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公開番号
2024169910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023086771
出願日
2023-05-26
発明の名称
駆動装置及び測色装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
11/22 20160101AFI20241129BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】持ち運びの際に装置を落とすと大きな落下衝撃を受ける。その落下衝撃に対する効果的な耐性構造を有する駆動装置を提供すること。
【解決手段】駆動装置20は、回転軸21を備えた駆動モーター11と、複数のスリット22が形成されたスリット円板23とスリット22を検出するセンサー24とを有するセンサーユニット25と、駆動モーター11に保持される保持部材26とを備えている。そして、スリット円板23は駆動モーター11の回転軸21に配置され、センサー24は保持部材26に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を備えた駆動モーターと、
複数のスリットが形成されたスリット円板と前記スリットを検出するセンサーとを有するセンサーユニットと、
前記駆動モーターに保持される保持部材と、を備え、
前記スリット円板は、前記回転軸に配置され、
前記センサーは、前記保持部材に配置される、駆動装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駆動装置において、
前記回転軸は、
前記駆動モーターの一方の第1端面から突出する第1回転軸と、
前記駆動モーターの他方の第2端面から突出する第2回転軸と、を有し、
前記駆動モーターは、前記第1端面においてフレームに固定される片持ち構造であり、
前記スリット円板は、前記第2回転軸に配置されている、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動装置において、
前記駆動モーターは、
前記第1回転軸の軸受となる第1フランジ部と、
前記第2回転軸の軸受となる第2フランジ部と、とを有し、
前記保持部材は、
前記回転軸の軸方向に沿う基体部と、
前記基体部の一端から前記軸方向と交差する方向に延設され、前記第1フランジ部と係合する第1係合部を有する第1延設部と、
前記基体部の他端から前記軸方向と交差する方向に延設され、前記第2フランジ部と係合する第2係合部を有する第2延設部と、を備え、
前記保持部材は、前記駆動モーターに保持された状態で、前記第1延設部が前記フレームに固定されている、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項4】
請求項3に記載の駆動装置において、
前記第1延設部は、
前記基体部の前記一端にネジで固定されており、
前記第1係合部は前記第1フランジ部が貫通して係合する貫通穴であり、
前記第2係合部は、前記第2フランジ部が前記軸方向と交差する方向から進入可能な入り口を有するスナップフィット構造である、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の駆動装置と、
測定対象物を測色する測色器と、
前記測色器を支持し、前記測色器を走査可能なキャリッジと、を備えた測色装置。
【請求項6】
第1プーリーと、
第2プーリーと、
前記第1プーリーと前記第2プーリーとに張架されたタイミングベルトと、
前記第1プーリーを駆動回転させる駆動モーターと、
前記タイミングベルトのずれ移動を規制するベルト規制部と、を備え、
前記ベルト規制部は、前記第1プーリーに張架された部位における前記タイミングベルトの外周面に沿って形成された規制面を有する、駆動装置。
【請求項7】
請求項6に記載の駆動装置において、
前記規制面は、前記第1プーリーの部位における前記タイミングベルトの円弧の部分が占める180度の範囲以上に亘って存在する、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項8】
請求項7に記載の駆動装置において、
前記第1プーリーは軸部材を有し、
前記軸部材を回転可能に支持する軸受けと、
前記軸受けが被挿入部に挿入された状態で取り付けられるフレームと、を備え、
前記ベルト規制部は、
前記規制面を有する第1板部と、
前記第1板部の板面に沿って位置し、前記フレームに固定される第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部とを連結する連結板部と、を備える、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項9】
請求項8に記載の駆動装置において、
前記軸受けが前記被挿入部から抜ける方向への移動を規制する抜け規制部を備える、
ことを特徴とする駆動装置。
【請求項10】
請求項9に記載の駆動装置において、
前記抜け規制部は、前記第2板部に設けられている、
