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公開番号2024171149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023088066
出願日2023-05-29
発明の名称車載装置、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20241204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】接続された車載負荷の負荷情報に応じて、上流側半導体スイッチ及び下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより車載負荷を駆動制御する車載装置等を提供する。
【解決手段】車載装置は、車載負荷が接続される車載装置であって、上流側半導体スイッチと下流側半導体スイッチとを有するハーフブリッジと、前記車載負荷の駆動制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、直列接続される前記上流側半導体スイッチと前記下流側半導体スイッチとの間に一端が接続される前記車載負荷に関する負荷情報を取得し、取得した負荷情報に応じて、前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチの開閉制御を行うことにより、前記車載負荷の駆動制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車載負荷が接続される車載装置であって、
上流側半導体スイッチと下流側半導体スイッチとを有するハーフブリッジと、
前記車載負荷の駆動制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、
直列接続される前記上流側半導体スイッチと前記下流側半導体スイッチとの間に一端が接続される前記車載負荷に関する負荷情報を取得し、
取得した負荷情報に応じて、前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチの開閉制御を行うことにより、前記車載負荷の駆動制御を行う
車載装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記車載負荷に関する負荷情報は、前記車載負荷が前記ハーフブリッジに接続される際の態様に関する接続態様情報を含み、
前記接続態様情報は、ハイサイドスイッチ接続態様、ローサイドスイッチ接続態様、ハーフブリッジ接続態様、又は2つの前記ハーフブリッジに接続されるフルブリッジ接続態様を示し、
前記制御部は、
前記接続態様情報がハイサイドスイッチ接続態様を示す場合、前記下流側半導体スイッチを開に固定し、前記上流側半導体スイッチの開閉を行うことにより前記車載負荷を駆動制御し、
前記接続態様情報がローサイドスイッチ接続態様を示す場合、前記上流側半導体スイッチを開に固定し、前記下流側半導体スイッチの開閉を行うことにより前記車載負荷を駆動制御し、
前記接続態様情報がハーフブリッジ接続態様を示す場合、前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより前記車載負荷を駆動制御し、
前記接続態様情報がフルブリッジ接続態様を示す場合、前記車載負荷が接続される2つの前記ハーフブリッジが有する前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより前記車載負荷を駆動制御する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記車載負荷に関する負荷情報は、負荷電流情報を含み、
前記制御部は、前記負荷電流情報に応じて、前記上流側半導体スイッチ又は前記下流側半導体スイッチのいずれかを半導体ヒューズとして機能させるための遮断特性を設定する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記遮断特性を設定するために、前記制御部がアクセス可能な記憶領域にて記憶されているパラメータを書き換える
請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記車載負荷の前記接続態様情報が、ハイサイドスイッチ接続態様又はローサイドスイッチ接続態様の場合、該車載負荷に流れる負荷電流に応じて遮断する遮断特性を設定し
前記車載負荷の前記接続態様情報が、フルブリッジ接続態様の場合、該車載負荷に流れる負荷電流に応じた遮断に加え、該車載負荷に含まれるモータのロック電流を検出した際に遮断する制御を考慮した遮断特性を設定する
請求項4に記載の車載装置。
【請求項6】
前記車載負荷に接続される判別用端子を備え、
前記制御部は、前記判別用端子を介して出力される出力値に基づき、前記車載負荷に関する負荷情報を導出する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項7】
前記ハーフブリッジと前記車載負荷とを接続する出力端子には、前記車載負荷の接続態様を判別する際に用いられる判別回路が接続され、
前記判別回路は、プルアップスイッチを含み、
前記制御部は、前記プルアップスイッチを開閉した際、前記判別回路にて検出した電圧値に基づき、前記車載負荷の接続態様を判別する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項8】
複数の前記ハーフブリッジを備え、
複数の前記ハーフブリッジにおけるいずれか2つのハーフブリッジは、フルブリッジとして用いられる際の組み合わせとして予め定められており、
前記接続態様情報がフルブリッジ接続態様である前記車載負荷は、前記フルブリッジとして予め定められた2つのハーフブリッジに接続される
請求項7に記載の車載装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記フルブリッジとして予め定められた2つのハーフブリッジ毎に、前記車載負荷の接続態様の判別を行い、
前記車載負荷がフルブリッジ接続態であるか否かの判別を行う際、前記フルブリッジとして予め定められた2つのハーフブリッジのうちのいずれかのハーフブリッジの前記下流側半導体スイッチを閉にした状態にし、前記判別回路にて検出した電圧値に基づき、前記車載負荷の接続態様を判別する
請求項8に記載の車載装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記ハーフブリッジそれぞれに接続される前記車載負荷が、ハイサイドスイッチ接続態様、又はローサイドスイッチ接続態様であるかを判別し、
前記車載負荷がハイサイドスイッチ接続態様及びローサイドスイッチ接続態様でないと判別した場合、前記車載負荷がフルブリッジ接続態様であるか否かを判別する
請求項9に記載の車載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、車載装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、バッテリから負荷への給電を制御する給電制御装置(例えば、特許文献1を参照)が搭載されている。特許文献1に記載の給電制御装置では、バッテリから負荷に流れる電流の電流経路に下流半導体ヒューズが設けられ、下流半導体ヒューズをオン又はオフに切替えることによって、バッテリから負荷への給電を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-143905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の給電制御装置では、接続された車載負荷の負荷情報に応じて、上流側半導体スイッチ及び下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより車載負荷を駆動制御する点については考慮されていない。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、接続された車載負荷の負荷情報に応じて、上流側半導体スイッチ及び下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより車載負荷を駆動制御することができる車載装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る車載装置は、車載負荷が接続される車載装置であって、上流側半導体スイッチと下流側半導体スイッチとを有するハーフブリッジと、前記車載負荷の駆動制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、直列接続される前記上流側半導体スイッチと前記下流側半導体スイッチとの間に一端が接続される前記車載負荷に関する負荷情報を取得し、取得した負荷情報に応じて、前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチの開閉制御を行うことにより、前記車載負荷の駆動制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、接続された車載負荷の負荷情報に応じて、上流側半導体スイッチ及び下流側半導体スイッチそれぞれの開閉を行うことにより車載負荷を駆動制御する車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
車載装置と車載負荷との接続態様を例示する模式図である。
スイッチ制御テーブルを例示する説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態2(下流側半導体スイッチの突き合わせ構造)に係る車載装置と車載負荷との接続態様を例示する模式図である。
実施形態3(上流側にPch半導体スイッチ)に係る車載装置と車載負荷との接続態様を例示する模式図である。
実施形態4(判別用端子)に係る車載装置と車載負荷との接続態様を例示する模式図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態5(判別回路による自動判別)に係る車載装置と車載負荷との接続態様を例示する模式図である。
車載装置と車載負荷との接続態様(フルブリッジ)を例示する模式図である。
組み合わせテーブルを例示する説明図である。
判別テーブルを例示する説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
車載装置の制御部の処理(ハーフブリッジ対応の判別)を例示するフローチャートである。
車載装置の制御部の処理(フルブリッジ対応の判別)を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
【0010】
(1)本開示の一態様に係る車載装置は、車載負荷が接続される車載装置であって、上流側半導体スイッチと下流側半導体スイッチとを有するハーフブリッジと、前記車載負荷の駆動制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、直列接続される前記上流側半導体スイッチと前記下流側半導体スイッチとの間に一端が接続される前記車載負荷に関する負荷情報を取得し、取得した負荷情報に応じて、前記上流側半導体スイッチ及び前記下流側半導体スイッチの開閉制御を行うことにより、前記車載負荷の駆動制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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