
前記機械学習モデルに、前記画像に含まれる対象の第3の特徴を識別する第3の機械学習モデル部分を追加する場合、
前記第1の特徴と前記第2の特徴と前記第3の特徴と前記変換パラメータとに基づいて前記ベクトル情報を生成し、
訓練で得られた前記第1の機械学習モデル部分及び前記第2の機械学習モデル部分の各々のパラメータを固定した前記機械学習モデルに、前記画像と前記ベクトル情報とを入力して、前記機械学習モデルの訓練と前記変換パラメータの更新とを実行する、
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の機械学習プログラム。
【請求項7】
対象の第1の特徴と前記対象の第2の特徴と変換パラメータとに基づいてベクトル情報を生成し、
画像と前記ベクトル情報とを、前記第1の特徴を識別する第1の機械学習モデル部分と前記第2の特徴を識別する第2の機械学習モデル部分とを含む機械学習モデルに入力し、前記対象と前記画像の被写体との対応関係を判定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする判定プログラム。
【請求項8】
前記対応関係を判定する処理は、前記対象の第1の特徴及び第2の特徴と、前記第1の機械学習モデル部分で識別された第1の特徴及び前記第2の機械学習モデル部分で識別された第2の特徴とが一致するか否かを判定することを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の判定プログラム。
【請求項9】
画像に含まれる対象の第1の特徴と前記対象の第2の特徴と変換パラメータとに基づいてベクトル情報を生成し、
前記第1の特徴を識別する第1の機械学習モデル部分と前記第2の特徴を識別する第2の機械学習モデル部分とを含む機械学習モデルに、前記画像と前記ベクトル情報とを入力して、前記機械学習モデルの訓練と前記変換パラメータの更新とを実行する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする機械学習装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の技術は、機械学習プログラム、判定プログラム、及び機械学習装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
入力として与えられた画像中に存在する物体等の対象を識別するために、ニューラルネットワーク等の機械学習モデルが広く用いられている。例えば、判定画像から識別対象物体を識別する物体識別装置が提案されている。この装置は、判定画像の特徴量を部分特徴の特徴量に基づいて評価し、部分特徴毎の評価値を算出し、評価値に基づいて、部分特徴に関連付けされた信頼度の重みを取得し、取得された信頼度の重みの和である重み和を算出する。また、この装置は、評価値が所定値以上であると判定された部分特徴の組合せと、予め学習された識別対象物体に係る部分特徴の組合せとの一致度である組合せ一致度を算出する。そして、この装置は、重み和が所定値以上、及び組合せ一致度が所定値以上の場合には、判定画像から識別対象物体を識別したと判定する。
【0003】
また、例えば、複数のサンプル物体の個別の形状に係る個別特徴量に基づいて予め算出された組合せ特徴量に対して、予め設定された条件に対応して付されたラベルを有した標本データが付与される装置が提案されている。この装置は、この標本データから種々の組合せ特徴量に対してラベルを付すための判断基準を導出し、これを記憶する機械学習部を備える。また、この装置は、物体個々の形状に係る個別特徴量を抽出し、組合せ特徴量を算出し、判断基準に基づいて、算出した組合せ特徴量に付されるラベルを識別する。
【0004】
また、例えば、学習時処理により得られた、複数種の物体それぞれの画像特徴を示す特徴情報を記憶した画像認識装置が提案されている。この装置は、入力画像を分類する場合には、入力画像から特徴量を表す記述子を抽出し、記述子に対応する画像語彙に投票し、投票の結果に基づいて、1以上の物体の存在確率を算出し、存在確率に基づき、存在する物体の種類を特定する。この装置は、各物体の存在確率を算出する際に、排他的分類器により、同一画像内に共存しないと推定された複数の異種物体(物体ラベル)の組合せを表す排他的関係情報を用いて存在確率を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-113360号公報
特開2018-169922号公報
