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公開番号
2024164923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023080650
出願日
2023-05-16
発明の名称
吸音材及びその製造方法
出願人
株式会社大貴
代理人
個人
主分類
G10K
11/165 20060101AFI20241121BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】粒状体が偏在しにくい吸音材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】吸音材は、吸音性を有する複数の粒状体10を備えている。各粒状体10は、粒状の芯部12、及び芯部12を覆う被覆部14を有している。被覆部14は、水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料を含有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸音性を有する複数の粒状体を備え、
前記各粒状体は、
粒状の芯部と、
水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料を含有し、前記芯部を覆う被覆部とを有することを特徴とする吸音材。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の吸音材において、
前記被覆部に占める前記接着性材料の重量割合は、5%以上である吸音材。
【請求項3】
請求項2に記載の吸音材において、
前記被覆部に占める前記接着性材料の重量割合は、10%以上である吸音材。
【請求項4】
請求項1に記載の吸音材において、
前記接着性材料は、吸水性ポリマーである吸音材。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の吸音材において、
前記被覆部は、前記接着性材料以外の有機材料を含有する吸音材。
【請求項6】
請求項5に記載の吸音材において、
前記被覆部は、実質的に、前記接着性材料及び前記有機材料のみからなる吸音材。
【請求項7】
請求項5に記載の吸音材において、
前記有機材料は、紙類である吸音材。
【請求項8】
請求項1乃至4の何れかに記載の吸音材において、
前記芯部は、粉体状の材料が押し固められた造粒物からなる吸音材。
【請求項9】
請求項1乃至4の何れかに記載の吸音材において、
前記各粒状体は、有機物のみからなる吸音材。
【請求項10】
吸音性を有する複数の粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、
前記粒状体形成工程は、
前記各粒状体を構成する粒状の芯部を形成する芯部形成工程と、
水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料を含有し、前記芯部を覆う被覆部を形成する被覆部形成工程とを含むことを特徴とする吸音材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の吸音材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された吸音材は、複数の粒状体からなり、吸音体を構成している。各粒状体は、無機材料からなる。吸音体は、鋼製パネル等の硬質体、又は布製袋等の軟質体に複数の粒状体が充填されてなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-121712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の吸音材は、粒状体が音のエネルギーを吸収することにより、防音に効果を発揮する。しかしながら、硬質体又は軟質体の中で複数の粒状体が偏在すると、粒状体が少ない部分において音のエネルギーが吸収されにくくなってしまう。このことは、従来の吸音材の防音効果を低下させる要因であった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、粒状体が偏在しにくい吸音材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による吸音材は、吸音性を有する複数の粒状体を備え、上記各粒状体は、粒状の芯部と、水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料を含有し、上記芯部を覆う被覆部とを有することを特徴とする。
【0007】
この吸音材においては、被覆部を有する粒状体が設けられている。被覆部には、水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料が含有されている。このため、被覆部を水で濡らすことにより、複数の粒状体を相互に接着させることができる。これにより、各粒状体が自由に移動できなくなるため、粒状体が偏在しにくいようにすることができる。
【0008】
また、本発明による吸音材の製造方法は、吸音性を有する複数の粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、上記粒状体形成工程は、上記各粒状体を構成する粒状の芯部を形成する芯部形成工程と、水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料を含有し、上記芯部を覆う被覆部を形成する被覆部形成工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
この製造方法においては、被覆部を有する粒状体が形成される。被覆部には、水分を吸収すると粘着性を発揮する接着性材料が含有されている。このため、製造後の吸音材においては、被覆部を水で濡らすことにより、複数の粒状体を相互に接着させることができる。これにより、各粒状体が自由に移動できなくなるため、粒状体が偏在しにくいようにすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、粒状体が偏在しにくい吸音材、及びその製造方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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