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公開番号
2024174485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092337
出願日
2023-06-05
発明の名称
ベルトモール
出願人
東海興業株式会社
代理人
弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類
B60R
13/04 20060101AFI20241210BHJP(車両一般)
要約
【課題】フランジ部と窓板との間の距離に関わらず、クリップ部材を安定してフランジ部に取り付けでき、かつ、シール部材のシール部を窓板に接触可能なベルトモールを提供する。
【解決手段】車両用ドア1のドアパネル10上縁に形成されたフランジ部100に沿って取り付けられるベルトモール2は、長尺状のモール本体部材3と、窓板12に接触可能なシール部40を備え、モール本体部材3に固定されるシール部材4と、モール本体部材3をフランジ部100に取り付け可能なクリップ部材5とを有する。モール本体部材3は、車外側側壁部31と車内側側壁部32と頂壁部33とを有する。車内側側壁部32は、シール部材取付部321とクリップ部材取付部322とがベルトモール2の長手方向で隣接形成されている。クリップ部材5を支持するクリップ部材取付部322は、シール部材4を支持するシール部材取付部321に対して車外側に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用ドアのドアパネルの上縁に形成されたフランジ部に沿って取り付けられる長尺状のベルトモールであって、
上記ベルトモールは、長尺状のモール本体部材と、上記車両用ドアの窓板に接触可能に形成されたシール部を備え、上記モール本体部材に固定されるシール部材と、上記モール本体部材を上記フランジ部に取り付け可能に形成されたクリップ部材とを有しており、
上記モール本体部材は、互いに対向する車外側側壁部および車内側側壁部と、これら両側壁部を一体に連結する頂壁部とを有しており、
上記車内側側壁部は、上記シール部材を取り付けるためのシール部材取付部と、上記クリップ部材を取り付けるためのクリップ部材取付部とが上記ベルトモールの長手方向において隣接して形成されており、
上記クリップ部材を支持する上記クリップ部材取付部は、上記シール部材を支持する上記シール部材取付部に対して車外側に位置している、
ベルトモール。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
上記シール部材は、上記シール部材取付部に固定される固定部と、上記固定部から車内側に突出する上記シール部とを有しており、
上記シール部材取付部は、板状に形成されており、
上記シール部材取付部の車内側の面に、上記シール部材の上記固定部が重ねられて固定されている、
請求項1に記載のベルトモール。
【請求項3】
上記シール部材取付部は、車内側の面から車内側に突出する突出部を有しており、
上記シール部材は、上記固定部に形成された貫通孔を有しており、
上記突出部が上記貫通孔に挿通されて加締められた状態とされることにより、上記シール部材取付部に上記シール部材が固定されている、
請求項2に記載のベルトモール。
【請求項4】
上記クリップ部材は、上記クリップ部材取付部に支持される基部を有しており、
上記クリップ部材取付部は、上記シール部材取付部よりも車外側に位置して上記クリップ部材の上記基部を支持する支持部と、上記支持部から車内側に突出するとともに上記シール部材取付部と連結する嵩高部とを有している、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルトモール。
【請求項5】
上記嵩高部の車内側の面は、上記シール部材取付部の車内側の面と同一面である、
請求項4に記載のベルトモール。
【請求項6】
上記クリップ部材は、上記基部の下端に係止部を有しており、
上記クリップ部材取付部は、上記支持部の下端に被係止部を有しており、
上記係止部が上記被係止部に係止されている、
請求項4に記載のベルトモール。
【請求項7】
上記シール部材は、上記シール部材取付部に固定される固定部と、上記固定部から車内側に突出する上記シール部とを有しており、
上記車内側側壁部は、上記ベルトモールの長手方向において断続的に形成された複数のリブ部を有しており、
上記リブ部は、上記固定部を支持する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルトモール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトモールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、車両のフロントドアやリアドアなどの車両用ドアにおいて、ドアパネルの上縁に形成されたフランジ部に沿って取り付けられる長尺状のベルトモールが知られている。ベルトモールは、ドアパネルと窓板(ウインドガラス)との間をシールするとともに、窓板が昇降する際に弾接状態で窓板と擦れ合うことにより窓板表面の雨水や塵埃などを拭き取ることができる。この種のベルトモールとしては、長尺状に形成されたモール本体部と、モール本体部をフランジ部に取り付けるためのクリップ部材とを有するものが知られている。
【0003】
上記のようなベルトモールとしては、例えば、特許文献1に記載のものが公知である。なお、以下に示す特許文献1の各部材の符号は、特許文献1の記載のものを使用する。特許文献1のドアモール7(ベルトモールに相当)では、具体的には、特許文献1の図2に記載されるように、アウタパネル23(ドアパネルに相当)の上端部24(フランジ部に相当)をクリップ17の本体部10と挟持部26とで挟持している。そして、大きいリップ部8aが窓板に接触している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-72548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のドアモール7は、アウタパネル23の上端部24と窓板との間の距離が大きい場合、アウタパネル23の上端部24をクリップ17が挟持できるようにドアモール7を配置すると、大きいリップ部8aが窓板に接触せず、窓板の雨水などを拭き取ることができないおそれがある。また、仮に、大きいリップ部8aの長さを長くしたとしても、大きいリップ部8aの反力が下がるため、窓板の雨水などを十分に拭き取ることが困難である。
【0006】
一方、大きいリップ部8aが窓板に接触するようにドアモール7を配置すると、ドアモール7の内側端21がアウタパネル23から離れた位置になる。そのため、アウタパネル23の上端部24をクリップ17で挟持できず、ドアモール7をアウタパネル23に安定して取り付けることができない。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、フランジ部と窓板との間の距離に関わらず、クリップ部材を安定してフランジ部に取り付けることができ、かつ、シール部材のシール部を窓板に接触させることが可能なベルトモールを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るベルトモールは、以下の通りである。
【0009】
第1の発明は、
車両用ドアのドアパネルの上縁に形成されたフランジ部に沿って取り付けられる長尺状のベルトモールであって、
上記ベルトモールは、長尺状のモール本体部材と、上記車両用ドアの窓板に接触可能に形成されたシール部を備え、上記モール本体部材に固定されるシール部材と、上記モール本体部材を上記フランジ部に取り付け可能に形成されたクリップ部材とを有しており、
上記モール本体部材は、互いに対向する車外側側壁部および車内側側壁部と、これら両側壁部を一体に連結する頂壁部とを有しており、
上記車内側側壁部は、上記シール部材を取り付けるためのシール部材取付部と、上記クリップ部材を取り付けるためのクリップ部材取付部とが上記ベルトモールの長手方向において隣接して形成されており、
上記クリップ部材を支持する上記クリップ部材取付部は、上記シール部材を支持する上記シール部材取付部に対して車外側に位置している、
ベルトモールとしたものである。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、
上記シール部材は、上記シール部材取付部に固定される固定部と、上記固定部から車内側に突出する上記シール部とを有しており、
上記シール部材取付部は、板状に形成されており、
上記シール部材取付部の車内側の面に、上記シール部材の上記固定部が重ねられて固定されている、
ベルトモールとしたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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