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公開番号
2024176931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095823
出願日
2023-06-09
発明の名称
熱交換器およびそれを備える空気調和機に関する。
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F28F
3/08 20060101AFI20241212BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】プレート積層型の熱交換器において、熱交換器から水滴が飛び出ることを抑制する。
【解決手段】熱交換器18は、互いに接触し、第1の流体が流れる第1の流路P1を備える複数のフィン46を形成する複数の第1および第2のプレート50、52を有する。複数のフィン46は、第2の流体Aが流れる第2の流路P2を間に形成するように間隔をあけて積層されている。複数のフィン46それぞれにおいて、第1および第2のプレート50、52それぞれにおける第2の流体Aの流れ方向の上流側の端面50j、52jが、互いに対して第2の流体Aの流れ方向にずれている。
【選択図】図12A
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接触し、第1の流体が流れる第1の流路を備える複数のフィンを形成する複数の第1および第2のプレートを有し、
前記複数のフィンが、第2の流体が流れる第2の流路を間に形成するように間隔をあけて積層され、
前記複数のフィンそれぞれにおいて、前記第1および第2のプレートそれぞれにおける前記第2の流体の流れ方向の上流側の端面が、互いに対して前記第2の流体の流れ方向にずれている、熱交換器。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記第1のプレートが、第1の貫通穴を備え、
前記第2のプレートが、前記第1の貫通穴に接続する第2の貫通穴を備え、
前記複数のフィンそれぞれにおいて、前記第1および第2の貫通穴それぞれにおける前記第2の流体の流れ方向の下流側の内周面の部分が、互いに対して第2の流体の流れ方向にずれている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記第1の流路が、前記複数のフィンの積層方向視でミアンダ状であって、
前記第1および第2の貫通穴が、間隔をあけて対向する第1の流路の2つの部分の間に形成されている、請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第1のプレートと前記第2のプレートが、前記複数のフィンの積層方向視で、同一の輪郭形状を備える、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
冷媒を送出する圧縮機と、
冷媒が流れる熱交換器と、
前記熱交換器を通過する空気の流れを発生させるファンと、を備え、
前記熱交換器が、互いに接触し、冷媒が流れる第1の流路を備える複数のフィンを形成する複数の第1および第2のプレートを有し、
前記複数のフィンが、空気が流れる第2の流路を間に形成するように間隔をあけて積層され、
前記複数のフィンそれぞれにおいて、前記第1および第2のプレートそれぞれにおける空気の流れ方向の上流側の端面が、互いに対して空気の流れ方向にずれている、空気調和機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器と、その熱交換器を備える空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、特許文献1に記載するように、第1および第2のプレートを接合することによってそれぞれ形成されている複数のフィンを備えるプレート積層型の熱交換器が知られている。複数のフィンそれぞれにおいて、第1および第2のプレートの間には、冷媒が流れる流路が形成されている。複数のフィンの間を流れる空気と、フィンそれぞれの内部を流れる冷媒との間で、熱交換が行われる。
【0003】
このようなプレート積層型の熱交換器における複数のフィンの積層体(フィン積層体)は、第1および第2のプレートを交互に重ねた後、積層方向に押圧しつつ加熱することによって作製される。そのために、第1および第2のプレートそれぞれは、例えば、両面にロウ材層が設けられた金属薄板(ブレージングプレート)をプレス成型することによって作製されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-63637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、プレート積層型の熱交換器の場合、フィンは、2枚のプレートによって構成されているので、1枚のプレートによって構成されるフィンチューブ型熱交換器のフィンに比べて厚さが大きい。そのため、フィンの間を流れる空気の流れ方向の上流側のフィンのエッジに大きな水滴が発生し、その水滴が熱交換器の外部に飛び出すことがある。
【0006】
具体的には、熱交換器によって空気を冷却するとき、湿った空気がフィンの上流側の分厚いエッジにあたって結露し、それにより、そのエッジ上に大きな水滴が発生する。これにより、空気が流れるフィン間の隙間(流路)の通風抵抗が増加し、空気の流速が増加する。この流速が増加した空気が、エッジ上の大きな水滴を熱交換器の外部に吹き飛ばす。熱交換器と熱交換された空気が室内に供給される場合、大きな水滴が室内に吹き出される。
【0007】
そこで、本開示は、プレート積層型の熱交換器において、熱交換器から水滴が飛び出ることを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、
互いに接触し、第1の流体が流れる第1の流路を備える複数のフィンを形成する複数の第1および第2のプレートを有し、
前記複数のフィンが、第2の流体が流れる第2の流路を間に形成するように間隔をあけて積層され、
前記複数のフィンそれぞれにおいて、前記第1および第2のプレートそれぞれにおける前記第2の流体の流れ方向の上流側の端面が、互いに対して前記第2の流体の流れ方向にずれている、熱交換器が提供される。
【0009】
また、本開示の別態様によれば、
冷媒を送出する圧縮機と、
冷媒が流れる熱交換器と、
前記熱交換器を通過する空気の流れを発生させるファンと、を備え、
前記熱交換器が、互いに接触し、冷媒が流れる第1の流路を備える複数のフィンを形成する複数の第1および第2のプレートを有し、
前記複数のフィンが、空気が流れる第2の流路を間に形成するように間隔をあけて積層され、
前記複数のフィンそれぞれにおいて、前記第1および第2のプレートそれぞれにおける空気の流れ方向の上流側の端面が、互いに対して空気の流れ方向にずれている、空気調和機が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、プレート積層型の熱交換器において、熱交換器から水滴が飛び出ることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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