ことを特徴とする駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置及び測色装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の駆動装置の一例として、特許文献1と特許文献2に記載のものが挙げられる。特許文献1には、モーターと前記モーターの回転を検出するエンコーダーとを支持する支持プレートを備えた画像読取装置が開示されている。特許文献2には、プーリーに架設されたタイミングベルトの外周面側に配置された回転部材を備えたシート収納装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-11655号公報
特開2017-88310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記各装置は持ち運びされて使われる場合がある。その持ち運びの際に前記装置を落とすと大きな落下衝撃を受ける。特許文献1及び特許文献2には、その落下衝撃に対する効果的な耐性構造については考慮する記載は見当たらない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る駆動装置は、回転軸を備えた駆動モーターと、複数のスリットが形成されたスリット円板と前記スリットを検出するセンサーとを有するセンサーユニットと、前記駆動モーターに保持される保持部材と、を備え、前記スリット円板は前記回転軸に配置され、前記センサーは前記保持部材に配置されることを特徴とする。
また、本発明に係る測色装置は、後述する第1の態様から第4の態様のいずれか一つの態様に記載の駆動装置と、測定対象物を測色する測色器と、前記測色器を支持し、前記測色器を走査可能なキャリッジと、を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る駆動装置は、第1プーリーと、第2プーリーと、前記第1プーリーと前記第2プーリーとに張架されたタイミングベルトと、前記第1プーリーを回転駆動させる駆動モーターと、前記タイミングベルトのずれ移動を規制するベルト規制部と、を備え、前記ベルト規制部は、前記第1プーリーに張架された部位における前記タイミングベルトの外周面に沿って形成された規制面を有することを特徴とする。
また、本発明に係る測色装置は、後述する第6の態様から第10の態様のいずれか一つの態様に記載の駆動装置と、測定対象物を測色する測色器と、前記測色器を収容可能なキャリッジと、前記キャリッジが移動可能に取り付けられ、前記キャリッジの移動方向と交差する方向に移動可能なガントリーと、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る駆動装置は、第1プーリーと、第2プーリーと、前記第1プーリーと前記第2プーリーとに張架されたタイミングベルトと、前記第1プーリーを回転駆動させる駆動モーターと、前記第1プーリーに接続され、前記第1プーリーの回転軸線に沿った方向に配置された軸部材と、前記軸部材を回転可能に支持する軸受けと、前記軸受けが被挿入部に挿入された状態で取り付けられるフレームと、前記軸受けが前記被挿入部から抜ける方向への移動を規制する抜け規制部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る測色装置は、後述する第12の態様に記載の駆動装置と、測定対象物を測色する測色器と、前記測色器を収容可能なキャリッジと、前記キャリッジが移動可能に取り付けられ、前記キャリッジの移動方向と交差する方向に移動可能なガントリーと、を備えたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る測色装置の外観を上方から見た斜視図。
実施形態1の駆動装置の構成を示す上方から見た斜視図。
実施形態1の駆動装置の構成を示す下方から見た斜視図。
実施形態1の駆動装置の下部の要部側面図。
実施形態1のフレームの要部斜視図。
実施形態1の駆動装置の構成を示す図2と異なる上方から見た斜視図。
実施形態2と3に係る測色装置の支持台の下面側から見た概略の図。
実施形態2と3の駆動装置の構成を示す下方から見た要部斜視図。
実施形態2と3の駆動装置の構成を示す下方から見た要部斜視図。
実施形態2と3のベルト規制部、抜け規制部の全体斜視図。
実施形態2と3の駆動装置の要部斜視図。
実施形態2と3の駆動装置の一部を断面で示した要部斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る駆動装置は、回転軸を備えた駆動モーターと、複数のスリットが形成されたスリット円板と前記スリットを検出するセンサーとを有するセンサーユニットと、前記駆動モーターに保持される保持部材と、を備え、前記スリット円板は前記回転軸に配置され、前記センサーは前記保持部材に配置されることを特徴とする。
ここで、「駆動モーターに保持される保持部材」とは、前記駆動モーターが衝撃を受けて振れる場合に前記保持部材は独立に振れないで前記駆動モーターと一体的に振れる状態であることを意味する。
【0010】
本態様によれば、前記駆動モーターと前記スリット円板と前記センサーは、前記保持部材によって一体化されている。これにより、装置が落下衝撃を受けた場合に、前記駆動モーターと前記スリット円板と前記センサーが一体的に振れる、或いは同期して振れることになる。以って、前記駆動モーターと前記スリット円板と前記センサーの配置ズレの発生を小さく抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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