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公開番号
2024177244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024170268,2023071553
出願日
2024-09-30,2014-11-04
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理システム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06T
7/70 20170101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約
【課題】より高精度に物体を追跡可能な技術を提供する。
【解決手段】カメラから取得した画像を用いて物体を追跡する場合に、空間内における物体の位置を予測し、予測された物体の位置に基づいて、物体に関する第1の位置情報を取得し、第1の位置情報とカメラから取得した画像とに基づいて、物体に関する第2の位置情報を求める。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のカメラが撮影した第1の画像に基づいて、前記第1の画像に写る物体を表す第1の特徴を取得する処理と、
第2のカメラが撮影した第2の画像に基づいて、前記第2の画像に写る前記物体を表す第2の特徴を取得する処理と、
前記第1の特徴と前記第2の特徴とに基づいた前記物体を表す第3の特徴を取得する処理と、
表示装置に、前記第1のカメラと前記第2のカメラとによって撮影される空間を表した3次元空間内における前記第3の特徴を表示させる処理と、
を行う情報処理装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第3の特徴は、前記物体の位置を表す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記物体の位置は、前記3次元空間内における位置である、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第3の特徴は、前記物体の大きさを表す、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の特徴を取得する処理および前記第2の特徴を取得する処理は、ニューラルネットワークを用いて画像から物体を検出する処理を含む、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
カメラごとに前記物体を検出するためのニューラルネットワークが対応付けられている、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第3の特徴を表示させる処理は、前記3次元空間を上方から見下ろした視点で表示させる処理を含む、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記物体は、移動する物体を含む、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
移動する物体は、人を含む、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
第1のカメラが撮影した第1の画像に基づいて、前記第1の画像に写る物体を表す第1の特徴を取得し、
第2のカメラが撮影した第2の画像に基づいて、前記第2の画像に写る前記物体を表す第2の特徴を取得し、
前記第1の特徴と前記第2の特徴とに基づいた前記物体を表す第3の特徴を取得し、
表示装置に、前記第1のカメラと前記第2のカメラとによって撮影される空間を表した3次元空間内における前記第3の特徴を表示させる、
情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体追跡装置、物体追跡システム、物体追跡方法、表示制御装置、物体検出装置、プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複数のカメラ等を用いて、人物を追跡するシステムが開発されている。例えば、特許文献1に記載されている移動体追跡システムは、カメラ毎に分散的に人物を追跡する複数のカメラ内追跡手段を使用する。そして、そのシステムは、複数のカメラ内追跡手段間で連携して移動体を追跡する。また、特許文献2には、複数の撮像部間で撮像された同一のオブジェクトを個々のオブジェクトの追跡結果に基づき追跡する方法が記載されている。
【0003】
また、関連する技術として、追跡する必要のない物体を、早めに追跡対象から外す方法が特許文献3に記載されている。
【0004】
また、1つの撮影手段で撮影した画像における移動体を検出する装置が、特許文献4に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-72628号公報
特表2009-510541号公報
国際公開第2013/012091号
特開2006-202047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1または2に記載の技術では、例えば、物体から遠く離れた位置にカメラが存在する場合、このカメラの撮影画像における物体(移動体)の追跡精度が低くなる可能性がある。この場合、特許文献1または2の技術では、そのカメラの追跡精度の影響を受け、オブジェクトの追跡結果を統合できなかったり、統合できた場合であっても統合時に求められる該オブジェクトの位置の検出精度が低くなったりする場合があった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、より高精度に物体を追跡可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る物体追跡装置は、センサの出力情報から物体を検出し、検出結果を出力する複数の検出手段と、前記複数の検出手段の夫々によって出力された、複数の前記検出結果に基づいて前記物体を追跡し、共通座標系で表現された前記物体の追跡情報を生成する統合追跡手段と、を備え、前記統合追跡手段は、前記生成した追跡情報を、前記複数の検出手段の夫々に出力し、前記検出手段は、前記追跡情報に基づいて、前記物体を検出する。
【0009】
本発明の一態様に係る物体追跡システムは、センサと、前記センサによって取得された情報からなる出力情報を受信する物体追跡装置とを備え、前記物体追跡装置は、前記出力情報から前記物体を検出し、検出結果を出力する複数の検出手段と、前記複数の検出手段の夫々によって出力された、複数の前記検出結果に基づいて前記物体を追跡し、共通座標系で表現された前記物体の追跡情報を生成する統合追跡手段と、を備え、前記統合追跡手段は、前記生成した追跡情報を、前記複数の検出手段の夫々に出力し、前記検出手段は、前記追跡情報に基づいて、前記物体を検出する。
【0010】
本発明の一態様に係る物体追跡方法は、センサの出力情報から物体を検出し、検出結果を出力し、前記出力された複数の前記検出結果に基づいて前記物体を追跡し、共通座標系で表現された前記物体の追跡情報を生成し、生成した前記追跡情報を出力し、前記物体の検出は、前記追跡情報に基づいて、前記物体を検出する。
(【0011】以降は省略されています)
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