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公開番号2024172069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089551
出願日2023-05-31
発明の名称遮蔽装置
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類E06B 9/327 20060101AFI20241205BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】昇降ボックスをより安定した状態で支持することができる技術を提供する。
【解決手段】ヘッドボックスと、ヘッドボックスから昇降可能に吊り下げられる昇降ボックスと、昇降ボックスから吊り下げられる遮蔽材と、長尺に形成された昇降ボックスの長手方向に離間して設けられる2つの上方コードガイドと、長手方向に離間して2つの上方コードガイドの下方に設けられる2つの下方コードガイドと、ヘッドボックスに一端が連結され、遮蔽材より下方において設置される下部固定部に他端が連結される2つの第1ガイドコードとを備え、2つの第1ガイドコードは、長手方向に互いに離間するようにヘッドボックスに連結され、それぞれ、長手方向における同一方向側に設けられた上方コードガイドにより長手方向における逆方向側に引き回され、長手方向における逆方向側の下方コードガイドにより下方に垂下されて下部固定部に連結されることを特徴とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
固定的に設置されるヘッドボックスと、該ヘッドボックスから垂下される昇降コードにより昇降可能に吊り下げられる昇降ボックスと、該昇降ボックスから吊り下げられる遮蔽材とを備える遮蔽装置であって、
長尺に形成された昇降ボックスの長手方向に離間して設けられる2つの上方コードガイドと、
前記長手方向に離間して前記2つの上方コードガイドの下方に設けられる2つの下方コードガイドと、
前記ヘッドボックスに一端が連結されるとともに、前記遮蔽材より下方において固定的に設置される下部固定部に他端が連結される線状部材である2つの第1ガイドコードとを備え、
前記2つの第1ガイドコードは、前記長手方向に互いに離間するように前記ヘッドボックスに連結され、それぞれ、前記長手方向における同一方向側に設けられた上方コードガイドにより前記長手方向における逆方向側に引き回され、前記長手方向における逆方向側の下方コードガイドにより下方に垂下されて前記下部固定部に連結されることを特徴とする遮蔽装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記2つの下方コードガイドは、それぞれ、前記長手方向における同一方向側に設けられた上方コードガイドと前記長手方向に同一の位置、または前記長手方向における外方側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項3】
前記2つの上方コードガイド及び前記2つの下方コードガイドは、前記昇降ボックスの背面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項4】
前記ヘッドボックスに一端が連結されるとともに前記下部固定部に他端が連結され、前記遮蔽材に上下方向に挿通される2つの第2ガイドコードを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項5】
前記2つの上方コードガイド及び前記2つの下方コードガイドは、前記昇降ボックスにより画成される内部空間内に設けられることを特徴とする請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項6】
前記2つの第1ガイドコードは、前記遮蔽材を挿通するように設けられることを特徴とする請求項5に記載の遮蔽装置。
【請求項7】
固定的に設置されるヘッドボックスと、該ヘッドボックスから垂下される昇降コードにより昇降可能に吊り下げられる昇降ボックスと、該昇降ボックスから吊り下げられる遮蔽材とを備える遮蔽装置であって、
長尺に形成された昇降ボックスの長手方向に離間して設けられる2つのコードガイドと、
前記ヘッドボックスに一端が連結されるとともに、前記遮蔽材より下方において固定的に設置される下部固定部に他端が連結される線状部材である2つの第1ガイドコードとを備え、
前記2つの第1ガイドコードは、前記長手方向に互いに離間するように前記ヘッドボックスに連結され、それぞれ、前記長手方向における同一方向側に設けられたコードガイドにより前記長手方向における逆方向側に引き回され、前記長手方向における逆方向側のコードガイドにより下方に垂下されて前記下部固定部に連結され、前記コードガイドは前記昇降ボックスの背面側に設けられることを特徴とする遮蔽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、遮蔽材を吊り下げ支持する遮蔽装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遮蔽装置として、特許文献1に示されるものが知られている。