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公開番号2024176006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094186
出願日2023-06-07
発明の名称プリーツスクリーン
出願人株式会社ニチベイ
代理人弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類E06B 9/262 20060101AFI20241212BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】簡易な構造によってスクリーン畳み込み時におけるプリーツの歪みを解消すること。
【解決手段】プリーツスクリーンは、スクリーンとコードとレール材と矯正部材とを具備する。前記スクリーンは、上下方向に連なる複数のプリーツを有し畳み込み及び展開可能である。前記コードは、前記プリーツの背面側を挿通して垂下する昇降可能なものである。前記レール材は、前記スクリーンの下端及び前記コードの一端に連結されるレール材であって、前記スクリーンの畳み込み時に当該レール材の上端部において前記プリーツが前方に突出するように当該プリーツを支持する。前記矯正部材は、前記スクリーンの畳み込み時における前記レール材の上端部近傍のプリーツの歪みを矯正可能に、該プリーツの背面側に前記レール材の長手方向に沿って設けられる。前記矯正部材は、前記レール材の上端部近傍のプリーツのうち少なくとも前記レール材の直上のプリーツの背面側に設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に連なる複数のプリーツを有し畳み込み及び展開可能なスクリーンと、
前記プリーツの背面側を挿通して垂下する昇降可能なコードと、
前記スクリーンの下端及び前記コードの一端に連結されるレール材であって、前記スクリーンの畳み込み時に当該レール材の上端部において前記プリーツが前方に突出するように当該プリーツを支持するレール材と、
前記スクリーンの畳み込み時における前記レール材の上端部近傍のプリーツの歪みを矯正可能に、該プリーツの背面側に前記レール材の長手方向に沿って設けられる矯正部材と、
を具備し、
前記矯正部材は、前記レール材の上端部近傍のプリーツのうち少なくとも前記レール材の直上のプリーツの背面側に設けられる、
プリーツスクリーン。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプリーツスクリーンであって、
前記矯正部材は、前記プリーツと前記コードとの間に設けられ、畳み込まれた前記プリーツに挟み込まれることにより当該プリーツの歪みを矯正するプレートである
プリーツスクリーン。
【請求項3】
請求項2に記載のプリーツスクリーンであって、
前記プレートは、畳み込まれたプリーツに挟み込まれた状態において、当該プレートの短手方向におけるプリーツ側の端部と該プリーツの頂部とが前後方向において略同位置となるサイズに形成される
プリーツスクリーン。
【請求項4】
請求項2または3に記載のプリーツスクリーンであって、
前記プレートは、当該プレートの短手方向におけるコード側の端部に、前記コードが挿通可能に形成された切欠きを有する
プリーツスクリーン。
【請求項5】
請求項2または3に記載のプリーツスクリーンであって、
前記プレートは、前記コードが挿通可能に形成された挿通孔を有する
プリーツスクリーン。
【請求項6】
請求項1に記載のプリーツスクリーンであって、
前記矯正部材は、前記プリーツの背面に取着されることにより該プリーツの剛性を高める生地部材である
プリーツスクリーン。
【請求項7】
請求項1に記載のプリーツスクリーンであって、
前記矯正部材は、前記プリーツの背面に取着されることにより該プリーツの剛性を高める少なくとも1つの棒状部材である
プリーツスクリーン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリーツスクリーンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のプリーツスクリーンとして、スクリーンの前後幅の中央から後方側にずれた位置で昇降コードをスクリーンに挿通し、スクリーンの前後幅より狭い前後幅のボトムレールを昇降コードに吊下支持し、ボトムレール上にスクリーンを積層した状態でスクリーンを上方へ畳み込み可能に構成されたものが知られている。
【0003】
この種のプリーツスクリーンでは、スクリーンを畳み込んだ際にプリーツがボトムレールに支えられないため、スクリーンの剛性が弱い場合にはプリーツの長手方向の直線性が保たれずに歪んでしまう場合があった。その結果、畳み込まれたスクリーンの一部がボトムレールからずり落ちてしまう場合もあった。
【0004】
下記特許文献1に示されるプリーツスクリーンは、上端から前方に向かって延びる支持片が形成されたボトムレールを備える構成により、上記の課題を解消している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-274653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記文献に示されるプリーツスクリーンは特殊なボトムレールを備えたものであるため、より簡易な構造でプリーツの歪みを解消可能とする技術が望まれていた。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構造によってスクリーン畳み込み時におけるプリーツの歪みを解消することができるプリーツスクリーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るプリーツスクリーンは、スクリーンとコードとレール材と矯正部材とを具備する。前記スクリーンは、上下方向に連なる複数のプリーツを有し畳み込み及び展開可能である。前記コードは、前記プリーツの背面側を挿通して垂下する昇降可能なものである。前記レール材は、前記スクリーンの下端及び前記コードの一端に連結されるレール材であって、前記スクリーンの畳み込み時に当該レール材の上端部において前記プリーツが前方に突出するように当該プリーツを支持する。前記矯正部材は、前記スクリーンの畳み込み時における前記レール材の上端部近傍のプリーツの歪みを矯正可能に、該プリーツの背面側に前記レール材の長手方向に沿って設けられる。前記矯正部材は、前記レール材の上端部近傍のプリーツのうち少なくとも前記レール材の直上のプリーツの背面側に設けられる。
【0009】
この構成によれば、少なくとも最下段のプリーツの背面側に矯正部材を設けるだけの簡易な構造によって、スクリーン畳み込み時におけるプリーツの歪みを解消することができる。
【0010】
前記矯正部材は、前記プリーツと前記コードとの間に設けられ、畳み込まれた前記プリーツに挟み込まれることにより当該プリーツの歪みを矯正するプレートであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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