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公開番号
2024108459
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023012840
出願日
2023-01-31
発明の名称
分散体組成物
出願人
日本製紙株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C09D
11/10 20140101AFI20240805BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】高い耐擦過性、及び付着性に優れる変性ポリオレフィン樹脂の分散体組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】成分A:融点が80℃以上であり、α,β-不飽和カルボン酸誘導体を含む変性成分を導入した変性ポリオレフィン樹脂と、成分B:ノニオン界面活性剤と、成分C:水性分散媒と、を少なくとも含み成分Aを100重量%とした際の成分Bの含有量が10重量%以上である、分散体組成物。上記変性成分として、(メタ)アクリル酸エステルを含んでいてもよい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
成分A:融点が80℃以上であり、α,β-不飽和カルボン酸誘導体を含む変性成分を導入した変性ポリオレフィン樹脂と、
成分B:ノニオン界面活性剤と、
成分C:水性媒体と、
を少なくとも含み、
成分Aを100重量%とした際の成分Bの含有量が10重量%以上である、分散体組成物。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記変性成分が(メタ)アクリル酸エステルを含む、請求項1に記載の分散体組成物。
【請求項3】
前記成分Aがエチレン由来の構成単位を含む、請求項1又は2に記載の分散体組成物。
【請求項4】
前記成Bがポリオキシエチレンアルキルアミン系のノニオン界面活性剤である、請求項1又は2に記載の分散体組成物。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の分散体組成物を含む、水系インキ。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の分散体組成物を含む、塗料、バインダー、接着剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、分散体組成物に関する。より詳細には、高い耐擦過性、及び難付着性基材への付着性に優れる分散体組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
不飽和カルボン酸及び/またはその無水物で変性された変性ポリオレフィン樹脂は、難付着性基材であるポリオレフィン樹脂基材用の塗料、接着剤、又はインキ用添加剤として用いられている(例えば、特許文献1)。
【0003】
近年、VOC(volatile organic compounds)削減などの環境問題の観点から、塗料の分野では溶剤系塗料から水系塗料への移行が進み、また、インキの分野では溶剤型インキから水性インキへの移行が進んでいる。このような情勢の中、上記変性ポリオレフィン樹脂の水性化(分散体組成物)の要望が高まっている。
【0004】
変性ポリオレフィン樹脂の分散体組成物は、特にインキ用途で使用される場合、高い耐擦過性が求められるものの、従来の変性ポリオレフィン樹脂の分散体組成物では、満足な性能が得られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/138117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、高い耐擦過性、及び難付着基材への付着性に優れる分散体組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、下記の〔1〕~〔6〕を提供する。
〔1〕成分A:融点が80℃以上であり、α,β-不飽和カルボン酸誘導体を含む変性成分を導入した変性ポリオレフィン樹脂と、
成分B:ノニオン界面活性剤と、
成分C:水性媒体と、
を少なくとも含み、成分Aを100重量%とした際の成分Bの含有量が10重量%以上である、分散体組成物。
〔2〕前記変性成分が(メタ)アクリル酸エステルを含む、〔1〕に記載の分散体組成物。
〔3〕前記成分Aがエチレン由来の構成単位を含む、〔1〕又は〔2〕に記載の分散体組成物。
〔4〕前記成Bがポリオキシエチレンアルキルアミン系のノニオン界面活性剤である、〔1〕又は〔2〕に記載の分散体組成物。
〔5〕〔1〕又は〔2〕に記載の分散体組成物を含む、水系インキ。
〔6〕〔1〕又は〔2〕に記載の分散体組成物を含む、塗料、バインダー、接着剤。
【発明の効果】
【0008】
本発明の分散体組成物は、高い耐擦過性、及び難付着基材への付着性に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
なお、本明細書中、「AA~BB」という表記は、AA以上BB以下を意味する。
【0010】
[1.成分A:変性ポリオレフィン樹脂]
本発明の変性ポリオレフィン樹脂は、融点が80℃以上であり、α,β-不飽和カルボン酸誘導体を含む変性成分を導入した変性ポリオレフィン樹脂を含有する。
(【0011】以降は省略されています)
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