TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024165955
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082576
出願日
2023-05-18
発明の名称
極低温冷凍機用蓄冷材、極低温冷凍機用蓄冷器および極低温冷凍機
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09K
5/14 20060101AFI20241121BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】靱性を向上した極低温冷凍機用蓄冷材、およびこれを用いた極低温冷凍機用蓄冷器および極低温冷凍機を提供する。
【解決手段】極低温冷凍機10用の蓄冷材、例えば高温側蓄冷材28aは、ビスマスを主成分として備えるとともに、多くとも10重量%の銀を添加物として備える。また、極低温冷凍機10用の蓄冷器、例えば第2蓄冷器28は、ビスマスを主成分として備えるとともに、多くとも10重量%の銀を添加物として備えるビスマス銀蓄冷材と、蓄冷器の軸方向においてビスマス銀蓄冷材とは異なる場所に配置された磁性蓄冷材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ビスマスを主成分として備えるとともに、
多くとも10重量%の銀を添加物として備えることを特徴とする極低温冷凍機用蓄冷材。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
多くとも5重量%の銀を添加物として備えることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用蓄冷材。
【請求項3】
多くとも2重量%の銀を添加物として備えることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用蓄冷材。
【請求項4】
多くとも1重量%の銀を添加物として備えることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用蓄冷材。
【請求項5】
銀のみを添加物として備えることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷凍機用蓄冷材。
【請求項6】
粒状であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の極低温冷凍機用蓄冷材。
【請求項7】
ビスマスを主成分として備えるとともに、多くとも10重量%の銀を添加物として備えるビスマス銀系蓄冷材と、
蓄冷器の軸方向において前記ビスマス銀系蓄冷材とは異なる場所に配置された磁性蓄冷材と、を備えることを特徴とする極低温冷凍機用蓄冷器。
【請求項8】
蓄冷器の軸方向において前記ビスマス銀系蓄冷材に対して前記磁性蓄冷材と反対側に配置された亜鉛系蓄冷材をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の極低温冷凍機用蓄冷器。
【請求項9】
請求項7または8に記載の極低温冷凍機用蓄冷器を備えることを特徴とする極低温冷凍機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、極低温冷凍機用蓄冷材、およびこれを用いた極低温冷凍機用蓄冷器および極低温冷凍機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、極低温冷凍機用の蓄冷材として、球状の鉛が用いられていた。鉛は、およそ50K以下の低い温度領域で他の材料より高い比熱を持ち、安価でもあることから、過去において広く使われていた。しかしながら、現在では、環境および人体への悪影響を考慮して、鉛の使用は規制または禁止されている。鉛に代替する蓄冷材として、粒状に成形した純ビスマスを用いることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-137632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
純ビスマスは脆いので、極低温冷凍機の製造工程において蓄冷器に充填する際に、粉状に割れてしまうことがある。また、極低温冷凍機の運転中に、蓄冷材間の空隙を流れる作動ガス(例えばヘリウムガス)から蓄冷材に加わる力によって、純ビスマスの蓄冷材が割れるリスクも想定される。
【0005】
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、靱性を向上した極低温冷凍機用蓄冷材、およびこれを用いた極低温冷凍機用蓄冷器および極低温冷凍機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によると、極低温冷凍機用蓄冷材は、ビスマスを主成分として備えるとともに、多くとも10重量%の銀を添加物として備える。
【0007】
本発明のある態様によると、極低温冷凍機用蓄冷器は、ビスマスを主成分として備えるとともに、多くとも10重量%の銀を添加物として備えるビスマス銀系蓄冷材と、蓄冷器の軸方向においてビスマス銀系蓄冷材とは異なる場所に配置された磁性蓄冷材と、を備える。
【0008】
本発明のある態様によると、極低温冷凍機は、上述の態様の極低温冷凍機用蓄冷器を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、靱性を向上した極低温冷凍機用蓄冷材、およびこれを用いた極低温冷凍機用蓄冷器および極低温冷凍機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に係る極低温冷凍機を概略的に示す図である。
実施の形態に関連して、いくつかの金属材料の容積比熱を示すグラフである。
実施の形態に係り、極低温冷凍機の第2蓄冷器の軸方向温度プロファイルを示す模式図である。
実施の形態に係り、ビスマス銀系蓄冷材における銀の含有率と極低温冷凍機の第1段の冷却温度との関係を示すグラフである。
実施の形態に係り、ビスマス銀系蓄冷材における銀の含有率と極低温冷凍機の第2段の冷却温度との関係を示すグラフである。
変形例に係る極低温冷凍機の第2蓄冷器を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
粘着テープ
3か月前
ベック株式会社
被覆材
26日前
ベック株式会社
被覆材
26日前
日本化薬株式会社
インク
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
2か月前
ベック株式会社
水性被覆材
2か月前
ベック株式会社
被膜形成方法
3か月前
株式会社日進産業
冷却部材
3か月前
日榮新化株式会社
両面粘着テープ
2か月前
個人
油絵の描画方法及び油絵
4か月前
株式会社ラテスト
備長炭粒子
2か月前
JNC株式会社
ポリシロキサン接着剤
3か月前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
1か月前
花王株式会社
乳化組成物
3か月前
株式会社日本触媒
クリアインク組成物
3か月前
荒川化学工業株式会社
研磨剤用組成物
26日前
ダイキン工業株式会社
撥剤
1か月前
中外商工株式会社
厚膜型塗り床材
3か月前
日本化薬株式会社
インクジェットインク
1か月前
個人
ポリウレア樹脂の不燃化方法
12日前
コニシ株式会社
巻物の張設接着方法
6日前
マクセル株式会社
粘着テープ
2か月前
日油株式会社
光硬化型インク
2か月前
日油株式会社
光硬化型インク
2か月前
トヨタ自動車株式会社
冷却液組成物
1か月前
三菱ケミカル株式会社
塗料組成物、積層体
1か月前
関西ペイント株式会社
高固形分塗料組成物
1か月前
株式会社コンフェスタ
人工爪組成物
2か月前
マクセル株式会社
粘着テープ
2か月前
住友精化株式会社
接着剤組成物
1か月前
AGCセイミケミカル株式会社
分散剤
3か月前
住友精化株式会社
接着剤組成物
1か月前
日本製紙株式会社
分散体組成物
3か月前
デンカ株式会社
蛍光体粉末の製造方法
2か月前
続きを見る
他の特許を見る