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公開番号
2024166781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083117
出願日
2023-05-19
発明の名称
定温液体供給装置
出願人
株式会社ディスコ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B23Q
11/14 20060101AFI20241122BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ヒーターの追加を容易に施せることができる定温液体供給装置を提供すること。
【解決手段】定温液体供給装置1は、液体供給源2からの液体8を定温に調整して加工装置100へ供給する装置であって、液体供給源2からの液体8を流入させる入口4と、加工装置100に液体8を流出させる出口5と、入口4と出口5とを連通する連通路10と、連通路10に配設され、液体8を加温して温度を調整する加温ユニット20と、を備え、加温ユニット20は、液体8を加温する第1ヒーター30と、第1ヒーター30および増設する第2ヒーター39を着脱自在に内蔵する空間25を有するヒーターケース21と、を有し、第1ヒーター30のみでは液体8を加温する能力が足りない際、ヒーターケース21の空間25に第2ヒーター39を容易に増設可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体供給源からの液体を定温に調整して加工装置へ供給する定温液体供給装置であって、
該液体供給源からの液体を流入させる入口と、
該加工装置に液体を流出させる出口と、
該入口と該出口とを連通する連通路と、
該連通路に配設され、液体を加温して温度を調整する加温ユニットと、を備え、
該加温ユニットは、
液体を加温する第1ヒーターと、
該第1ヒーターおよび増設する第2ヒーターを着脱自在に内蔵する空間を有するヒーターケースと、を有し、
該第1ヒーターのみでは液体を加温する能力が足りない際、該ヒーターケースの該空間に該第2ヒーターを容易に増設可能であることを特徴とする定温液体供給装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
該ヒーターケースは、第1の底壁と、該第1の底壁と対向する第2の底壁と、側壁と、を有して該空間を画成し、
該第1ヒーターは、該空間内に該第1の底壁に連結して配設され、
該第2ヒーターは、該空間内に該第2の底壁に連結して配設されて該第1ヒーターと対向することを特徴とする請求項1に記載の定温液体供給装置。
【請求項3】
該第1の底壁は、該第2の底壁よりも下方に位置することを特徴とする請求項2に記載の定温液体供給装置。
【請求項4】
該ヒーターケースは、該側壁の該第1の底壁側に設けられた液体の流入口と、該側壁の該第2の底壁側に設けられた液体の流出口と、を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の定温液体供給装置。
【請求項5】
該加温ユニットの下流側の該連通路に配設され、液体の温度を測定する温度計をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の定温液体供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体供給源からの液体を定温に調整して加工装置へ供給する定温液体供給装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に研削装置や切削装置等の加工装置では、加工水やスピンドルの冷却水等の水温が一定温度に管理されている。一定温度の加工水や冷却水の供給によって、機械部品の熱膨張及び熱収縮による加工精度の悪化や、スピンドルのかじり等のように部品同士の接触によって装置自体を損傷させることを防止している。
【0003】
従来、加工装置に供給される水を一定温度に保つ定温水供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1等に示された定温水供給装置は、工場設備等から供給される水をタンクに貯水し、タンク内の水をポンプで加工装置に送水する流路の途中で温度調整手段によって一定温度に調整して加工装置に水を供給する。温度調整手段は、冷却ユニットと加温ユニットとで形成されている。
【0005】
加温ユニットは、水を加温するためのヒーターと、ヒーターを内蔵し内部を水が流れるヒーターケースと、で構成され、通常、1つのヒーターケース内に1つのヒーターを内蔵する。定温水供給装置における加温能力として、1つのヒーターの容量では目標の仕様を満たさない場合、追加のヒーターを内蔵した新たなヒーターケースを加温ユニットに追加する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-150901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、新たなヒーターケースを流路内の加温ユニットに追加する際、新たにヒーターケースを設置するためのスペースを準備しなければならず、追加の際には、流路内の水抜き作業やヒーターケース同士を繋ぐ流路の増設などの手間がかかり、作業者にとって煩わしいという問題があった。
【0008】
そのため、加工装置へ定温の液体を供給する定温液体供給装置において、加温ユニットとしてのヒーターの追加を容易に施せる定温液体供給装置が提供されるべきという課題がある。
【0009】
本発明の目的は、ヒーターの追加を容易に施せることができる定温液体供給装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の定温液体供給装置は、液体供給源からの液体を定温に調整して加工装置へ供給する定温液体供給装置であって、該液体供給源からの液体を流入させる入口と、該加工装置に液体を流出させる出口と、該入口と該出口とを連通する連通路と、該連通路に配設され、液体を加温して温度を調整する加温ユニットと、を備え、該加温ユニットは、液体を加温する第1ヒーターと、該第1ヒーターおよび増設する第2ヒーターを着脱自在に内蔵する空間を有するヒーターケースと、を有し、該第1ヒーターのみでは液体を加温する能力が足りない際、該ヒーターケースの該空間に該第2ヒーターを容易に増設可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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