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公開番号2024178507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096672
出願日2023-06-13
発明の名称モータ及び結束機
出願人マックス株式会社,特殊電装株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H02K 1/278 20220101AFI20241218BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】表面磁石型で磁石の剥離が抑制できるモータ、このモータを備えた鉄筋結束機を提供する。
【解決手段】モータ80は、ロータ82とステータ83を備え、ロータ82は、回転軸82aと、ロータコア82bと、ロータコア82bの外周に貼り付けられ、ロータコア82bの端面82jに対し、回転軸82aの延伸する方向に沿って突出する突出部82iを有した磁石82cと、突出部82iと回転軸82aの間に充填され、突出部82iと回転軸82aを接着する封止部材82dを備える。鉄筋結束機は、モータ80を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロータと、ステータを備えたモータであって、
前記ロータは、
回転軸と、
ロータコアと、
前記ロータコアの外周に貼り付けられ、前記ロータコアの端面に対し、前記回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した磁石と、
前記突出部と前記回転軸の間に充填され、前記突出部及び前記回転軸を接着する封止部材と
を備えたモータ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
ロータと、ステータを備えたモータであって、
前記ロータは、
回転軸と、
ロータコアと、
前記ロータコアの外周に貼り付けられ、前記ロータコアの端面に対し、前記回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した複数の磁石と、
複数の前記突出部の間に充填され、複数の前記突出部を接着する封止部材と
を備えたモータ。
【請求項3】
前記封止部材は、前記磁石及び前記回転軸に対する接着性を有する樹脂で構成される
請求項1または請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記ロータコアは、周方向に沿って複数の前記磁石が取り付けられ、前記ロータコアの周方向に沿って隣り合う前記磁石の間に、前記封止部材を備えた
請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記磁石の外周を被覆する被覆部材を備えた
請求項1または請求項2に記載のモータ。
【請求項6】
前記被覆部材は、収縮性を有する
請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
前記磁石の外周が前記被覆部材で被覆された前記突出部と前記回転軸の間に、前記封止部材が充填される
請求項5に記載のモータ。
【請求項8】
前記磁石の表面は、塗装される
請求項3に記載のモータ。
【請求項9】
ワイヤを送るワイヤ送り部と、
前記ワイヤ送り部で送られるワイヤを結束物の周囲に巻き回す環状送り経路を構成するカール形成部と、
結束物に巻き付けられたワイヤを捩じる結束部と、
前記結束部を駆動するモータと
を備え、
前記モータは、ロータと、ステータを備え、
前記ロータは、
回転軸と、
ロータコアと、
前記ロータコアの外周に貼り付けられ、前記ロータコアの端面に対し、前記回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した磁石と、
前記突出部と前記回転軸の間に充填され、前記突出部及び前記回転軸を接着する封止部材とを備えた
結束機。
【請求項10】
ワイヤを送るワイヤ送り部と、
前記ワイヤ送り部で送られるワイヤを結束物の周囲に巻き回す環状送り経路を構成するカール形成部と、
結束物に巻き付けられたワイヤを捩じる結束部と、
前記結束部を駆動するモータと
を備え、
前記モータは、ロータと、ステータを備え、
前記ロータは、
回転軸と、
ロータコアと、
前記ロータコアの外周に貼り付けられ、前記ロータコアの端面に対し、前記回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した複数の磁石と、
複数の前記突出部の間に充填され、複数の前記突出部を接着する封止部材とを備えた
結束機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
モータ、及び、モータで駆動され、鉄筋等の結束物をワイヤで結束する結束機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリート建造物には強度を向上させるために鉄筋が使用されており、コンクリート打設時に鉄筋が所定の位置からずれないように、ワイヤで結束している。
【0003】
従来から、2本以上の鉄筋にワイヤを巻き、鉄筋に巻いたワイヤを捩じって当該2本以上の鉄筋をワイヤで結束する鉄筋結束機と称す結束機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような結束機において、ワイヤを捩じる動作で使用されるモータには、高速で正逆転を繰り返す動作と精度の良い角度制御が要求される。また、1回当たりの結束動作に掛かる時間を短縮するため、結束スピードを向上させるには、ロータのイナーシャを減らす、すなわち、ロータの重量を減らすことが考えられる。
【0005】
そこで、ロータコアの外周に磁石が貼り付けられた表面磁石型(SPM:Surface Permanent Magnet)と称す構造のモータの適用が考えられる。SPMモータでは、磁石の外側にロータコアが設けられていないため、ロータコアの体積が小さくなるので、ロータの重量を減らすことができる。これにより、結束スピードの向上に寄与できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6791141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
SPMモータでは、磁石がロータコアの外周に貼り付けられているため、ロータが回転する際に磁石に掛かる遠心力で、磁石がロータコアから剥離する可能性があるという課題が存在する。
【0008】
本発明は、表面磁石型で磁石の剥離が抑制できるモータ、このモータを備えた結束機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するため、本発明は、ロータと、ステータを備えたモータであって、ロータは、回転軸と、ロータコアと、ロータコアの外周に貼り付けられ、ロータコアの端面に対し、回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した磁石と、突出部と回転軸の間に充填され、突出部及び回転軸を接着する封止部材とを備えたモータである。
【0010】
また、本発明は、ロータと、ステータを備えたモータであって、ロータは、回転軸と、ロータコアと、ロータコアの外周に貼り付けられ、ロータコアの端面に対し、回転軸の延伸する方向に沿って突出する突出部を有した複数の磁石と、複数の突出部の間に充填され、複数の突出部を接着する封止部材とを備えたモータである。
(【0011】以降は省略されています)

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