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公開番号2024175136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2024166558,2023508162
出願日2024-09-25,2021-03-22
発明の名称虹彩撮像システム、虹彩撮像方法、及びコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06V 40/60 20220101AFI20241210BHJP(計算;計数)
要約【課題】明るさに応じて高解像度の虹彩画像を撮像する。
【解決手段】虹彩撮像システムは、生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段と、画像を撮像する際の明るさを取得する照度取得手段と、画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定する実行手段と、前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う立ち位置誘導手段とを備える。このような虹彩撮像システムによれば、虹彩の大きさが変動している場合でも適切に虹彩の画像を撮像することが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段と、
前記画像を撮像する際の明るさを取得する照度取得手段と、
前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定する実行手段と、
前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う立ち位置誘導手段と
を備えることを特徴とする虹彩撮像システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記実行手段は、前記画像上の顔の部位の大きさ、部位の位置関係、虹彩の大きさの少なくとも一つから前記生体までの距離を推定する
請求項1に記載の虹彩撮像システム。
【請求項3】
前記実行手段は、距離センサを用いて前記生体までの距離を測定する
請求項1に記載の虹彩撮像システム。
【請求項4】
前記立ち位置誘導手段は、前記生体の画像とともに、前記生体の移動を促すメッセージをディスプレイに表示して前記生体への立ち位置誘導を行う
請求項1から3のいずれか一項に記載の虹彩撮像システム。
【請求項5】
前記立ち位置誘導手段は、前記メッセージを前記ディスプレイに表示するとともに、スピーカにより音声でメッセージをアナウンスする
請求項4に記載の虹彩撮像システム。
【請求項6】
前記立ち位置誘導手段は、前記生体までの距離とともに前記メッセージを表示する
請求項4に記載の虹彩撮像システム。
【請求項7】
前記立ち位置誘導手段は、前記生体と前記撮像手段との位置関係に応じて対応するランプが点灯するインジケータを用いて前記生体への立ち位置誘導を行う
請求項1から3のいずれか一項に記載の虹彩撮像システム。
【請求項8】
前記立ち位置誘導手段は、ディスプレイに前記生体の輪郭を重畳して表示して前記生体への立ち位置誘導を行う
請求項1から3のいずれか1項に記載の虹彩撮像システム。
【請求項9】
生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段を用いる虹彩撮像方法であって、
前記画像を撮像する際の明るさを取得し、
前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定し、
前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う
ことを特徴とする虹彩撮像方法。
【請求項10】
生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段を用いる虹彩撮像方法であって、
前記画像を撮像する際の明るさを取得し、
前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定し、
前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う
ようにコンピュータを動作させることを特徴とするコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、生体の虹彩を撮像する虹彩撮像システム、虹彩撮像方法、及びコンピュータプログラムの技術分野に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種のシステムとして、例えば虹彩認証を行うために生体の虹彩の画像を撮像するものが知られている。例えば特許文献1では、瞳孔サイズに応じてディスプレイの輝度値を調整する技術が開示されている。特許文献2では、虹彩画像を撮像する際に、適切な位置にユーザを誘導する技術が開示されている。特許文献3では、虹彩画像に高解像度化処理を行う技術が開示されている。特許文献4では、固体撮像装置の内部においてフォーカスや露出に関する制御を完結させる技術が開示されている。特許文献5では、個々のアイリス構造によって、画像サイズや焦点を変えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-073369号公報
国際公開第2009/016846号
特開2020-071627号公報
特開2018-185749号公報
特表2017-502366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この開示は、例えば上記各引用文献に鑑みてなされたものであり、虹彩の画像を適切に撮像することが可能な虹彩撮像システム、虹彩撮像方法、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この開示の虹彩撮像システムの一の態様は、生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段と、前記画像を撮像する際の明るさを取得する照度取得手段と、前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定する実行手段と、前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う立ち位置誘導手段とを備える。
【0006】
この開示の虹彩撮像方法の一の態様は、生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段を用いる虹彩撮像方法であって、前記画像を撮像する際の明るさを取得し、前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定し、前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行う。
【0007】
この開示のコンピュータプログラムの一の態様は、生体の虹彩を含む画像を撮像する撮像手段を用いる虹彩撮像方法であって、前記画像を撮像する際の明るさを取得し、前記画像を撮像する際の明るさに基づいて、適切な撮像距離を決定し、前記撮像距離となるように前記生体への立ち位置誘導を行うようにコンピュータを動作させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る虹彩撮像システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
瞳孔が小さすぎる例と大きすぎる例とを示す概念図である。
第1実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態の変形例に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第1実施形態の変形例に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
明るさと撮像距離との関係を示すグラフ(その1)である。
明るさと撮像距離との関係を示すグラフ(その2)である。
明るさと撮像距離との関係を示すグラフ(その3)である。
明るさと撮像距離との関係を示すグラフ(その4)である。
第3実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第3実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第4実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第4実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第4実施形態の変形例に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第5実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
立ち位置を誘導する際の表示例を示す概念図(その1)である。
立ち位置を誘導する際の表示例を示す概念図(その2)である。
第5実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第6実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
変更前及び変更後の合焦位置の一例を示す概念図である。
第6実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第7実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第7実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第8実施形態に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第8実施形態に係る虹彩撮像システムの動作の流れを示すフローチャートである。
第8実施形態の変形例に係る虹彩撮像システムの機能的構成を示すブロック図である。
第8実施形態の変形例に係る虹彩撮像システムによる合焦位置の変更例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、虹彩撮像システム、虹彩撮像方法、及びコンピュータプログラムの実施形態について説明する。
【0010】
<第1実施形態>
第1実施形態に係る虹彩撮像システムについて、図1から図6を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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