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公開番号2024177761
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096087
出願日2023-06-12
発明の名称鞄用ベルト
出願人株式会社由利
代理人個人,個人
主分類A45C 13/30 20060101AFI20241217BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】使用者の身体からズレることなく、使用者の肩のみならず、肩から胸、胸から脇腹にかけての部分への接触感を良くして、背負い心地をより改善した鞄用ベルトを提供する。
【解決手段】本体ベルト2の芯材5が、ガラス転移点を20℃~体温以下の温度とした形状記憶樹脂体5aと、中軟質弾性樹脂体5bとから構成され、前記形状記憶樹脂体5aを使用者の身体に接触する側に配したものとしている。
【選択図】図4B
特許請求の範囲【請求項1】
本体ベルトの芯材が、
ガラス転移点を20℃~体温以下の温度とした形状記憶樹脂体と、
中軟質弾性樹脂体とから構成され、
前記形状記憶樹脂体を使用者の身体に接触する側に配したことを特徴とする鞄用ベルト。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
本体ベルトの芯材が、
ガラス転移点を20℃~体温以下の温度とした形状記憶樹脂体と、
中軟質弾性樹脂体と、
使用者の身体の内寄りを高軟質弾性樹脂体とし、使用者の身体の外寄りを低軟質弾性樹脂体として、これらを隣り合うようにして接着した高軟質・低軟質弾性樹脂体とから構成され、
前記形状記憶樹脂体を使用者の身体に接触する側に配し、この形状記憶樹脂体から使用者の身体に接触しない側に、前記中軟質弾性樹脂体、前記高軟質・低軟質弾性樹脂体の順に配したことを特徴とする鞄用ベルト。
【請求項3】
本体ベルトの芯材が、
ガラス転移点を20℃~体温以下の温度とした形状記憶樹脂体と、
中軟質弾性樹脂体と、
使用者の身体の内寄りを高軟質弾性樹脂体とし、使用者の身体の外寄りを低軟質弾性樹脂体として、これらを隣り合うようにして接着した高軟質・低軟質弾性樹脂体と、
中軟質弾性樹脂体とから構成され、
前記形状記憶樹脂体を使用者の身体に接触する側に配し、この形状記憶樹脂体から使用者の身体に接触しない側に、前記中軟質弾性樹脂体、前記高軟質・低軟質弾性樹脂体、前記中軟質弾性樹脂体の順に配したことを特徴とする鞄用ベルト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、デイパック、ランドセル、ショルダーバッグ等の鞄用ベルトに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の鞄用ベルトとしては、図7、8に示したような背負鞄用背負ベルトが存在する。この背負鞄用背負ベルトは、内側縁部において首の側部と対向する個所に切欠部11を設けた硬質で帯状の表皮12の裏面に、この表皮12と同形の裏布13を重ね合わせると共に、この表皮12と裏布13の間に弾性を有した柔軟なクッション材14を挟み込んで、このクッション材14の一部を切欠部11において露出するように配設したものとしている(特許文献1)。
【0003】
このようにした鞄用ベルトは、使用者の首の側部がベルトの内側縁部に接触することがあっても、使用者の首に、硬い表皮12が接触せずに、柔軟なクッション材14が接触することになるので、首が擦られて痛くなるといった問題が解決されるという効果があるとしている。
【0004】
さらに、この種の鞄用ベルトとしては、図9に示したようなリュックサック用肩紐が存在する。このリュックサック用肩紐は、肩紐21の上部接合部21a付近から所定の範囲にかけて、肩紐21の内側略半分の幅の表裏両面に、その他の部分の表生地より伸縮性の大きい素材で形成された伸縮性生地22が設けられたものとしている(特許文献2)。
【0005】
このようにした鞄用ベルトは、伸縮性生地22が最も荷重のかかる肩紐21の上部接合部21a付近の内側に設けられているため、リュックサックを背負ったときに荷物の重みに応じて伸縮性生地22側のみが引っ張られ、肩紐21の内側と外側にかかる荷重のバランスが均等になるところまで伸長し、その結果、肩紐21の外側の弛みが解消して内側と外側に均等に荷重がかかり、肩紐21全体が均等に肩に接することになるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平4-120620号公報
特許第6445744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記特許文献1に記載された鞄用ベルトでは、使用者の首の側部が擦られて痛くなるという問題が解決されているだけであって、使用者の肩や、肩から胸、胸から脇腹にかけての部分への接触感を良くするという点については解決されていない。
【0008】
また、前記鞄用ベルトでは、表皮12と裏布13の間に弾性を有した柔軟なクッション材14が挟み込まれた状態では、このクッション材14が切欠部11において張力が働いた状態となっており、使用者の首の側部や肩にその張力が働いた状態で接触することになるので、使用者の肩への接触感を却って悪くしているともいえる。
【0009】
さらに、前記特許文献2に記載された鞄用ベルトでは、肩紐21全体が均等に肩に接することになり、使用者の肩への接触感を良くするという点については解決されているといえるが、伸縮性生地22が肩紐21の上部接合部21a付近にしか設けられていないので、使用者の肩から胸、胸から脇腹にかけての部分への接触感を良くするという点については解決されていない。
【0010】
また、前記鞄用ベルトでは、肩紐21の内側略半分の幅の表裏両面に伸縮性生地22が設けられているだけで、肩紐21の芯材は弾性を有した硬い芯材であるので、この芯材が間接的に肩に接触していることになり、使用者の肩への接触感を良くするという点については、完全には解決されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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