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公開番号
2024170338
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2024162206,2023217551
出願日
2024-09-19,2023-12-25
発明の名称
光拡散シート、バックライトユニット、液晶表示装置、及び情報機器
出願人
恵和株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
G02B
5/02 20060101AFI20241129BHJP(光学)
要約
【課題】輝度均一性を維持しつつ輝度向上の可能な光拡散シートを提供する。
【解決手段】光拡散シート43Bは、略逆四角錐状の複数の第1凹部105Bが設けられた第1面S1と、略逆四角錐状の複数の第2凹部105Cが設けられた第2面S2とを有する。複数の第1凹部105Bの頂角は、75°以上115°以下であり、複数の第2凹部105Cの頂角は、60°以上175°以下である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の光源を有するバックライトユニットに用いられる光拡散シートであって、
略逆四角錐状の複数の第1凹部が設けられた第1面と、略逆四角錐状の複数の第2凹部が設けられた第2面とを有し、
前記第1面は入光面であり、前記第2面は出光面であり、
前記複数の第1凹部の配列ピッチは、200μm以上であり、
前記複数の第1凹部の深さは、前記複数の第2凹部の深さよりも深く、
前記複数の第1凹部の頂角は、75°以上105°以下であり、
前記複数の第2凹部の頂角は、105°以上175°以下であり(但し、前記複数の第1凹部の頂角が90°以上100°以下で且つ前記複数の第2凹部の頂角が170°以上175°以下の範囲を除く)、
前記複数の第2凹部の頂角は、前記複数の第1凹部の頂角よりも大きい、
光拡散シート。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記複数の第1凹部の頂角は、80°以上100°以下である、
請求項1に記載の光拡散シート。
【請求項3】
前記複数の第2凹部の頂角は、110°以上170°以下である、
請求項1に記載の光拡散シート。
【請求項4】
複数の光源を有するバックライトユニットに用いられる光拡散シートであって、
略逆四角錐状の複数の第1凹部が設けられた第1面と、略逆四角錐状の複数の第2凹部が設けられた第2面とを有し、
前記第1面は入光面であり、前記第2面は出光面であり、
前記複数の第1凹部の配列ピッチは、200μm以上であり、
前記複数の第1凹部の深さは、前記複数の第2凹部の深さよりも深く、
前記複数の第1凹部の頂角は、75°以上105°以下であり、
前記複数の第2凹部の頂角は、95°以上175°以下であり(但し、前記複数の第1凹部の頂角が90°以上100°以下で且つ前記複数の第2凹部の頂角が170°以上175°以下の範囲を除く)、
前記複数の第2凹部の頂角は、前記複数の第1凹部の頂角よりも大きい、
光拡散シート。
【請求項5】
複数の光源を有するバックライトユニットに用いられる光拡散シートであって、
略逆四角錐状の複数の第1凹部が設けられた第1面と、略逆四角錐状の複数の第2凹部が設けられた第2面とを有し、
前記第1面は入光面であり、前記第2面は出光面であり、
前記複数の第1凹部の配列ピッチは、200μm以上であり、
前記複数の第1凹部の深さは、前記複数の第2凹部の深さよりも深く、
前記複数の第1凹部の頂角は、75°以上115°以下であり、
前記複数の第2凹部の頂角は、100°以上150°以下であり、
前記複数の第2凹部の頂角は、前記複数の第1凹部の頂角よりも大きい、
光拡散シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光拡散シート、バックライトユニット、液晶表示装置、及び情報機器に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
スマートフォンやタブレット端末などの各種情報機器の表示装置として、液晶表示装置(液晶ディスプレイ)が広く利用されている。液晶ディスプレイのバックライトとしては、光源が液晶パネルの背面に配置される直下型方式が主流となっている。
【0003】
直下型バックライトでは、LED(Light Emitting Diode)等の光源からの光を拡散させて画面全体に亘って輝度や色度を均一化するために、光拡散シートが用いられている(特許文献1参照)。ノートブックやタブレット端末などの薄型ディスプレイでは、光拡散シートの片面に逆ピラミッド状の凹部を設けて光を拡散させている場合が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-76115号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光拡散シートには、液晶ディスプレイの画面直下にLEDを分散配置しても画面全体が均一に発光して見える光拡散性能(輝度均一性)が求められると共に、液晶ディスプレイの省エネルギー化のために画面の輝度を向上させることが求められる。ところが、通常、光拡散シートにおいて輝度均一性向上と輝度向上とは互いにトレードオフの関係にある。
【0006】
本開示は、輝度均一性を維持しつつ輝度を向上させることができる光拡散シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するために、本開示に係る光拡散シートは、略逆四角錐状の複数の第1凹部が設けられた第1面と、略逆四角錐状の複数の第2凹部が設けられた第2面とを有する。前記複数の第1凹部の頂角は、75°以上105°以下であり、前記複数の第2凹部の頂角は、105°以上175°以下である。
【0008】
本開示に係る光拡散シートによると、75°以上105°以下の頂角を持つ略逆四角錐状の第1凹部が設けられた第1面と、105°以上175°以下の頂角を持つ略逆四角錐状の第2凹部が設けられた第2面との間での光の多重反射の作用によって、輝度均一性を維持しつつ輝度を向上させることができる。
【0009】
尚、本開示において、「光拡散シート」は、板状の「光拡散板」や膜状の「光拡散フィルム」を包含するものとする。
【0010】
本開示に係る光拡散シートにおいて、前記複数の第1凹部の頂角は、80°以上100°以下であると、輝度均一性をより一層向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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