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公開番号
2024165335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081450
出願日
2023-05-17
発明の名称
品質保証システム及び品質保証方法
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
21/64 20130101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】値の品質保証が可能な技術を提供する。
【解決手段】品質保証システム1は、計測対象となる計測ノード2と、計測ノード2に関する物理量を計測した結果として得られる第1の計測値を出力する計測機器(第1の計測機器3)と、計測ノード2に関する物理量を計測した結果として得られる第2の計測値を中継すると共に、第2の計測値に対して少なくとも1つの演算が行われた結果として得られる最終値を出力するノード群4と、第1の計測値、最終値、及びノード群における演算に関する関数の情報をブロックチェーン上に記録し、第1の計測値、最終値及び関数の情報を用いて、ノード群4における改ざん有無を判定するブロックチェーンシステム5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
計測対象となる計測ノードと、
前記計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第1の計測値を出力する計測機器と、
前記計測ノードに関する前記物理量を計測した結果として得られる第2の計測値を中継すると共に、前記第2の計測値に対して少なくとも1つの演算が行われた結果として得られる最終値を出力するノード群と、
前記第1の計測値、前記最終値、及び前記ノード群における演算に関する関数の情報をブロックチェーン上に記録し、前記第1の計測値、前記最終値及び前記関数の情報を用いて、前記ノード群における改ざん有無を判定するブロックチェーンシステムと、を備える、
品質保証システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記関数の情報は、前記ノード群で用いられる複数の関数を合成した合成関数であり、
前記ブロックチェーンシステムは、前記第1の計測値及び前記合成関数を用いて、前記最終値の推測値を算出し、前記最終値と、前記最終値の推測値とを比較することによって、前記改ざん有無を判定する、
請求項1に記載の品質保証システム。
【請求項3】
前記関数の情報は、前記ノード群で用いられる複数の関数を合成した合成関数の逆関数であり、
前記ブロックチェーンシステムは、前記最終値及び前記逆関数を用いて、前記第2の計測値の推測値を算出し、前記第1の計測値と、前記第2の計測値の推測値とを比較することによって、前記改ざん有無を判定する、
請求項1に記載の品質保証システム。
【請求項4】
前記ブロックチェーンシステムは、前記ノード群の誤差に基づいて決定された所定の閾値をさらに用いて、前記改ざん有無を判定する、請求項1に記載の品質保証システム。
【請求項5】
前記第1の計測値及び前記第2の計測値は、環境価値を評価する値である、請求項1に記載の品質保証システム。
【請求項6】
前記計測機器は、第1の経路を介して前記第1の計測値を出力し、
前記ノード群は、前記第1の経路とは異なる第2の経路を介して前記第2の計測値を中継する、
請求項1に記載の品質保証システム。
【請求項7】
計測対象となる計測ノードと、計測機器と、ノード群と、ブロックチェーンシステムとを備える品質保証システムによって実行される品質保証方法であって、
前記計測機器によって、前記計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第1の計測値を出力するステップと、
前記ノード群によって、前記計測ノードに関する前記物理量を計測した結果として得られる第2の計測値を中継すると共に、前記第2の計測値に対して少なくとも1つの演算が行われた結果として得られる最終値を出力するステップと、
前記ブロックチェーンシステムによって、前記第1の計測値、前記最終値、及び前記ノード群における演算に関する関数の情報をブロックチェーン上に記録し、前記第1の計測値、前記最終値及び前記関数の情報を用いて、前記ノード群における改ざん有無を判定するステップと、を備える、
品質保証方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、品質保証システム及び品質保証方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
計測値等の記録について、信頼性を向上させる技術が知られている。特許文献1には、ブロックチェーンのプラットフォームを利用して、炭素の排出等に関するデータを記録する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-510223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
計測値等のデータは、複数の機器等であるノードを経由して活用され得る。各ノードを経由する値は、改ざんされる可能性がある。従来、最終的な値の品質(又は信頼性)を保証するためには、例えば各ノードから出力される値のエビデンスを取得していた。各ノードでエビデンスを取得することは、コスト及び時間を要する。
【0005】
本開示は、値の品質保証が可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る品質保証システムは、計測対象となる計測ノードと、計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第1の計測値を出力する計測機器と、計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第2の計測値を中継すると共に、第2の計測値に対して少なくとも1つの演算が行われた結果として得られる最終値を出力するノード群と、第1の計測値、最終値、及びノード群における演算に関する関数の情報をブロックチェーン上に記録し、第1の計測値、最終値及び関数の情報を用いて、ノード群における改ざん有無を判定するブロックチェーンシステムと、を備える。
【0007】
本開示の一側面に係る品質保証方法は、計測対象となる計測ノードと、計測機器と、ノード群と、ブロックチェーンシステムとを備える品質保証システムによって実行される。品質保証方法は、計測機器によって、計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第1の計測値を出力するステップと、ノード群によって、計測ノードに関する物理量を計測した結果として得られる第2の計測値を中継すると共に、第2の計測値に対して少なくとも1つの演算が行われた結果として得られる最終値を出力するステップと、ブロックチェーンシステムによって、第1の計測値、最終値、及びノード群における演算に関する関数の情報をブロックチェーン上に記録し、第1の計測値、最終値及び関数の情報を用いて、ノード群における改ざん有無を判定するステップと、を備える。
【0008】
品質保証システム又は品質保証方法では、計測ノードの物理量について、第1の計測値及び第2の計測値が計測される。第1の計測値、最終値、及び関数の情報がブロックチェーン上に記録される。これにより、第1の計測値、最終値及び関数の情報の信頼性が確保できる。そして、第1の計測値、最終値及び関数の情報を用いて、ノード群における改ざん有無が判定される。これにより、ノード群を経由する第2の計測値について、値の品質保証が可能になる。
【0009】
関数の情報は、ノード群で用いられる複数の関数を合成した合成関数であってもよい。ブロックチェーンシステムは、第1の計測値及び合成関数を用いて、最終値の推測値を算出し、最終値と、最終値の推測値とを比較することによって、改ざん有無を判定してもよい。この場合、合成関数に第1の計測値を代入することにより、ノード群を経由した後の最終値の推測値が算出される。最終値と最終値の推測値との比較によって、ノード群における改ざん有無が判定される。これにより、値の品質保証を確保しながら、計算コストの増加を抑制できる。
【0010】
関数の情報は、ノード群で用いられる複数の関数を合成した合成関数の逆関数であってもよい。ブロックチェーンシステムは、最終値及び逆関数を用いて、第2の計測値の推測値を算出し、第1の計測値と、第2の計測値の推測値とを比較することによって、改ざん有無を判定してもよい。この場合、合成関数の逆関数に最終値を代入することにより、ノード群を経由する前の第2の計測値の推測値が算出される。第1の計測値の推測値と第2の計測値の推測値との比較によって、ノード群における改ざん有無が判定される。これにより、値の品質保証を確保しながら、計算コストの増加を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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