この特許文献1には、巻取りヘッドボックスから垂下される昇降コードで昇降ボックスを吊下支持し、昇降コードの操作に基づいて昇降ボックスを昇降することにより、昇降ボックスから吊下支持されるスラットを昇降し、昇降ボックスの両端部に案内ワイヤーを挿通し、昇降ボックスの両端部の上部に上部滑車を設けるとともに下部に下部滑車を設け、滑車を案内ワイヤーの両側に当接するように配設したこと、が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示される上述の技術によれば、上部滑車と下部滑車が昇降ボックスの上部及び下部で案内ワイヤーを挟むように支持するため、昇降ボックスの昇降動作時に昇降ボックスの回動を確実に防止して美観を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-38847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1においては、案内ワイヤーは昇降ボックスの回動を防止する効果を有するものの、案内ワイヤーに昇降ボックスの重量はかかっていない。昇降ボックスは、巻取りヘッドボックスの左右両端部から垂下される2本の昇降コードによって吊下支持される。このため、2本の昇降コードのみに昇降ボックス及びスラットの全重量がかかることになり、特に製品サイズが大きいものになると昇降ボックスの吊下支持状態が不安定になるという課題があった。
【0006】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、昇降ボックスをより安定した状態で支持することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、固定的に設置されるヘッドボックスと、該ヘッドボックスから垂下される昇降コードにより昇降可能に吊り下げられる昇降ボックスと、該昇降ボックスから吊り下げられる遮蔽材とを備える遮蔽装置であって、長尺に形成された昇降ボックスの長手方向に離間して設けられる2つの上方コードガイドと、前記長手方向に離間して前記2つの上方コードガイドの下方に設けられる2つの下方コードガイドと、前記ヘッドボックスに一端が連結されるとともに、前記遮蔽材より下方において固定的に設置される下部固定部に他端が連結される線状部材である2つの第1ガイドコードとを備え、前記2つの第1ガイドコードは、前記長手方向に互いに離間するように前記ヘッドボックスに連結され、それぞれ、前記長手方向における同一方向側に設けられた上方コードガイドにより前記長手方向における逆方向側に引き回され、前記長手方向における逆方向側の下方コードガイドにより下方に垂下されて前記下部固定部に連結されることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の一態様は、固定的に設置されるヘッドボックスと、該ヘッドボックスから垂下される昇降コードにより昇降可能に吊り下げられる昇降ボックスと、該昇降ボックスから吊り下げられる遮蔽材とを備える遮蔽装置であって、長尺に形成された昇降ボックスの長手方向に離間して設けられる2つのコードガイドと、前記ヘッドボックスに一端が連結されるとともに、前記遮蔽材より下方において固定部に他端が連結される線状部材である2つの第1ガイドコードとを備え、前記2つの第1ガイドコードは、前記長手方向に互いに離間するように前記ヘッドボックスに連結され、それぞれ、前記長手方向における同一方向側に設けられたコードガイドにより前記長手方向における逆方向側に引き回され、前記長手方向における逆方向側のコードガイドにより下方に垂下されて前記下部固定部に連結され、前記コードガイドは前記昇降ボックスの背面側に設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、昇降ボックスをより安定した状態で支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。
第1実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す背面図である。
第1実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す側面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが下降される状態にある遮蔽装置を示す背面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが下限位置まで下降された状態にある遮蔽装置を示す背面図である。
第1実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す要部拡大側面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが上限位置まで上昇された状態にある遮蔽装置のヘッドボックス内部の構成を示す背面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが下降される状態にある遮蔽装置のヘッドボックス内部の構成を示す背面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが途中高さ位置で停止された状態にある遮蔽装置を示す概略背面図である。
第1実施形態に係る、一方の昇降コードが断裂した状態にある遮蔽装置を示す概略背面図である。
第1実施形態に係る、昇降ボックスが傾いた状態にある遮蔽装置を示す概略背面図である。
第1実施形態に係る、傾いた昇降ボックスが上限位置まで上昇された状態にある遮蔽装置を示す概略背面図である。
第2実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。
第2実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す要部拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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