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公開番号
2024171167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023088092
出願日
2023-05-29
発明の名称
ライトユニット及び照明器具
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類
F21S
8/04 20060101AFI20241204BHJP(照明)
要約
【課題】ライトユニットについて、透光性樹脂カバーと支持体との線膨張係数が異なる場合であっても新たな部品を追加することなく、異音発生を抑制する構造を提供する。
【解決手段】ライトユニット2は、長尺状をなし、複数のLEDパッケージ31が設置されたLED基板30と、LED基板30が設置される長尺状の平板部230と、平板部230の長手方向に沿う一方の側辺と他方の側辺のそれぞれから、平板部230におけるLED基板30が設置された設置面の裏面を基端として設置面と反対側に向かって起立する一対の側部233とを有する支持体23と、LED基板30を覆うカバー主部210と、一対の側部233と係合する一対のカバー係合部212とを有する透光性樹脂カバー21とを備える。LED基板30の短手方向の寸法B1を支持体23の短手方向の寸法B2で除した値は、0.55以上1.00未満である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状をなし、複数のLEDパッケージが長手方向に沿って表面に設置されたLED基板と、
前記LED基板の裏面が当接して前記LED基板が設置される長尺状の平板部と、前記平板部の長手方向に沿う一方の側辺と他方の側辺のそれぞれから、前記平板部における前記LED基板が設置された設置面の裏面を基端として前記設置面と反対側に向かって起立する一対の側部とを有する支持体と、
前記LED基板を覆うカバー主部と、前記一対の側部と係合する一対のカバー係合部とを有する透光性樹脂カバーと、
を備え、
前記LED基板の短手方向の寸法を、前記支持体の短手方向の寸法で除した値が、0.55以上1.00未満であるライトユニット。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記支持体の長手方向の寸法は、
500[mm]以上600[mm]以下である請求項1に記載のライトユニット。
【請求項3】
前記支持体は、
熱伝導率が14[W/m・K]以上300[W/m・K]以下の範囲の材料を含む請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項4】
前記支持体は、
熱伝導率が50[W/m・K]以上300[W/m・K]以下の範囲の材料からなる請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載のライトユニットと、
前記ライトユニットに取り付けられる器具と、
を備えた照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、長尺状のLED照明器具に使用されるライトユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源ユニットとも呼ばれるライトユニットと、天井等の構造物に設置され、ライトユニットを収納する器具とを備え、ライトユニットと器具とを機械的かつ電気的に結合することによって構成されるLED照明器具が知られている。
【0003】
照明器具に用いられる光源は、白熱電球、蛍光ランプといったものから、エネルギー消費効率の高いLED光源への置き換えが進み一般的に使用されている。
【0004】
光源の如何に関わらず、照明器具は、消灯時には、どの部分も概ね周囲温度に近い温度になっている。
【0005】
例えば、LEDを光源として用いたライトユニットでは、点灯後は光源であるLEDそのものが発熱し、その熱は、主にライトユニットを構成する部材を経由してライトユニットのいたる所へ主に熱伝導によって伝わる。このようにして、ライトユニットにおける各部の温度は徐々に上昇する。そして、大まかに言えば、LEDからの発熱とライトユニットから外部への輻射とがバランス状態すなわち温度平衡状態となったところで、ライトユニットにおける各部の温度が安定する。消灯後はLEDからの発熱が無くなるため、ライトユニットにおける各部の温度が下がり、概ね周囲温度に近付く。
【0006】
ライトユニットは、例えば、金属材料を用いて形成された支持体である筐体に、LEDパッケージが表面実装されたLED基板が設置され、LED基板が設置された支持体を、樹脂材料を用いて形成された拡散性を有する透光性樹脂カバーで覆うことによって、照射される光の輝度と拡散度とを調整する。
【0007】
ここで、樹脂部品である透光性樹脂カバーが、LED基板が設置された支持体に取り付けられ、透光性樹脂カバーと支持体とが接触する箇所が存在することがある。
【0008】
支持体に用いられる材料の線膨張係数と、透光性樹脂カバーに用いられる樹脂材料の線膨張係数とが異なると、点灯後や消灯後における温度変化に伴う伸縮量に差が生じ、透光性樹脂カバーにおける支持体と接触する箇所に歪みが発生し、その歪みが解消する際に「異音(きしみ音、ひずみ音などとも称する)」が発生する場合がある。特に、オフィス等のように多数の照明器具が設置される使用環境においては、このような異音は、発生を抑制することが求められる。
【0009】
従来、照明器具の異音の抑制について様々な提案がなされてきた。例えば、特許文献1には、点灯時或いは消灯時に電子安定器部の発熱、ランプの発熱などにより、器具本体、カバーが膨張或いは収縮しても熱膨張率や熱収縮率が近い両者のかすれによるかすれ音が殆ど発生しなくなるように、合成樹脂成形品であるカバーを、熱膨張率及び熱収縮率が略等しい合成樹脂成型品からなる器具本体に取り付ける照明器具の提案がなされている。
【0010】
しかしながら、樹脂部品である透光性樹脂カバーと接触する部品の材料について、熱膨張率及び熱収縮率が透光性樹脂カバーに用いられる樹脂材料と略等しいものを選択できるとは限らず、熱膨張率及び熱収縮率をそろえられない場合が起こり得る。長尺状のLED照明器具において、長尺状の透光性樹脂カバーを、LED基板を設置した長尺上の支持体に係合させる場合には、その長さ全体に渡り接触するため、透光性樹脂カバーとLED基板を設置した支持体とは、熱膨張率及び熱収縮率の差に起因する、熱膨張量及び熱収縮量の差が大きくなり、異音が発生しやすくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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