国際公開第2012-032788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
機械学習モデルを用いて、画像内の対象を判定するタスクにおいて、対象が新たに追加又は変更される場合、新たに追加又は変更される対象についての訓練データを用意して、機械学習モデルを再訓練する必要があり、作業コストがかかる。特に、対象の種類が多い場合、対象の追加又は変更が頻繁に生じる場合等には、作業コストが膨大となる。
【0007】
一つの側面として、開示の技術は、対象の追加又は変更時の機械学習モデルの再訓練に要する作業コストを低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一つの態様として、開示の技術は、画像に含まれる対象の第1の特徴と前記対象の第2の特徴と変換パラメータとに基づいてベクトル情報を生成する。また、前記第1の特徴を識別する第1の機械学習モデル部分と前記第2の特徴を識別する第2の機械学習モデル部分とを含む機械学習モデルに、前記画像と前記ベクトル情報とを入力して、前記機械学習モデルの訓練と前記変換パラメータの更新とを実行する。
【発明の効果】
【0009】
一つの側面として、対象の追加又は変更時の機械学習モデルの再訓練に要する作業コストを低減することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
参考手法1を説明するための図である。
参考手法2を説明するための図である。
参考手法3を説明するための図である。
各実施形態の概略を説明するための図である。
情報処理装置の機能ブロック図である。
第1実施形態における判定モデルの一例を示すブロック図である。
特徴の識別の一例を説明するための図である。
情報処理装置として機能するコンピュータの概略構成を説明するための図である。
機械学習処理の一例を示すフローチャートである。
判定処理の一例を示すフローチャートである。
特徴間の関係を説明するための図である。
第2実施形態における判定モデルの一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
富士通株式会社
光伝送装置
25日前
富士通株式会社
プロセッサ
3日前
富士通株式会社
金融システム
18日前
富士通株式会社
排出の推定と異常
1か月前
富士通株式会社
排出の推定と異常
1か月前
富士通株式会社
異常な挙動の検出
4日前
富士通株式会社
通信装置及び通信方法
24日前
富士通株式会社
基地局装置及び通信方法
17日前
富士通株式会社
演算器及び情報処理装置
24日前
富士通株式会社
伝送装置及び伝送システム
1か月前
富士通株式会社
プログラム,装置及び方法
25日前
富士通株式会社
キュービット・マッピング
21日前
富士通株式会社
キュービット・ルーティング
21日前
富士通株式会社
制御装置及び制御プログラム
21日前
富士通株式会社
基地局装置及び通信システム
24日前
富士通株式会社
電圧検知回路及び情報処理装置
24日前
富士通株式会社
ネットワーク装置及び判定方法
26日前
富士通株式会社
バイタルサイン検出装置と方法
1か月前
富士通株式会社
電源ユニット及びその制御方法
24日前
富士通株式会社
機械学習方法および情報処理装置
4日前
富士通株式会社
画像視角変化類型検出装置と方法
4日前
富士通株式会社
異常検知装置および異常検知方法
3日前
富士通株式会社
ネットワーク装置及びモデル学習方法
3日前
富士通株式会社
連携装置、連携方法、連携プログラム
17日前
富士通株式会社
疾患予測根拠表示方法及びプログラム
17日前
富士通株式会社
情報処理装置及びデータ転送制御方法
18日前
富士通株式会社
作業割当方法および作業割当プログラム
24日前
富士通株式会社
データ転送制御装置および情報処理装置
24日前
富士通株式会社
病変検出方法および病変検出プログラム
21日前
富士通株式会社
歪み補正係数算出方法およびプログラム
11日前
富士通株式会社
コンパイルプログラム及びコンパイル方法
21日前
富士通株式会社
制御プログラム、制御方法及びサーバ装置
24日前
富士通株式会社
制御プログラム、制御装置、及び制御方法
1か月前
富士通株式会社
モジュール搭載装置、及び、情報処理装置
17日前
富士通株式会社
データ連携方法及びデータ連携プログラム
11日前
富士通株式会社
支援プログラム、支援方法及び情報処理装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る