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公開番号
2024172905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090954
出願日
2023-06-01
発明の名称
冷蔵庫
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
F25D
23/00 20060101AFI20241205BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】水を安定して貯蔵室内に噴霧できる技術を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、貯蔵室と、水を貯蔵室内に噴霧する噴霧装置と、を備え、噴霧装置は、霧を発生させる霧化部と、霧化部に水を供給する給水部材と、給水部材を霧化部に上下方向に沿って接触させる弾性部材と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵室と、
水を前記貯蔵室内に噴霧する噴霧装置と、を備え、
前記噴霧装置は、霧を発生させる霧化部と、前記霧化部に前記水を供給する給水部材と、前記給水部材を前記霧化部に上下方向に沿って接触させる弾性部材と、を有する、
冷蔵庫。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記噴霧装置は、前記霧化部で発生した前記霧を前記貯蔵室内に放出するための放出部を更に有し、
前記放出部は、平面視において前記霧化部の少なくとも一部と重なっている、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記貯蔵室を冷却するための冷却器と、前記貯蔵室と前記冷却器との間の空間を仕切り前記冷却器の前記貯蔵室側の面を覆う覆い部材と、を更に備え、
前記覆い部材は、前記放出部に対応した位置に設けられ前記覆い部材を厚み方向に貫通して形成された開口部を有し、
前記放出部の先端部は、前記開口部から前記貯蔵室内に突出している、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記霧化部と前記放出部とは、上下方向に対向して設けられており、
前記放出部は、前記放出部内の水滴が前記霧化部に落ちることを抑制する構成を有する、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記噴霧装置は、前記霧化部の外部に露出する部分を囲むように上方に突出して形成された突出部を更に有する、
請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記冷却器で生じた除霜水を受けて貯留する貯水部材を更に備え、
前記貯水部材は、前記除霜水が集中する部位を有しており、
前記噴霧装置は、前記貯水部材の前記除霜水が集中する部位に貯留される前記除霜水又は前記除霜水が集中する部位に向かって流れる前記除霜水を給水する、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記冷却器で生じた前記除霜水を受けて排水する排水樋を更に備え、
前記貯水部材の少なくとも一部は、前記排水樋の内部に設けられている、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記噴霧装置は、前記噴霧装置の下部を構成し前記給水部材及び前記弾性部材を収容する収容部材を更に有し、
前記収容部材は、前記収容部材の外部から内部に前記除霜水を通過させる通水孔が形成されている、
請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項9】
前記噴霧装置は、前記給水部材よりも下方に位置し前記霧化部に前記除霜水を導く導水部材を更に有する、
請求項6に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、超音波霧化装置を用いて野菜等の貯蔵物を収納する貯蔵室内を加湿する冷蔵庫が知られている。超音波霧化装置では、給水部材から供給される水を振動板により振動させて霧化し、発生した霧を野菜室内へ向けて放出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-241921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来構成では、振動板と給水部材の接触状態を維持するコイルばねを設けているが、当該コイルばねは水平方向から給水部材を振動板に対して押し当てるように配置されている。このような構成では、超音波霧化装置に何らかの振動等が発生して給水部材に対するコイルばねの接触点が変化すると、給水部材と振動板との接触状態が不安定になる。そして、給水部材と振動板との接触状態が不安定になると、超音波霧化装置による安定した噴霧が困難となる。したがって、従来構成では、貯蔵室内に水を安定して噴霧する点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、発明は、水を安定して貯蔵室内に噴霧できる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室と、水を前記貯蔵室内に噴霧する噴霧装置と、を備え、前記噴霧装置は、霧を発生させる霧化部と、前記霧化部に前記水を供給する給水部材と、前記給水部材を前記霧化部に上下方向に沿って接触させる弾性部材と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態による冷蔵庫の構成の一例を示す正面図
一実施形態による冷蔵庫の構成の一例を示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、野菜室の内部の構成の一例を示す正面図
一実施形態による冷蔵庫について、排水樋周辺の構成の一例を示す斜視図
一実施形態による冷蔵庫について、貯水部材の構成の一例を示す平面図
一実施形態による冷蔵庫について、冷却器室周辺の構成の一例を示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、噴霧装置の周辺を拡大して示す断面図
一実施形態による冷蔵庫について、噴霧装置の一部の構成を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図では、説明の便宜上、必要に応じて各構成の寸法を適宜拡大している場合があり、各構成同士の寸法比は実際と同一であるとは限らない。
【0009】
図1に示す冷蔵庫10は、前面が開口した縦長矩形箱状の冷蔵庫本体11内に複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、冷蔵庫本体11の開口側を冷蔵庫10の前側とし、開口とは反対側を冷蔵庫10の後側とする。また、冷蔵庫10を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫10の上下方向とする。冷蔵庫10を前方から見た場合における左右方向を、冷蔵庫10の左右方向つまり幅方向とし、冷蔵庫10の前後方向を、冷蔵庫10の奥行方向とする。
【0010】
冷蔵庫10は、冷蔵庫本体11を主体に構成されている。冷蔵庫本体11は、前面が開口した断熱性を有する矩形の箱体で構成されている。冷蔵庫本体11は、箱体を構成する各壁部の内部に例えば硬質発泡ウレタン等の発泡断熱材や真空断熱パネル等の断熱部材で構成される断熱材が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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