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公開番号
2024175677
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2024090885
出願日
2024-06-04
発明の名称
ミョウガの葉部を用いた中性脂質吸収抑制剤及び加工食品
出願人
学校法人近畿大学
,
株式会社サンライト・リング・ブレス
代理人
個人
主分類
A61K
36/9068 20060101AFI20241211BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ミョウガの葉部より得られる中性脂質吸収抑制剤、中性脂質吸収抑制効果を有するヒト又は動物用医薬もしくは加工食品を提供する。
【解決手段】ミョウガの葉部を水、低級アルコール若しくはその含水物により抽出して得られる抽出液、又は前記抽出液を濃縮して得られる抽出エキスを有効成分として含むことを特徴とする中性脂質吸収抑制剤は、食事などにより摂取する脂質の吸収を抑え、血中中性脂質濃度の上昇を抑制する能力を有しており、しかも自然食品由来のものなので、毒性もなく好適に利用することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ミョウガの葉部を水、低級アルコール若しくはその含水物により抽出して得られる抽出液、又は前記抽出液を濃縮して得られる抽出エキスを有効成分として含むことを特徴とする中性脂質吸収抑制剤。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
ミョウガの葉部を水、低級アルコール若しくはその含水物により抽出して得られる抽出液、又は前記抽出液を濃縮して得られる抽出エキスを有効成分として含み、最終製品にした際に前記ミョウガの実体を含まないことを特徴とする中性脂質吸収抑制用加工食品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はショウガ科(Zingiberaceae)植物のミョウガ(学名:Zingiber mioga)の葉部の抽出物をベースとした中性脂質吸収抑制剤及び加工食品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ミョウガ(学名:Zingiber mioga)は、ショウガ科(Zingiberaceae)ショウガ属の多年草で、日本を含む東アジアに自生している。ミョウガは食用として日本で広く栽培されており、独特のさわやかな香りがあり、また華やかな紅色をしているため、ハナミョウガ(開花前の花穂)やミョウガタケ(地下茎から別に出る茎葉)が香味野菜として利用されている。また、民間療法として、ミョウガは、脳を刺激する眠気覚まし、血流改善、発汗作用、食欲増進や解毒作用といった効果を期待して用いられている。
【0003】
一方、ミョウガの葉部は、岩手県や宮城県などの東北地方の郷土料理として、小麦粉やもち米粉と砂糖、味噌を練ったものを葉に包んで素焼きにする「みょうがの葉焼き」として利用されるが、一般に食される部位ではなく、多くが廃棄されている未利用資源である。
【0004】
例えば特許文献1には、ミョウガの水抽出物が降圧作用、中枢神経抑制作用、コリン作動性神経興奮作用、心臓抑制作用、抗炎症作用を有することが開示されている。また、特許文献2には、ミョウガのヘキサン抽出物から得られるラブダン型ジテルペン化合物であるミョウガトリアールが抗菌剤、抗血栓剤、抗炎症剤として用いられることが開示されている。
【0005】
さらに特許文献3には、ミョウガの花穂から得られるラブダン型ジテルペン化合物であるガラナールA、若しくはガラナールB、又はこれらの混合物およびミョウガナールが老化抑制剤として用いられることが開示されている。
【0006】
さらに特許文献4には、ミョウガの花穂から得られる抽出物が胃粘膜保護剤として用いられることが開示されている。
【0007】
また、非特許文献1には、ミョウガの酢酸エチル抽出物から得られるミョウガジアールが、抗菌作用、コレステロール低下作用、血小板凝集抑制作用を有し、また辛味成分であることが開示されている。
【0008】
また、非特許文献2には、ミョウガジアールやミョウガトリアールがTRP(Transient Receptor Potential)チャネルである、TRPA1受容体やTRPV1受容体の活性化を促進することが開示されている。TRPA1受容体やTRPV1受容体は体熱産生に関与するため、ミョウガジアールやミョウガトリアールは体熱産生を促進する効果と考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開昭55-009021号公報
特開2006-241068号公報
特開2014-152118号公報
特開2019-199433号公報
【非特許文献】
【0010】
Biosci. Biotechnol. Biochem., 2002,66(12), p.2698-2700
Life Sci., 2009,85,p.60-69
Bioorg. Med. Chem. Lett, 2003,13, p.1101-1106
J. Nat. Prod., 2005,68,p.1360-1365
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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